小説家になろう様、カクヨム様、アルファポリス様、ノベルアップ+様にて投稿中★
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女を助けよ ~
第七章 帝国へ ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ ~
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第198話 セリーヌと・・・
奈落の底ダンジョン21階層に進んだクリフ達は環境と魔物に苦戦し、思うように進む事が出来なかった。
だが、経験を重ねる事で魔物に慣れていき、暗くなる前に22階層に降りる階段を見つける事ができた。
クリフはコテージを出して晩御飯の準備をする。ちなみに朝ご飯と昼ご飯はセリーヌ、ユーナ、ナリアが担当し、晩御飯はクリフの担当になっていた。
出来上がった晩御飯を食べながら明日の事を話していく。
「今日は全然先に進めなかったね。」
「そうね。魔物に苦戦したし、フィールドが広すぎるのも問題ね。」
「そうですね。でも最後の方はだいぶ慣れましたわ。」
「はい。最後はホワイトモンキーも倒せましたしうまくいったと思います。」
ナリア、セリーヌ、ユーナの順に今日のダンジョンについての感想を言い合った。
「そうだね。色々問題はあったけど、ちゃんと修正して、改善できてたから、みんなかなり成長してると思うよ。」
クリフはセリーヌ達を鑑定して、現在のレベルを調べてみた。
セリーヌ・・・レベル46 → レベル48
ユーナ・・・レベル42 → レベル45
ナリア・・・レベル44 → レベル47
(レベルも順調に上がってるみたいだね。下に進めなくても魔物は倒してる訳だからそれもそうか。無理にレベリングしなくてもこのままなら30階層につく頃には確実にレベル50は超えてるし、うまくいけば60ぐらいまで上げれるかもしれないな。)
「そうね。私もかなり強くなった気がするわ。今日は良い感じに連携できてたし明日からもドンドン攻略を進めましょ。」
明日からもドンドン攻略する事を話しあって、食事の時間は終了した。いつもならセリーヌ達、女性陣が先にお風呂に入るのだが、この日は女性陣がダイニングから動かなかった。
「あれ?いつもなら攻略で汗かいてるからってすぐにお風呂に入るのにどうしたの?」
「え~っとクリフ様?今日はちょっとナリアとユーナとまだ話があるので、先にお風呂に入ってきてください。」
「そうなの?じゃあお言葉に甘えようかな・・・。」
女性陣から先にお風呂に入るよように言われたクリフは、先にお風呂に入る為ダイニングを出て行った。
クリフが出て行ったダイニングでは、セリーヌ、ユーナ、ナリアの3人が今日の作戦を話合っていた。
「セリーヌ。うまくいったわね。」
「はい。でもよかったのでしょうか?みんなでこのダンジョンを攻略しないといけないという時に?」
「もちろんよ。別に変なことしようって訳じゃないのよ。クリフと一緒に寝るだけよ。まあキスぐらいならするかもしれないけど、それだけよ。それぐらいのご褒美がないともたないわ。過酷なダンジョンで何日も過ごすのよ。」
「それはそうですけど・・・。」
「セリーヌは深く考えすぎなのよ。婚約者なのよ。一緒に寝るぐらい大丈夫よ。さすがにそれ以上の事はまだ早いと思うからね。ユーナもそう思うわよね。」
「はい。私もクリフ様と一緒に寝てみたいです。」
「無理なら今日はセリーヌの代わりに私が行ってもいいわよ?」
「それはダメです!。あっ・・・いえ・・・クリフ様と一緒に寝るのは私が一番最初です。」
「でしょ?ならセリーヌががんばってくれないといつまで経ってもクリフとの関係が進展していかないもの。大丈夫よ。セリーヌが一緒に寝たいって言えばクリフだって断る事はしないわ。」
「わかったわ。クリフ様の部屋に突撃して、今日は一緒に・・・寝るわ!」
長々とおしゃべりしていると、クリフがお風呂から出てきた。
「やっぱりお風呂は気持ちいいね。疲れが吹っ飛ぶよ。お風呂空いたからセリーヌ達も入ったら?」
「はい。私たちも話が終わったからお風呂に入って休む事にします。」
「うん。又明日ね。」
クリフはダイニングでセリーヌ達と別れて、部屋に向かった。
「さっきのセリーヌ達なんか変だったな・・・。どうしたんだろ?今日思うように攻略が進まなかったのをやっぱり気にしてるのかな??」
クリフは先ほどのセリーヌ達の様子がいつもと違う事を少し気にしていた。
「セリーヌ達をすぐに援護できる位置で僕は別行動して下に降りる階段を探してもいいかもな。それができればセリーヌ達のレベル上げとダンジョンの攻略が一緒にできるから攻略も早く進むし・・・。」
明日からどうすればもっとうまく行くか一人で考えていると・・・
「クリフ様?今いいですか?」
セリーヌがクリフの部屋を訪ねてきた。
「セリーヌ?うん大丈夫だよ。」
クリフは部屋のドアを開けて、セリーヌを部屋の中に入れる。
「どうしたの?」
「え~っと・・・。実は・・・。」
「ん?」
セリーヌは顔を赤くしながらも決意を固めて言葉を話した。
「実は・・・今日はクリフ様と一緒に寝ようと思って・・・」
「えっ!?」
クリフはセリーヌの言葉に固まってしまった。
(えっ!?一緒に寝る・・・それって・・・もしかしてそういう事?えっ?ならもしかしてさっき3人で話してたのってこの事・・・。いやいや僕って鈍感系の主人公だったっけ?いやいやそんな事ないだろ。でも婚約者になってから関係は進んでないし。いやいやこの世界は結婚するまで、一線はこえたらダメだったはず・・・)
「え~っと・・・。どうして急に?何かあったの?」
(いやいや違うだろクリフ。ここは男として迎え入れるのがハーレムを目指す主人公だろ。)
「あー。そうだね。僕達って婚約者だから一緒に寝るのも大丈夫なんだよね?」
「はい・・・。クリフ様と一緒に寝れたら明日からもダンジョン攻略をもっと頑張れるかなっと思って・・・。」
「うん。もちろん僕は大歓迎だよ。僕だって男だしね。」
そういって、クリフとセリーヌは二人で夜遅くまでおしゃべりし、一緒に眠りにつくのだった。
だが・・・
一緒に寝るだけで手を出せないことに、クリフはいつも以上にムラムラしてしまったのだった・・・
第199話 先を目指して攻略を進めよう!
クリフが目を覚ますと・・・
左側にセリーヌの暖かな、それでいて柔らかい感触が伝わってきた。
(ドキドキしてあまり寝られなかったな。セリーヌってめっちゃいい匂いするし、胸も大きいから抱きつかれて胸の感触がずっとあったし。まあこの世界に来た時からハーレムを目指してたんだし、ようやくかって感じなのかもしれないけど。)
セリーヌがまだ寝ていたので、寝顔を見ながらあれこれ考えていると・・・
「う~ん。」
セリーヌが目を覚ました。
「おはようセリーヌ。」
「あっ!!おっおはようございます。クリフ様。」
セリーヌの寝起き姿がかわいくて我慢できなくなったクリフはセリーヌにキスをした。
「これぐらいはいいよね。」
「!?はい!」
(僕はヘタレじゃないし、このぐらいは僕から積極的にやっていかないとね。)
「よく眠れた?」
「クリフ様の傍はとても落ち着きますのでよく眠れました。」
「よかった。いつでも言ってよね。」
「はい。でも・・・え~っと・・・。」
「ん?」
「今日はユーナと寝てあげてください。ユーナとナリアもクリフ様一緒に寝たがってましたので。」
「あっそういう事ね。じゃあ昨日は3人で作戦会議してたんだね。」
「はい・・・。ダンジョン攻略は過酷なので、こういったご褒美があるともっと頑張れるね。って感じで・・・。」
「なるほどね。まあ僕にとってもご褒美だから全然かまわないよ。」
クリフとセリーヌの二人は布団の上で少しイチャイチャして朝ごはんの為にダイニングに向かった。ダイニングではユーナとナリアが朝ごはんの準備をしていた。
「おはようございます。クリフ様。セリーヌ。」
「おはようクリフ。セリーヌ。朝ごはんの準備できてるわよ。」
「おはようユーナ。ナリア。準備ありがとう。」
「おはようございます。ユーナ。ナリア。すいません。朝ごはんの準備手伝えなくて。」
「かまわないわ。後で昨日の夜はどんな感じだったか教えてよね。」
「あっそうですね。私にも教えてください。」
「ははは。まあそれはセリーヌから聞いてよね。あっ。後セリーヌから聞いたけど今日はユーナが一緒に寝るんだよね?」
「セリーヌが話したのね。そうよ。ちなみに明日が私よ。楽しみにしてるんだからね。」
そういいながらナリアは顔を赤くした。話題に上がったユーナも顔を赤くし沈黙が流れたので、クリフが話を変えた。
「まあそれは夜のお楽しみって事で。それまではがんばってダンジョンを攻略しようか。それと冷めちゃうから朝ごはん食べようか。」
「そうね。」
クリフ達は朝ごはんを食べて準備を終えると、コテージを片付けて、22階層へと進んだ。
「21階層と全くかわないですね。」
ユーナが言ったように、22階層は21階層と全く同じだった。階段を下りた先も荒地で同じ方向に森があった。
「そうだね。僕にも全く同じに見えるよ。」
「クリフ様?それなら下への階段も同じ場所にあるんじゃないですか?」
「どうだろ?史上最恐のダンジョンって言われてるし階段の場所は違う気がするな。」
「そうね。私も階段の場所は別の場所だと思うわ。でも一応同じ場所を調べてもいいと思うわ。どっちみちどこにあるかわからないんだし。」
「そうだね。魔物の強さも変わらないだろうし昨日と同じように3人で連携して魔物を倒しながら進もうか。魔物がいる場所は僕がわかるから今日もどんどん倒していこう。」
クリフ達は昨日と同じように、クリフが魔物を見つけて、セリーヌが指示を出す。隊形は前衛にナリア、後衛にセリーヌとユーナだ。
セリーヌの指示が的確で、今日はホワイトモンキーが出ても全く問題なかった。ホワイトモンキーの他には、森には熊の魔物のベアラッシュや木の魔物のトレントが、草原には牛の魔物のグレートカウの集団や羊の魔物のモコシープの集団を倒していった。
初めて見る魔物もクリフが鑑定し、それを元にすぐにセリーヌが作戦を考えて、指示を出す。ナリアとユーナはセリーヌの指示に従って行動していく。
感覚共有の魔法の効果もあるだろう、昨日と今日でレベルもそうだが、戦闘能力自体も大きくレベルを上げていた。
ジャングル地帯の攻略に問題がないと判断したクリフは、セリーヌ達をすぐに助ける事ができるように意識を向けて、一人で階段を探す事にした。
クリフと別行動をしていてもセリーヌ達は安定して魔物を狩ることができた。クリフも下へ降りる階段を集中して探す事ができたので、22階層、23階層、24階層、25階層と昨日は全く進めなかったジャングルエリアのダンジョンを25階層まで進める事が出来た。
日が暮れてきたので、25階層でコテージを出し、今日の攻略を終えた。
クリフは恒例のレベルチェックを行う。
セリーヌ・・・レベル48 → レベル52
ユーナ・・・レベル45 → レベル50
ナリア・・・レベル47 → レベル51
なんと全員のレベルが早くも50を超えた。
攻略が順調に進んだので、晩御飯の時もみんなの表情は明るかった。
そして・・・昨日からの恒例のイベントの為クリフは先にお風呂に入り、部屋でユーナが来るのを待つのだった。
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第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
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第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
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