小説家になろう様、カクヨム様、アルファポリス様、ノベルアップ+様にて投稿中★
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女を助けよ ~
第七章 帝国へ ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ ~
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第184話 そろそろ旅を始めよう・・・さてどこに行こう?
邪神の影響を受けて、ゴタゴタしていた聖国の問題を片付けて王国に帰ってきたクリフは家でゆっくりしていた。
「ふ~。今日も疲れたな。王国に戻ってきてからゆっくりしてるはずなのにちっとも休まらないな・・・」
『クリフ様?ユーナです。今大丈夫ですか?』
『ユーナ?大丈夫だよ。』
学校を卒業してから、セリーヌ・ジャンヌ・ソフィアの婚約者組、グラン・スイム・クインのスライム組と世界各国を旅すると決めたが、初っ端から聖国で忙しい日々を過ごした為、少しゆっくりとしてからにしようと全員で決めたからだ。
セリーヌやジャンヌ、ソフィアはそれぞれの家で花嫁修業や家の仕事を手伝っており、クリフの家に来ない事もある。ただ、毎日念話は届いていた。
聖国で女神アイリーン様より貰ったどこにいても念話ができる指輪をもらったクリフは王国に戻るとすぐにセリーヌ、ジャンヌ、ソフィアにその事を話し、左手の薬指に付けて上げた。
もちろんユーナの事も伝えた。3人はユーナがクリフの婚約者になるだろうと思っていたらしく全く驚いていなかった。それよりも指輪を貰えた事と、いつでもどこでも念話ができる事に大喜びだった。
今では指輪を介しての女子会がしょっちゅう開催されていた。知らない間にクリフの情報が共有されている事にクリフはひそかに恐怖していた。
『クリフ様?そろそろ旅に出るって聞きましたよ。どこにいくんですか?』
(出た⁉伝えてないのに旅に出る事をもう知ってる⁉しかもその事をセリーヌに話したのさっきだよ⁉さっきの会話聞かれてたの!?って早さだけど・・・)
『うん・・・。どこに行くかはこれから話合うんだけどね。ユーナた見た海の夕日が綺麗だったから東に行ってみようかなって思ってるんだよね。』
『海ですか。いいですね。私も行きたかったな~。』
『ユーナは聖国に取って大事な人だからしょうがないよ。まあ行ったら色々教えてあげるから』
『はい。期待していますね。』
その後もユーナとの念話は続き、終わった所でクリフは食事の為に部屋からダイニングへと降りて行った。
ダイニングにはグラン、スイム、クインがすでに待っていた。
「ごめんごめん。待たせたね。」
「マスターよ。又念話かのぉ。前も言ったがセリーヌ達だけもらって我等にもないのは不公平だと思うぞ。我等の分はまだこんのかのぉ。」
「うん・・・・。わかってるよ。」
女神様からもらった指輪は5つ。クリフ、セリーヌ、ジャンヌ、ソフィア、ユーナ用だ。
そして、セリーヌ達に指輪をあげると、グラン、スイム、クインが私達もほしい。と言ってきていた。
言われた当初はOKして、教会に行き女神様に伝えていた。できるのに1週間程かかると言われてその時にグラン達には伝えていた。
そして今、クリフの手の中には3つの新しい指輪があった。先ほど女神様から念話が届き、クリフの元に届いたのだ。
だが、クリフは悩んでいた。婚約者達に指輪を上げた事で、毎日毎日念話が届くのだ。はじめは誠実に対応していたが、毎日毎日となるとさすがのクリフも疲れてくる。
それを、更に3人に渡していいものか・・・と。
だが、グラン達と約束した手前、渡さないという選択肢はクリフの中にはなかった。
「実はさっき女神様から指輪届いたんだよ。」
そう言って、クリフはグラン、スイム、クインの手に指輪を付けてあげた。婚約者ではないので、左手の薬指ではなく右手の薬指に付けてあげた。
ただ、3人とも付けた指輪を速攻ではずして、左手の薬指に付けていた。
「僕もいつでも空いてる訳じゃないから、あんまりしょっちゅう念話はしないでね。」
そう言って、注意する事しかできないのだった・・・
「大丈夫じゃ。まかせておけ。じゃがこれでセリーヌ達の女子会に参加できるのぉ。」
「はい。スイムもセリーヌから誘われていたのでよかったです。マスターありがとうです。」
「マスター。クインもありがとうなのです。」
(女子会目当てなのか・・・。まあ喜んでくれたんならよかった。これで念話の対象者が7人か・・・。しかもみんな左手の薬指に付けてるし・・・。)
指輪を渡したので、クリフは食事をしながら、そろそろ旅に出ようと思ってる事をみんなに伝える。
「ようやくじゃな。我はいつでも大丈夫じゃ。それでマスターよ。どこにいくんじゃ?」
「まだ決まってないから、近々集まってどこに行こうか決めようと思ってるよ。」
「そうか。我はどこでもいいぞ。」
「スイムもどこでもいいです。」
「クインも!マスターについていくです。」
その後、セリーヌ、ジャンヌ、ソフィアの3人に同じ事を伝え、明日集まってどこに行くか決める事になったのだった。
「さて、どこにいこうかな・・・」
(これって前回同様フラグかな・・・。という事は今回ももしかして・・・。まあ異世界の定番だししょうがないよね。)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
少し前・・・クリフが聖国から王国に戻ってきたぐらいの次期に帝国では・・・
「皇帝!!!魔族が攻めてきました!!」
「何⁉本当か?」
「はい。今はプリズンの街の冒険者と兵士が対処しています。」
「大丈夫なのか?」
「今回はあっさり引き下がりましたので被害はありませんでした。ですが今後どうなるのか。」
「わかった。」
兵士からの報告を受けた皇帝テキサスは・・・
「まさか魔族のヤツら、あれに気付いたのか・・・。クリフ君に話さないといけないな。」
こうして、テキサスはクリフを呼ぶために、魔族襲撃の事を王国のサリマン王へ伝える為に、手紙を飛ばしていた。
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第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
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第七章 帝国へ ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ ~
よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかったを読む
異世界ファンタジーをもっと深く知りたい方は・・・
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