スポンサーリンク
スポンサーリンク

異世界転生にチートは必須だよね 143話

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
異世界小説
スポンサーリンク

気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?

🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶

『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

動画で異世界ファンタジーの記事を更新しました~動画セレクション1~5

動画で異世界ファンタジーの記事を更新しました~動画セレクション6~10

🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶🔷🔶

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

第143話 やっとクリフの番が来た。



 

4年生の競技が始まって、2日が経過した。1日目の武道会では聖国に無事に勝利し2位以上が確定している。2日目の統一テストでもジャンヌとソフィアを筆頭に満足行く出来だったので優勝が期待できる。

今日からは宝探しの競技が始まる。
宝探しの競技は森を使って2日間行われる。王国、帝国、聖国それぞれの参加メンバー5人が森に入り、あらかじめ隠されている宝を見つける競技だ。宝はわかりやすく宝箱に入っており、全部で20個ある。それぞれの宝に1ポイントから100ポイントの得点が割り振られており、2日終わった時点で一番ポイントを獲得している国が優勝となる。

単純に一番多く宝箱を見つけた国が優勝に成る訳ではない。更に、高ポイントの宝を見つけても終了時点でそのお宝を持っていなければ優勝する事はできない。

宝探し競技はいかにより多くの宝を見つけるか。見つけた後は、どうやって他国に奪われない様に守り切るか。又、どうやって他国からお宝をうがい取るかがポイントになる。

「クリフ様!今日の競技がんばってくださいね。」
「ありがとうセリーヌ。作戦はばっちりだよ。この競技はしっかり優勝を取ってくるね。みんながんばってくれてるんだ。僕の所もちゃんと成果を出さないと生徒会長として示しがつかないしね。」

「アリスも頼んだわよ。」
「まかせてよセリーヌ。何度も練習したんだからね。」

お宝探し競技に参加するメンバーはクリフ、フィル、アリス、シェリー、ロイドの5名だ。ちなみにクリフとフィルは『武』の学生だが、アリス、シェリー、ロイドの3人は『文』の学生だ。

(よし!この競技はしっかりと優勝を取るぞ。それと、今後の為に帝国を最下位にしておきたい。そこまで都合よく行くかはわからないけど・・・)

クリフ達は森に移動し、3大国交流戦の宝探し競技が始まった。観客席からは巨大なモニターで競技の様子が映し出される。

それぞれがランダムに森のどこかに移動させられて競技開始となる。

「よしそれじゃあ作戦通りに行こうか。」
「ええ。森の事は私にまかせてよ。」

お宝探し競技は長期戦だ。始めは他国を狙う理由がないので、各国ともお宝探しに動き出す。

クリフ達の作戦は、始めはフィルが単独行動でお宝を探す。クリフ達は4人で防衛できる拠点を探しながらお宝を探す。

ある程度お宝が見つかったら、見つけた拠点に罠などの防衛をしていく。その後は拠点をフィルが守り、他国への攻撃はクリフが行う事になっていた。

その為、アリス、シェリー、ロイドの3人は土魔法を優先的に練習していた。

(さて魔法で宝箱の場所がわかるなら楽なんだけど・・・・そううまくはいかないか・・・だけど、帝国と聖国の学生の場所はわかるからその点は安心だな。)

すると2人の気配がクリフの方に近づいてきた。
「みんな、誰か近づいてくる警戒して!」

近づいてくる者に警戒していると・・・
「いた!王国だな。しかも4人まとまってるぜ。ラッキーだな。」

「どういう事だ?お前達は帝国だな。今僕達を襲っても宝は持ってないぞ。」
「そんな事はわかってるさ。でも今王国をつぶしておけば、宝を探す事もできないだろ?」

(なるほど。そういう作戦か・・・。先に他国をつぶしてお宝は後でゆっくり探すつもりか・・・)

「なるほどね。でも僕達が簡単にやられると思う?逆に来てくれて好都合だよ。」

クリフは帝国生徒の後ろに転移して、それぞれの首に手刀を御見舞する。帝国学生に反応できるはずもなく、2人は一瞬で気絶した。

「クリフ君!」
「ああ。大丈夫だよ。それよりこの2人どうしようか?こんなに早く襲われるとはおもってなかったから。」
「どこかの木に縛り付けておけばいいんじゃない?」
「そうだね。」

気絶させた帝国学生をそのまま連れて行ってもよかったが、気絶している二人を背負って移動するのは困難だと判断し、近くの木にくくりつけて放置する事にした。

他の帝国学生に見つかると、戦力として復帰してしまうので、見つからない様に木の根元ではなく、上の方に括り付ける事にした。

「これで帝国は2人脱落だね。」
「まあ、帝国側には2人の居場所はわかってるだろうから。戦力として復帰はするだろうけど、しばらくは復帰できない。これで少しは楽になったかな。フィルは大丈夫かな・・・」

各国には自分達のメンバーがどこにいるのかわかる魔道具が貸し出されていた。他国の学生の場所はわからないが、その魔道具のお陰で自国のメンバーの場所は全員が把握できる。

「フィルなら大丈夫でしょ。あの子は森ならかなり強いはずよ。」
「まあ・・・そうだね。」

「それより、お宝見つけてないのに、襲ってくるんだね。」
「それは僕も予想してなかったよ。だけどよくよく考えてらその作戦もありだね。」
「クリフ君が先に帝国と聖国の学生達をみんな気絶させちゃえば早いんじゃない?」

「それは・・・」
(それはまあそうなんだけど、そんな事したら、何言われるかわかったもんじゃないよ・・・ある程度盛り上げとかないとな~・・・)

その後、クリフ達は3つのお宝を発見して、拠点にできそうな場所を見つけた。
「よし。ここを拠点にしようか。アリス、シェリー、ロイド頼んだよ。僕は周囲を警戒してるから。」
「「「了解」」」

拠点に決めた場所の周囲に土魔法で壁を作っていく。拠点はクリフが土魔法でコテージのような物をたてていた。アイテムボックスの使用は禁止されていたので、魔法で作った形だ。

拠点をつくっていると、フィルが無事に合流した。
「クリフ。どうだった?」
「こっちは3つ見つけたよ。フィルは」

フィルは7つのお宝をクリフに見せた。
「おおっ!!!さすがフィル。これで全部で10個じゃん。これを守れば優勝は決まりだね。」

お宝を10個入手したクリフ達は、他国に警戒しながら防衛拠点をつくっていくのだった。


スポンサーリンク

過去の投稿と別の小説紹介及び、おススメの異世界ファンタジー紹介

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

読んで頂きありがとうございます。掲載してるカクヨム様のマイページや続きや1話から見て下さる方、私の他の掲載小説などのリンク先は下記からお進みくださいませ。

カクヨムのマイページはこちら

『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

おススメの異世界ファンタジー小説の紹介記事はこちら

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

異世界ファンタジーセレクション【動画編】】はこちら

チートを貰えず異世界転生 ~レベルを上げたきゃダンジョン周回すればいい~

おすすめ異世界ファンタジー5選【小説家になろう&カクヨム】

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
異世界小説
スポンサーリンク
スポンサーリンク
すぅをフォローする
スポンサーリンク
すぅさんの結果を生むのは行動力×行動量ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました