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異世界転生にチートは必須だよね 122話

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異世界小説
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異世界転生にチートは必須だよね

気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?

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『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

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第122話 ダンジョン攻略という名のハーレム会

 

クリフは『文』のメンバーとともに王都近くのDランクダンジョンに向かった。

参加メンバーはセリーヌ(王女)、ユウリ(伯爵令嬢)、アリス、シェリー(子爵令嬢)、ジャンヌ(公爵令嬢)、ソフィア(伯爵令嬢)、リーネ(男爵令嬢)、ポロン、ロイド、バネッサの十人だ。

ポロンとロイド以外は女性である。

見事にハーレム野郎参上!!というヤツだった。

「とりあえず2チームに分かれて探索していこうか。Dランクダンジョンは30階層のダンジョンだから一週間で攻略すると考えると1日5階層を目標に進んで行こうと思う。片方は僕が同行して、もう片方はスイムに同行してもらう。」

「はいは~い。スイムに任せてください。」

「それじゃどうやって2チームに分けようか?」

「はい!私はクリフ様と一緒が良いです。」
「あっ!!それなら私もクリフ様と一緒が良いです。」
「「「私も!!!」」」

「いやいや・・・・え~っと・・・・。そうだ!ポロン!チーム分けはどうしようか?」

「僕!?そうだね。セリーヌさんやジャンヌさん、ソフィアさんはクリフ君と一緒でいいと思うよ。ていうかあまりレベルも変わらないしどの組合わせでもあまり変わらないと思うよ。」

(そうなんだよな~。貴族令嬢達はみごとにレベル10だし・・・多分レベル10まで上げる事が暗黙の了解で決まってるんだろうな・・・)

「そうだね。じゃあポロンとロイドとバネッサとアリスとシェリーでチームを組もうか。」

「アリス!そっちのチームのリーダーをまかせていい?」
「オッケー。平民と貴族を分ける感じだね。まあその方がわかりやすいかもね。シェリーは私と仲が良いからこっちのチームに入ったのかな??」

「まあそんな所だね。アリスの方にはスイムを同行させるから。スイム!頼んだよ。」
「はいは~い。」

「じゃあこっちはセリーヌ、ユウリ、ジャンヌ、ソフィア、リーネでチームを組もうか。僕が同行するから僕がリーダーでいいよね。」
「「「「「はい。」」」」」

チーム分けが決まったのでDランクダンジョンに入る事にした。

「スイム!何かあったら念話で知らせてね。一応僕の気配察知でどこにいるかはわかるから。とりあえず今日は5階層を目指そう。合流できそうだったら晩は合流して一緒に休もうか。」

「は~い。」

クリフチームとスイムチームはDランクダンジョンの攻略を開始した。

(セリーヌ達には無理はさせられない。とりあえずMPポーションは大量に持ってきてるから順番に魔法を使って魔物を倒して行くのが簡単かな。僕が前で索敵して見つけたらヘイト管理する感じだな。多分グランやスイム、クインも同じ方法で行くと思うし。)

「クリフ君。隊列はどうするの?」
「そうだね。とりあえずみんなは戦闘にまだ慣れてないだろうから僕が前衛で魔物を見つけるよ。見つけたら順番に魔法を使って魔物を倒してくれるかな?」

「そんなんでいいの?」
「無理はさせられないからね。MPポーションはいっぱい持ってきてるからひたすら魔物を倒してレベルを上げていこう。セリーヌとユウリは対抗戦で戦う可能性もあるから慣れてきたら接近戦も練習してみようか?」

「そうですね。クリフ様がいてくれるなら安心なのでやれそうです。」
「セリーヌ様に危ない事は・・・でも練習しておかないと交流戦で恥をかく可能性も・・・」

「クリフ様。私達は魔法で魔物を倒すだけでいいのかしら?」
「そうだね。ジャンヌとソフィアとリーネは今回は後ろから魔法で魔物を倒すだけで大丈夫だよ。まあこれだと、ジャンヌ達が護衛とか騎士と一緒にレベル上げしてたのと変わらないかもしれないけど。」

「そんな事ありませんわ。クリフ様と一緒にダンジョンに行けるのですもの。それに夜も一緒ですし・・・」
「えっ!?」
「なんでもありませんわ。」

「ソフィア!これはチャンスですわよ。今日から7日間はクリフ様とずっと一緒ですわ。ここで既成事実を作ればいいんですわ。」
「なるほど。ジャンヌ。わかったわ。一緒にがんばりましょう。」

(いやいや、聞こえてるんですけど・・・。これってダンジョン攻略っていうよりハーレム合宿なんじゃ・・・。うれしいようななんというか・・・。まあなるようになるか。)

そんな事を気にしながら、魔物を見つけて1階層を進んでいった。

◆◆◆◆◆

一方その頃『武』の生徒達は、

「グランさん。2チームに分けるんですよね。チーム分けはどうするんですか?」
「ん?そうじゃな。あまりレベルも変わらんみたいだし好きに分けて良いぞ。」

「了解です。じゃあ俺のチームと、そうだなルイン!もう片方のチームのリーダーをしてくれるか?」
「俺か?構わないぞ。」

「OK。じゃあバランスを考えて振り分けて行こうか。」

マッシュとルインはCランクダンジョンを攻略するメンバーを振り分けていった。

マッシュチームはマッシュ、ソロン、マロン、ドランの4人でグランが同行に
ルインチームは、ルイン、フレイ、マーク、フィル、タフマンの5人でクインが同行する事になった。

「Cランクダンジョンは40階層らしいから一日7階層程進んでいけばこの合宿中に攻略できるな。」
「マッシュの言う通りじゃ。じゃが攻略できるかはわからんぞ。マスターから無理はするなと言われておるからな。とりあえず魔物と戦って見て判断する。我とクインがいればCランクダンジョンぐらいは危険もないだろうから安心してよいぞ。」

「よし!行こうぜ。」

マッシュとルインは『武』のメンバーを引き連れてCランクダンジョンの攻略を開始したのだった。

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