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気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女を助けよ ~
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第156話 高等学校生活の終わりと3人の婚約者!!
3大国交流戦が終わり、4年生での学校生活も終わりを迎えた。
今日は高等学校の卒業式だった。
高等学校に入学してから4年間様々な事があった。
Sクラスに入学してから一度も首席から落ちる事なく継続してSクラスの首席であり続けた人は今までにはいなかったらしい。
セリーヌとイチャイチャしたり、魔族が襲ってきたり、セリーヌとイチャイチャしたり、グランと訓練したり、セリーヌとイチャイチャしたり、3大国交流戦で優勝したり、セリーヌとイチャイチャしたりと本当に4年間は色々あった。
もちろんセリーヌ以外の女性とも多少はイチャイチャした。
クリフのハーレム計画も順調だった。
セリーヌを筆頭にジャンヌとソフィアとも婚約した。
クリフが勇者の称号を得てからの公爵家と侯爵家の動きは早かった。早々にクリフを取り組もうとジャンヌとソフィアの積極性が3倍ぐらいになったのだ。どちらも綺麗な女性でクリフにとって断る理由がなかったので、婚約話はスムーズに進んだ。
ジャンヌとソフィアのセリーヌへの根回しもよかったのだろう。セリーヌも賛成に回ったので、クリフの婚約者は3人となっていた。
Sクラスのメンバーとは良い雰囲気になった女性も何名かいたが、セリーヌ&ジャンヌ&ソフィアという王族と上位貴族の令嬢というトリオがいればなかなか近づきづらかったのだろう。ハーレムに加わるほどにはならなかった。
Sクラスメンバー以外なら、宿屋で出会ったケモ耳のミーケ、ロリのミスティ学園長などもテンプレならハーレム入りする所ではあるが、クリフが積極的に動かなかったので、そこまで仲は深まらなかった。
スライムトリオも同様だ。グラン、スイム、クインと性別は女性で一緒に住んではいるが、ハーレム枠というよりは従魔&仲間といった感じだった。
「長かったけど学園生活ももう終わりかー。楽しかったけどこればっかりはしょうがないよな~。」
クリフは屋上で一人、今までの事を振り返っていた。
「まあ学校が終わっても、まだまだこれからだよな~。なんと言ってもまだ15歳だもんな。これからもっともっとがんばらないとな。」
「クリフ様~!!」
そう言って近づいてきたのは、セリーヌだ。
「セリーヌ!どうしたの?」
「卒業式がもうすぐ始まりますよ。何してるんですか?」
「いや~。学校も今日で終わりなんだなって思って・・・今までの事を色々考えてたんだ。」
「・・・たしかにそうですね。私の場合はクリフ様と婚約できたのが一番の思い出ですね!!」
「セリーヌ・・・」
屋上にいるのはクリフとセリーヌの2人だけ。雰囲気も良く両者はお互い徐々に近づく・・・
しかし・・・
「いたいた!!クリフーーー!!」
クリフとセリーヌはお互い苦笑いをし、声の方へ振り向く。
「ジャンヌ!!」
「こんな所で2人でこそこそ何やってるのよ!!ジャンヌもよ。ぬけがけはダメだからね。」
「わかってますよ。」
声の主は公爵家令嬢のジャンヌだった。勇者になってからグイグイとアタックを続け、今ではクリフの婚約者の一人となっていた。元々の性格なのかクリフの事もクリフと呼びつける強気な性格だ。
「ジャンヌ~。待ってよ・・・」
ジャンヌの後ろからもう一人女性が現れた。そう、クリフのもう一人の婚約者、侯爵家令嬢のソフィアだ。
「あっ!!クリフ君いた~。もう!探したんだよ。」
「ごめんごめん。ちょっとここで今までの学校生活を思い出してたんだ。」
「そうね。私はあっという間だったわ。始めは不安もたくさんあったけどクラスのみんなは仲良くしてくれたし、それに・・・」
「それに??」
「クリフと婚約できたのは・・・その・・・うれしかったわ。」
「ジャンヌ!」
ジャンヌが恥ずかしそうに婚約の件を話すと顔を赤くしてそっぽを向いてしまった。
(ジャンヌは強気な性格だけどツンデレな所があるんだよな~。まだあまりジャンヌと二人きりって機会はないんだよな~。これからジャンヌともソフィアともそういった機会はけっこう来ると思うから、もっと僕ががんばらないと・・・)
「私もクリフ君と出会えたのが一番の思い出かな。友達もたくさんできたし、ここにきてよかったよ。」
「そうだね。僕もここに来なかったらセリーヌともジャンヌともソフィアとも婚約できてなかったと思う。」
(ソフィアはけっこう友達感覚で話しかけてくるから話やすいんだよな~。まさかあのソフィアがグイグイ来るなんてあの時は驚いたよな~。)
ソフィアも3大国交流戦までは婚約者候補のままだった。一気に婚約者になったのは3大国交流戦が終わり、勇者になってからだった。
(勇者の称号を得てからちょっとだけどハーレムが加速したな。それを考えると勇者になったのは今の所、悪い点はないな・・・。まあ今後帝国とか聖国に行ったりしたときにどうなるかはわからないけど・・・)
クリフ、セリーヌ、ジャンヌ、ソフィアは屋上で学校生活を思い出していた。
「クリフ様!!早く行かないと卒業式に遅れてしまいますわ。」
「おっ!!そうだったね。よしじゃあ急いで行こうか。」
クリフ達は仲良く、卒業式の会場に向かうのだった。
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第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女を助けよ ~
よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかったを読む
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