異世界転生にチートは必須だよね
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
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第120話 自分の修行は終わった!!次は・・・
グランの異世界空間での修行を終えてクリフは自宅に戻ってきていた。
「スイム!クイン!久しぶりだね。」
「久しぶり?マスター!!昨日もあったよ~。」
「クインも!!マスターとは毎日一緒にいるよ。」
「ちょっと別空間で1年間修業してきたんだよ。だからスイムとクインに会うのも僕からしたら一年ぶりなんだ。」
「「???」」
(まあわからないよね。僕ですらよくわかってないんだから・・・・。それにしてもあの空間はやばいな。スイムとクインの反応からすると、本当にこっちでは1日しか経ってないみたいだ。何度も使うと出られなくなるっていうのが原作の仕様だったけど・・・)
「グラン!あの空間って何度でも使えるの?」
「もちろんじゃ。我の魔力で作っておるからの。又修行したくなったらいつでも言ってくれてよいぞ。」
「いや・・・それは遠慮しておくよ。」
(あとは下界で大丈夫です・・・)
「それにしてもマスターは強くなったものじゃ。ステータスは確認したのか?」
「そういやまだ見てなかった。」
クリフは自分のステータスを確認した。
【名 前】 クリフ・ボールド
【年 齢】 14歳
【種 族】 人族ではないかもしれません(NEW!)
【身 分】 辺境伯家次男
【性 別】 男
【属 性】 全属性
【加 護】 創造神の加護・魔法神の加護・剣神の加護・武神の加護・
戦神の加護・愛情神の加護・スライム神の加護
【称 号】 (転生者)大魔導士・Sランク冒険者
大賢者の再来・Aランクダンジョン攻略者
王国の守護者・ドラゴンスレイヤー・スライム愛好家
セリーヌの婚約者・女たらし・ハーレム野郎・
真の勇者⁉・人類最強⁉・グランの弟子(NEW!)
【レベル】 300 → 800
【H P】 350,000 → 900,000
【M P】 900,000 → 2,000,000
【体 力】 99,999 → 400,000
【筋 力】 99,999 → 350,000
【敏 捷】 99,999 → 300,000
【知 力】 99,999 → 300,000
【魔 力】 299,999 → 1,000,000
【スキル】 鑑定・アイテムボックス・全魔法適正(隠蔽)全武器適正
無詠唱・身体強化・気配察知・消費MP軽減・戦闘補正S
状態異常無効・転移魔法・創造魔法・限界突破Ⅱ(NEW!)
全魔法LV10・全武器LV10・精神耐性LV10(NEW!)
「おー!!!レベルが800になってるよ。それに無事限界を突破してるよ。」
「そうじゃろ。マスターの努力の結果じゃ。」
「よかった~。ステータスも軒並み上がってるからこれで3大国交流戦も勇者との戦闘もだいじょ・・・・!!!ねえグラン!種族の所がおかしなことになってるんだけど???」
「どれどれ・・・ほぉー。マスターも人族を卒業したようじゃな。」
「卒業!?って人族じゃないかもしれません。って書かれてるんだけど・・・」
「そりゃあ、人族でそのステータスはありえんじゃろ。」
「そんな・・・」
(人じゃないって僕はなんなの?異世界テンプレなら半神とか新人類とか?でもまだ完全に人族じゃない。とは書かれてないから大丈夫なのかな・・・不安だ・・・)
「まあ安心するのじゃ。別に種族なんぞ生きていく上で重要ではないしのぉ。」
(他におかしい所はないか・・・限界突破はⅡにレベルアップしてるし、精神耐性はきっとスライムにボコボコにされたから取得したんだと思う。他にはおかしなところはないな。)
クリフは人族じゃなくなりかけている事に不安を覚えつつも、ひとまず目標を達成したので、次の行動に出る事にした。
「僕自身のレベルアップは無事できたから、後はクラスのみんなのレベルも上げようと思うんだ。グラン、スイム、クイン。力を貸してくれるかな?」
「もちろんじゃ。」
「マスターのお手伝いするー」
「クインも手伝うぞ。」
「ありがとう。」
「でマスターよ。クラスメンバーのレベルアップとは何をするのじゃ。同じように我の空間でレベルを上げるのか?」
「いやそれは遠慮しておくよ。クラスメンバーは限界突破云々じゃないからね。とりあえず20人いるから5人ずつ4パーティに分けようかと思ってるんだ。で僕、クイン、スイム、クインがそれぞれ付き添いでダンジョンを攻略しながらレベル上げしようかと思ってるよ。」
「ほ~ダンジョンか。久しぶりじゃな。」
「スイムも頑張る。」
「クインも。」
「王都周辺のAランクダンジョンとBランクダンジョンで1週間ぐらいかな。まだ先生に許可は取ってないけど、合宿みたいな感じで泊まり込みでいけたらいいなって思ってるんだ。」
「我とマスターがいるチームはAランクダンジョンでも大丈夫じゃな。スイムとクインはAランクダンジョンはちょっと危険ではないか?」
「そうだね。だからスイムとクインにはBランクダンジョンかCランクダンジョンに同行してもらおうと思ってるよ。ちょうどSクラスって『武』が得意な生徒10名と『文』が得意な生徒が10名いるからね。」
「なるほど。腕に覚えがある学生はAランクダンジョンでがっつりレベルを上げて、そうでない学生は身を守るぐらいの力を身に付ける感じじゃな。」
「その通り!!」
「よし。我はマスターに協力するぞ。おもしろくなりそうじゃな。」
クリフはSクラスでダンジョン合宿を行う為に計画を立てる事にしたのだった。
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