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異世界転生にチートは必須だよね 第8章 クリフ一家と領地改革!? 第234話&第235話

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異世界小説
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新作公開しました。
勇者に魔王を倒させろ!!
よろしくお願いします。

気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女を助けよ ~
第七章 帝国へ ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?

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第234話 異世界テンプレふしぎなダンジョン!?

「キューブ様!新しく作ったダンジョンですがどこに作ったのですか?やっぱり帝国ですか?」

「いやまだどの国に置くかは決めてないよ。」

「ん?どういう事ですか?」

「そのままの意味だよ。今はまだ試作段階だからどの場所に展開するかは決めてないんだ。これから改良を重ねて、最終的にどこに設置すれば多くの人が遊びに来るか見極めて決めるんだよ。」

(ダンジョンって場所から決めるんじゃないんだ!?初めて知った。異世界テンプレならダンジョンでダンジョンコアをゲットしてダンジョンマスターになる感じだけど、こっちってダンジョンコアがないのかな?神界から操作してる感じなのかな?)

「ダンジョンってそこにあるコアを使って色々手を加えると思ってましたがそうじゃないんですね?」

「クリフ君の言うダンジョンがほとんどだよ。ダンジョンは全部僕が作ったんだけど、さすがに全部管理できないからね。作った後はお任せモードにしてるんだ。だからダンジョンコアを見つけて管理者を登録したら、クリフ君の言うようにダンジョンを自由に作り変える事ができるよ。」

「やっぱり!!」

(きたきたダンジョンマスターテンプレ。自由に鉱石を掘れたり、食料を栽培したり、高価な素材を落とす魔物をダンジョンに配置したりするんだよな~。あ~いつかはやってみたいな。そういや~エターレイン領ってダンジョンあるんだろうか?あるなら是非ともダンジョンマスターになりたい所だな。)

「今の所、僕が直接管理してるダンジョンか、お任せモードになってるダンジョンしかないからダンジョンコアを探してみてよ。一応すぐ見つかると面白くないからどのダンジョンも見つからないように隠してるんだ。ちなみに最下層にあるとは限らないからね。」

(えっ!?最下層にないの・・・それって見つけるの超大変じゃん。ま、まあ気長にやればいいか。とりあえずはキューブ様の新しいダンジョンだ。)

「そうなんですね。結婚式が終わったらゆっくり探してみようと思います。ダンジョン運営ってちょっとあこがれてたので。」

「うんうん。クリフ君の元の世界でもダンジョンマスターって人気だもんね。」

「キューブ様は俺の世界を知ってるんですか?」

「もちろんだよ。クリフ君の世界は面白いし参考になる物が多いからね。ちなみに新しいダンジョンもクリフ君の世界のモノを参考にしてるんだよ。」

「あっ!?そう言えば新しいダンジョンについての話でしたね。そういえば俺って教会でお祈りしてここにきたんですけど時間とかって大丈夫なんですか?」

「あっ!たしかにそうだね。クリフ君って今、精神だけがこっちに来てるんだったね。まあ向こうでは時間が止まってるから問題ないけど、さすがに長時間こっちにいるのは良くないか・・・じいちゃん。クリフ君に許可証渡してもいい?」

「そうじゃな。クリフ君なら肉体事こちらにきても問題ないじゃろ。」

「許可証?」

「うん。ここにくる為に必要なカードなんだ。それがあれば肉体事ここに来れるから長期間でも大丈夫だよ。」

「ありがとうございます。では、ダンジョンに行く時はそれを使わせて頂きます。」

「今回のダンジョンは一人用にしてあるからクリフ君にとっても丁度いいと思うよ。お嫁さんにはまだ内緒にしてるんでしょ?」

「はい。ですが、長期間離れると心配するでしょうから指輪と、ドレスの件は伝えておこうと思います。」

「それがいいかもね。まあ最悪、僕の時魔法で時間の流れを変えてあげるから何日、何ヶ月、何年かかっても大丈夫だよ。」

(さすが神様、グランのようなここでの1年が向こうでは1日。みたいな事もできると。だけどさすがに1年もかからないだろうし、3ヶ月ぐらいかかるってセリーヌ達には伝えておけばいいか。何かあってもグランがいるし、この3ヶ月は単独行動をさせてもらうとするか。)

「わかりました。一応3ヶ月程期間を取ろうと思います。その間にダンジョンを攻略して指輪の素材を手に入れたいと思います。ドレスの素材も探さないといけないので。」

「そういえばドレスの素材の事も言ってたね。そっちはあてはあるの?」

「全然ですね。絹、シルクがいいと思うので、質の良いシルクがあればいいなと思っていますが・・・」

「それなら世界樹にいるプラチナスパイダーの糸はどうかしら?プラチナスパイダーの糸から作る服は神の間でも評判が高いわよ?」

(世界樹!?出た異世界定番の木だ。という事はエルフが近くにいて守ってるって感じかな??)

「世界樹あるんですか?」

「もちろんよ。今もエルフが管理してるわよ。でもまあ・・・ちょっと場所が特殊だからあまり知られてはないわね。でもそうね。指輪の素材が無事手に入ったら教えてあげるわ。」

「アイリーン様。ありがとうございます。」

「ユーナちゃんには綺麗なドレス着て欲しいもの。協力するわ。」

「クリフ君。そろそろ時間じゃぞ。ダンジョンに行く準備が出来たら又くるんじゃ。」

「わかりました。あっ、そういえばまだキューブ様にどんなダンジョンか聞いてなかったです。」

「そうだったね。じゃあわかりやすく一言で伝えるね。クリフ君ならそれだけでわかると思うから。」

「はい。」

「入る度に中身が変わる不思議なダンジョンさ。」

「えっ!?それって・・・」

「後は入ってのお楽しみだよ。じゃあ待ってるね。」

そう言って、クリフは神界から教会へと戻されたのだった。

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第235話 よし!ダンジョン攻略に出発だ。

(何はともあれ、無事に戻ってこれたな。とりあえずセリーヌ達に指輪とドレスの事伝えて、ダンジョンに行くのは明日からにするか。)

教会に戻ってきたクリフは、指輪とドレスの事を説明する為早速屋敷に戻った。

(神様達と結構話したから忘れてたけど、グランの事があってからそのまま教会にきたから、まだ女子会中かもな・・・よし。ちょっとぶらついてから戻るか。)

エターレインの町を少し歩いてから屋敷に戻ったクリフは、ダイニングで女子会をしているセリーヌ達を見つけ、声をかけた。

(まだ女子会してたよ・・・まあ全員いるから丁度いいか。)

「みんな。話があるんだけどいいかな?」

「はい。構いませんわ。」

クリフは空いている席に座って話し始めた。

「実は、結婚式の指輪とドレスの事なんだけど、俺がみんなの分を用意しようと思ってるんだ。それで3ヶ月ぐらい別行動しようと思ってるんだ。」

「「「指輪とドレス!?」」」
「「「3ヶ月別行動!?」」」

「うん。どうせなら世界に一つだけの指輪とドレスを贈りたいからね。素材とか探すのにそれぐらいは時間がかかりそうなんだ。」

「それは・・・とてもうれしいけど・・・」

「うん・・・3ヶ月会えないのは・・・」

「何言ってるのよ。クリフには転移魔法があるんだから夜は戻ってきてもらえばいいじゃない?」

「はい。それに指輪があるから念話もできますしね。」

「いや。素材を探しにダンジョンとかにも行くから3ヶ月は戻って来れないと思うし、多分念話もできないと思う。」

「「「「「そんな・・・」」」」」

「皆よ。マスターは我達の為にしてくれるんじゃから皆で楽しみにして待とうではないか。マスターは強いし何でもできる。心配いらんじゃろ。」

(たしかに連絡手段があるのに、3ヶ月音信不通じゃ心配するか。俺だってラインを3ヶ月未読スルーされたらかなり気になるもんな。だけど、神界はきっと念話も届かないし・・・)

セリーヌとグランが味方に付き、必死に話す事で他のメンバーは納得してくれた。

(毎日の連絡はダンジョンに集中できないからあれだけど、定期的に連絡できないかはアイリーン様に相談してみるか・・・)

そして夜になると・・・

クリフの部屋にグランが訪ねて来た。

「どうしたの。って!?」

グランの服装は、普段のラフな格好じゃなく、薄い赤のネグリジェを着ていた。

「その・・・な・・・セリーヌがこれを着て、今日は我の番じゃと言われたんでな・・・」

(明日からの事考えててグランの事すっかり忘れてた。そりゃそうだよな。そういやこれも3ヶ月お預けだよな・・・)

「うん。来ると思ってたよ。」

(さすがに忘れてたと言ったら殺されるもんね。明日から3ヶ月お預けだし今日はハッスルしよ。それに、丁度よくグランと二人だしセリーヌ達の事お願いしとこうかな。)

「うむ。その・・・初めてじゃから・・・よろしく頼むのじゃ。」

ベッドに入ってきたグランとおしゃべりしながらムードを作り、ハッスルタイムが始まった。



「マスターよ。明日から3ヶ月いないのはやはりさみしいのぉ。」

「まあなんとか連絡できないかは聞いて見るけどね。」

「やはり・・・マスターは今回の件、この世界の神達に相談したんじゃな?という事は向かう先は神界か?」

「うん。そうだよ。」

「そうか・・・我に相談してくれてもよかったんじゃがな・・・」

「グランには色々助けられてるし、今回もグランに相談したら解決するだろうけど、グランにも渡すんだし、聞いたら驚きが半減するでしょ。」

「それは・・・そうじゃな。」

「何もないだろうけど、俺がいない間、セリーヌ達の事よろしくね。」

「うむ。まかせるのじゃ。」

そうして、2回目のハッスルタイムが始まった。グランはハッスルタイムを経て口調もいつも通りに戻っていた。



そして翌朝、

「じゃあ行ってくるね。」

「クリフ様、気をつけて。」

「マスターよ。セリーヌ達の事は我にまかせるのじゃ。」

「うん。ありがとう。とびっきりのを用意するからみんな楽しみに待っててね。」

(さあ指輪の為にダンジョン攻略するぞ〜。あっ行く前に創造神様に伝えないと。)

『創造神様。準備できたのでそちらに行こうと思います。大人気ですか?』

『大丈夫じゃ。キューブも側で待っておるぞ。』

『わかりました』

クリフは転移魔法を使い、神の元へ移動した。

「行きましたね。」

「ええ。3ヶ月寂しくなりますね。」

「私達の為にしてくれるんだから、私達も戻って来た時の為にしっかりしなきゃね。」

「そうね。ナリアの言う通りだわ。」

「クリフ君の指輪とドレス楽しみだね。」

「マスターがいない間の移動は我に任せてくれ。」

セリーヌ、ユーナ、ナリア、ジャンヌ、ソフィア、グランがそれぞれの想いを口に出し、そして・・・

「そうだわ!クリフ様の衣装を私達が用意して逆にびっくりさせるのはどうかしら?」

「それはいいわね。指輪は同じヤツを準備するでしょうし。」

「セリーヌの提案をみんなで考えましょ。そうと決まれば早速打ち合わせよ!」

そうしてセリーヌ達はいつもの女子会を始めるのだった。

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第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
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