小説家になろう様、カクヨム様、アルファポリス様、ノベルアップ+様にて投稿中★
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女を助けよ ~
第七章 帝国へ ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
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第248話 クリフと嫁達のラブラブウィーク
「それでクリフ。その指輪は何個作ったの?」
「えっ!?」
「クリフの事だから余分にも作ってるんでしょ。今後私達みたいな人が増えるかもしれないもの。クリフが何人考えてるのか知っておきたいわ。」
「エット、ナナコシカツクッテナイヨ。」
「クリフ様。嘘はだめですよ。ナリアの言うように私もそれは気になりますわ。」
「・・・10個・・・」
「「「「「「えっ?」」」」」」
「素材があるだけ作ったので全部で10個作りました。」
「なるほど。じゃあクリフさんは後3人はお嫁さんが増えるかもって思ってるって事ですね。」
「それは・・・」
(あ~ミスったな。素材で残しておけばよかった。こんな時、嘘ついてもすぐばれるのはお約束だもんな。正直に謝るのが得策か。)
「ごめんなさい。」
クリフはその場で土下座してセリーヌ達に謝った。
「クリフ様。私達は別に怒ってるわけじゃないんですよ。クリフ様の事ですから今後も増えると思ってますし。ただ、私達も仲良くできる人じゃないとうまくやっていけないと思って先に聞いたんです。それに・・・それにクリフ様は増えたとしてもちゃんと私達を愛してくれると信じてますから。」
「セリーヌ。」
「英雄、色を好むって言いますし、クリフさんをまわりが放っておかないのもわかってるんですよ。」
「でもクリフ。しょうもない女に捕まるのはダメよ。私達も受け入れられる子じゃないと。」
「はい!!!増えそうな時は必ず先にみんなに言います。」
「「「「「「よろしい!」」」」」」
(は~。疲れた。ハーレムの公認は得たけど、ラノベの主人公は奧さんの尻にしかれるのがテンプレだし、セリーヌ達には逆らわない様にしないと。)
その後もクリフは散々、セリーヌ達にいじられたのだった。セリーヌ達は3カ月間、一切連絡をしてこなかったクリフに対し、御仕置の意味を込めてクリフをいじっていた。が、はたからみればただただイチャイチャしているようにしか見えなかった。
「それでクリフ様。ドレスの方がどうなったんですか?」
「あ、うん。それも一応目星はついてるんだ。俺の場合、素材があれば魔法で作れるから後は素材を取りに行くだけなんだけど、1週間後に素材を取りに出かけようと思ってるよ。」
「じゃあ1週間はゆっくりできるんですね。」
「うん。3カ月ずっと会えなかったからな。セリーヌ達とゆっくり過ごせたらと思ってるよ。そういえばセリーヌ達の方はどうなの?領の事をまかせっきりだけど。」
「心配無用です。皆それぞれしっかりやってくれてますよ。」
「そうなんだ。ありがとう。あっ!?そう言えば伝えるの忘れてたんだけど領地にダンジョンが設置されるようになったんだ。」
「ダンジョン・・・ですか?」
「うん。遊戯神キューブ様が結婚祝いで俺の領地にダンジョンを設置してくれるみたいなんだ。俺も挑戦してみたけどきっと目玉になると思うよ。」
「それはすごく気になるわね。わかったわ。私の方で設置する場所は考えておくわ。領地の中のどこに設置するかは決まってないんでしょ?」
「うん。そのあたりは全くだね。」
(そういえば設置してくれるとは言ってたけど、どれぐらいの広さがいるのかとか何も聞いてなかったな。あ~。俺ってやっぱり領地経営全く向かないな。本当セリーヌ達がいてくれてよかった。)
「じゃあ設置場所の候補が決まったら伝えるわね。」
「うん。ナリアにまかせるよ。よろしくね。」
「クリフ君と一週間一緒に入れるなら順番を考えないといけないね。」
「順番?」
「もちろん夜の順番だよ。私達は全員で6人いるんだよ。クリフ君と一緒に過ごしたいじゃん。」
「たしかにソフィアの言う通りね。最後の一日は全員で過ごしたら不公平がないんじゃないかしら?」
「ジャンヌのその案、採用します。それじゃ順番を決めましょうか。」
(なるほど、夜はそれぞれと一緒に過ごすんだな。そして最後は6人全員と・・・。そうか・・・そうか・・・。体力増強のアイテムかなんか神様からもらっておけばよかったな。まあ3カ月ずっと我慢してたんだから俺だってそういう事したいけど・・・。)
そうして、セリーヌ達はクリフと一緒に過ごす順番を決めたのだった。結果、順番は、ユーナ、ナリア、ソフィア、セリーヌ、ジャンヌ、グラン、となった。
そこからはもちろん言うまでもないだろう。
朝起きて、クリフは今日の順番の嫁と一緒に移動し、仕事の手伝いをする。手伝いと言っても思った事を伝えるぐらいだ。一緒にご飯を食べて仕事が終われば領地をデートする。晩御飯は全員で一緒に取り、その後はお風呂とベットまで二人っきりだ。
クリフはそれを6人全員と行った。
(6人いるとやっぱり大変だな。まあ嫌じゃないしむしろうれしんだけど、これって久々に二人っきりで過ごしてるからだよな。これが毎日毎日続いたら嫌になってくるんだろうか?たしかにみんなべったりと引っ付いてくるけど、話すだけでも可愛いいんだよな。夜は夜でハッスルできるし、あ~。今の生活最高だな。)
もちろん最後の一日はクリフの体力がなくなるまで、全員で愛し合った。セリーヌ達の体力は底なしなのかと思うほどで、夜の戦いはクリフの全敗だった。
そんなラブラブウィークも終わりを迎え、クリフはセリーヌ達の為のドレスを準備する為、再び旅立つのだった。
第249話 ドレスの素材を求めて世界樹へ
1週間の休暇も一瞬で終わった。クリフはまだ、結婚式でセリーヌ達が着るドレスを準備していなかったので、世界樹にいるプラチナスパイダーを求めて神界に向かおうとしていた。
「結婚式までにはちゃんと戻ってくるのよ?」
「もちろんだよ。3カ月は長いから1カ月ぐらいで戻ってくる予定だよ。それに今回は念話も通じるだろうから連絡を入れるようにするよ。」
「クリフさん。毎日連絡してくださいね。」
「えっ?」
「何を驚いてるの?当然でしょ。もしかして、嫌なの?」
「いえ・・・ちゃんと毎日連絡させて頂きます。」
「よろしい。」
(まあ連絡するぐらいならかまわないか。逆らうと怖いしな。)
クリフはセリーヌ達の見送る中、神界へと転移した。
「おまたせしましたアイリーン様。」
「見てたわよ。だいぶ尻に敷かれてるみたいね。」
「・・・見てたんですか・・・」
「もちろんよ。ユーナちゃんだけじゃなくて皆気になるもの。でもいい事だわ。嫁が強いと夫婦はうまくいくのよ。これは異世界の定番ね。」
(異世界の定番なんだ・・・)
「ははは。そうですね。セリーヌ達には逆らえませんね。まあ逆らうつもりはないし、普段は可愛いんでうまくやってますよ。」
「そうね。見てたらわかるわ。子供ができるのも時間の問題ね。」
「そうですね。結婚式が終わればその辺も考えて行くつもりです。」
「たしかにクリフ君の場合、子供を作るだけでも周りに色々気を使わないといけないものね。それもクリフ君の運命だから、まあがんばって。」
「はい。元からわかってた事ですから。」
「楽しみにしてるわね。それで・・・世界樹に行く準備はいい?」
「え~っとアイリーン様が送ってくれるんですか?」
「そうね。その辺の説明を先にしておくわね。クリフ君が今いる大陸とは別にこの世界にはもう一つ大陸があるの。それは知ってる?」
「いえ、初めて聞きました。」
「そうでしょうね。この事を知ってる人は本当に少ないの。まあクリフ君のいる大陸が一番大きいのは事実だしね。」
(たしかに大陸が一つしかないっておかしいよな。王国に帝国に聖国、それに魔国が同じ大陸にあるからそこまで気にしてなかったけど、海があるんだから、他の大陸もあってしかりだよな~。)
「大陸の北にある聖国、大陸の中央にある王国、大陸の南にある帝国。大陸の西にある魔国、4つの国があるのが、クリフ君のいる大陸ね。それとは別に、王国からず~っと東に行くと、もう一つ大陸があるの。小さな大陸だけどね。普段は見つからないようにしてるからその存在を知ってる人はほとんどいないわ。そしてそこから更に東に行けばもう一つの大陸がある。そこはクリフ君のいる大陸程じゃないけどまあまあ大きいわね。」
(3つも大陸があるんだ。機会があれば行ってみたいな。それにこの話をするって事は世界樹は別の大陸にあるんだろうな。)
「あまり知られてないんですね。学校とかでも他の大陸の話って全くでなかったですよ。」
「それはそうよ。そういう風に管理してるからね。もっと言えば、信仰してる神が違うのよ。元々、別の大陸ができたのは創造神様に対立した事によるものだしね。」
「創造神様と対立?」
「まあその話は今度にでも話すわ。それよりも世界樹ね。世界樹はさっき言った王国の東にある小さな大陸にあるの。その大陸は大きな森に覆われてるの。まあ島と言ってもいいかもしれないわね。そこに世界樹があるの。そこにはエルフが生活してるわ。この大陸にもエルフがいるけど、エルフは元々世界樹のある島で生まれたから何かしらの方法で移動してきたのでしょうね。そこから世界樹の事は伝わってるかもしれないわね。まあ伝わっても一度あの島を出た物は島を認識できなくなるから戻る事はできないでしょうけど。」
(島を認識できない?世界樹ってかなり重要なモノなんだろうか?そんな所に送ってくれるってさすが豊穣神様だな。いや・・・もしかして世界樹で何か問題が起きてるのか・・・それを解決してほしくて俺を誘導した?それは考えすぎか。)
「わかりました。ではアイリーン様が俺をその大陸に送ってくれるんですね。」
「ええ。私はいけないからクリフ君だけを大陸に送るわね。きっとクリフ君ならプラチナスパイダーを見つける事も、プラチナスパイダーの糸を手に入れる事もきっとできるわ。」
(ん?なんかアイリーン様の言い方が妙に気になるんだけど・・・。やっぱり何かあるのか?)
「え~っとアイリーン様・・・俺ってその大陸に行ったらとりあえず世界樹を目指せばいいんですか?」
「ええ。世界樹はすぐにわかると思うわ。後はそうね・・・住んでいるエルフに聞いてみたらいいわ。」
(エルフか~。エルフと言えばフィルだよな〜。フィルは世界樹の事知ってるのかな?結婚式には来るからその時にちょっと聞いてみるか。)
「わかりました。ドレス6人分なんで、それなりに素材がいると思うので頑張ってきます。」
アイリーンはクリフを世界樹のある大陸に送った。そして・・・
「クリフ君・・・あの子達を、世界樹を守ってね。」
いなくなったクリフを思い、つぶやくのだった。
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