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異世界転生にチートは必須だよね 154話

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異世界小説
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気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?

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『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

漫画で楽しむ異世界ファンタジー【2022年版】★★★新作★★★

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第154話 クリフ勇者になる!?

「クリフ君。パイン君の後を継いで勇者にならんか?」

3大国交流戦を終えて、王国に帰ってきたクリフが家で眠ると、神達のいる空間に呼ばれていた。そこで勇者の事を話していると創造神はクリフに勇者にならないか?と提案してきた。

「え~っと・・・先ほどの話なら、貴族は勇者になれなくて、それで鑑定の儀で勇者の称号を与える。という事でしたが・・・」

「うむ。実際はそうなのじゃが、一度勇者が殺されてしまうと、すぐに鑑定の儀で次の勇者を。という訳にはいかないのじゃ。10年は間を開けないと鑑定の儀で勇者の称号を与える事はできぬ。」

「なら、なぜ僕が勇者に?」
「それはじゃな。クリフ君が持っている聖剣じゃ。」

「聖剣・・・」
「そうじゃ。勇者の称号と聖剣はセットなのじゃ。本来は勇者が死ぬと聖剣も一緒に消滅するのじゃが、今回なぜか聖剣は消滅せずにクリフ君の元にあるじゃろ?」

「はい。聖剣が語りかけてきてくれて・・・そのおかげでパインを倒す事ができたのですが?」
「正直な所、勇者がいなくても聖剣があれば魔王を倒す事はできる!!」

「!?本当ですか?」
「うむ。じゃが勇者でなければ聖剣を扱う事はできない・・・・はずなのじゃが・・・クリフ君は聖剣を扱う事ができるようじゃ。まあ性能を全て引き出せてるわけでないがのぉ。」

(たしかにパインは聖剣を装備したら能力が3倍になっていたけど、僕は2倍ぐらいにしかならなかった。それは勇者の称号を持っていなかったからか。)

「なるほど、創造神様の話はなんとなくわかりました。でもそれって人族の僕へのかなりの贔屓になるんじゃないんですか?」
「そうじゃのぉ。本来なら絶対にできない事じゃ。いくら儂が創造神と言っても儂よりも上位の神や同じ位の神達から避難される事まちがいないじゃろ。」

「なら!?」
「いや今回の件は上の神様にも報告は入れておってのぉ。許可は出ているのじゃ。」

「本当ですか!?というか創造神様より上位の神様っているんですね。」
「うむ。儂はこの世界の創造神じゃからな。この世界では偉いのじゃが、この世界以外にも似たような世界は多数ある。クリフ君の地球もその一つじゃ。何個もの世界をまとめておるの儂の上司になる訳じゃ。」

(なるほど。確かに言われてみれば、この世界以外にも色んな世界があっても不思議じゃないか。でもよく許可が下りたな・・・)

「うむ。許可が下りたのは、邪神がルールを無視して下界にかなり干渉しておるからじゃ。」
「邪神!?」

「そうじゃ。クリフ君もパインの変貌を見たじゃろ?あれは邪神の力によるものじゃ。本来神というのはあまり下界に干渉してはならないのじゃが、アヤツは眷属を使ってこの世界にかなり干渉しておる。神が干渉するとすぐにバランスが崩れてしまうからのぉ。」
「邪神の加護がついた首飾りもありましたし・・・。」

「そうじゃな。本来邪神が関わらず勇者が死んだのなら、クリフ君に勇者をせぬかとは言わんのじゃが、今回は特別じゃ。どうじゃ勇者をやってみんか?」

(どうする?勇者になれば魔王を倒さなければいけない。でも今更な感じもする。王国がヤバくなったら僕はきっと、全力で王国を守るだろうし、それが魔王だったとしても絶対に倒そうとするだろう。なら聖剣を扱えるようになってた方がメリットがあるのか・・・。だけど、神様やグランの話なら勇者はだいたいが悪落ちしているみたいだし・・・。テンプレ的にも勇者ってダメ勇者のイメージが強いよな・・・)

「クリフ君なら大丈夫じゃ。ハーレム願望が強い所はあるが、それ以外は善良な人間じゃろ?」
「!?・・・まあそうですね。」

「それに、今のクリフ君には支えてくれる人もいるじゃろ?正直、鑑定の儀で勇者の称号を与えるより、ある程度成長した人物に勇者の称号を与える方が安心できる。」
「ならこれからはそうするんですか?」

「いや。それは・・・できんのじゃ。それをするとやはり人族に対して贔屓する事になってしまうのでな。クリフ君以降は又、鑑定の儀で勇者を選ぶようになるじゃろう。」

(まあパインの意思を継いであげたい。っていうのもあるし・・・・いやらしい話勇者の称号がある方がハーレム作っても、周りから何も言われないかも。いや今更か。)

「いや、クリフ君の実力ならすでに勇者の称号があるないなど、あまり意味がないかもしれんがな。」

(たしかにそうなんだよな・・・。面倒事が増える。ってイメージが・・・)

クリフは勇者の称号を得てもあまりメリットを感じられなかったが、創造神からのお願いと、パインから託されたことを考えて、勇者になる事に同意したのだった。

「わかりました。僕に何ができるかわかりませんが、勇者として行動していこうと思います。」
「うむ。ありがとう。」

「それで、これからはどうすれば良いのでしょうか?」
「まあしばらくは、いつもと変わらずで良いぞ。魔王がいると言っても表立って行動している訳ではないからのぉ。王国と聖国と帝国には勇者がいなくなり、混乱しておるじゃろうから神託でクリフ君が勇者を引き継いだ。と伝えておこう。」

「わかりました。多分大丈夫だとは思いますが、邪神に利用されないように気を付けます。」

創造神からの話が終わると、豊穣神が話し始めた。
「ユーナへの神託は私にまかせて。そういえばクリフ君。ユーナはクリフ君のハーレムには入らないの?」
「えっ!?」

「だって、帝国でユーナを助けたでしょ。助ける前もクリフ君に興味津々だったけど、助けられた後、ユーナはクリフ君にメロメロになってるわよ。」

(まじか!?帝国のナリアもグイグイ来てたもんな。これって王国、聖国、帝国を又にかけた大ハーレム・・・いやいや期待はまだ駄目だ。いくら異世界テンプレだと言っても僕にそんな人数対応できないぞ。いやでも・・・)

「ふふふ。クリフ君なら10人、20人と増えて行くと思うわ。これからが楽しみね。」
「ふぉっふぉっふぉっ。クリフ君は転生した時からハーレム願望があったからのぉ。よかったではないか・・・」

「ははは・・・」

クリフは勇者の称号を創造神から受け取り、この世界でただ一人の勇者になったのだった。

 

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