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異世界転生にチートは必須だよね 第160話 ユーティリア公爵領に到着!!

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異世界小説
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気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女を助けよ ~

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『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

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第160話 ユーティリア公爵領に到着!!

クリフ達は聖国に向けて、王国を出発した。聖国は王国の北に位置する。
目指すは聖都クリスティンだ。

王都サリマンから聖都クリスティンまではだいたい馬車で1カ月程かかる。途中ユーティリア領を経由して、聖国に入っていく流れになる。

ユーティリア領までは約1週間。その後、聖国に入り聖都までは3週間の馬車旅だ。

クリフ以外は女性ばかりの為、クリフが御者を務めている。馬車の中は対面で6名座れる広さがある。

「クリフ様すいません。御者をやらせてしまって・・・」
「かまわないよ。セリーヌ達はゆっくりしていてよ。僕なら周辺を警戒しながら進めるから魔物とか盗賊が来ても安心だしね。」

ユーティリア領につくまでの1週間は周囲を警戒しながら進んだが、見事に何もなかった。だが、それも当然の話だった。

王国ではクリフは勇者としてかなり有名になっている。更に今回の馬車は王家の馬車を使っているので周りから見ても豪華な使用になっている。

普通、豪華な仕様なら盗賊に目を付けられそうだが、クリフの存在が盗賊を寄せ付けなかった。

「何事もなくユーティリア領まで来れたね。」
「そりゃそうよ。王族の馬車でクリフが乗ってるのよ。王国で手を出す人なんかいないわ。」
「そうなの?」

「ええ。だって手を出したって返り討ちに合うのがわかりきってるじゃない?」
「ジャンヌの言う通りですよ。クリフ君は有名人なんですから。」

(まあたしかに王都ではけっこう目立ってると思うけど・・・)

ユーティリア領都に入ったクリフ達は領主に会う為に領主の屋敷、ジャンヌの家へと向かった。

屋敷に入ると大勢の使用人に出迎えられた。
「「「おかえりなさいませお嬢様!!」」」

「ただいま!みんな!!」
「ジャンヌ?前も思ったけど、ジャンヌの家の使用人って多すぎない?」
「そう?これぐらい普通よ。」

(いやいや・・・正直王城より多い気がするんですけど・・・)

「お嬢様。旦那様がお待ちです。さあ皆さまもどうぞ。」
「わかったわ。」

屋敷に入ったクリフ達はジャンヌの後に続いて、領主の待つ部屋へと向かった。

領主の部屋に入ると、ジャンヌと同じ金髪で無茶苦茶ガタイの良いメラ・ユーティリア、ユーティリア公爵が座って待っていた。

「お父様!ただいまですわ。」
「おおジャンヌ。お帰り。ああセリーヌ王女お久しぶりでございます。」
「ユーティリア公爵様お久しぶりですわ。」

「クリフ君も久しぶりだな。さあさあ座ってくれ。お茶でもいれるから。」
そういってユーティリア公爵は使用人を呼び、全員にお茶を振る舞う。

「さて、さっそくじゃが聖国について話しておこうと思う。」
「!?何か進展があったんですか?」

「ああ。新しい教皇が決まった!」
「!?・・・それで?」

「新しい教皇はグローヌ枢機卿がなる事に決まった。」
「お父様!?それって・・・」
「ああ。聖女様の予想通りだな。」

聖国ではトップに教皇が居て、その次に聖女ユーナがいる。その下に、グローヌ枢機卿、ゼイロン枢機卿、アマリ枢機卿、イマデア枢機卿という4人の枢機卿がいる。

教皇と聖女、イマデア枢機卿は教皇派で、残りの枢機卿は反教皇派だった。
馬車での道中にクリフはジャンヌから聖国の詳しい事を聞いていた。

「やっぱりイマデア枢機卿は教皇になれなかったんですね?」
「ああ。さすがに他の枢機卿が手を組めばイマデア枢機卿がいくらがんばっても難しいだろう。」

「それじゃあユーナは??」
「まあ今の所は大丈夫だと思う。いくらグローヌが教皇になったとしても聖女の人気は高い。教皇が亡くなってすぐに聖女も死ぬような事があれば聖国は大混乱だろう。」

「それで・・・教皇の死については何かわかったんですか?」
「詳しくはまだわからん・・・が公式発表では病死。という事になっておる。」

「病死・・・」
「ああ。クリフ君が心配するように毒殺なんかの可能性もあるかもしれん・・・私は教皇が亡くなる前に会ったが、まだまだ元気そうだった。そんなすぐに死ぬようには思えなかったからな。」

(病死か・・・3人の枢機卿の内の誰かが教皇に毒を盛った?でもなぜ?教皇がじゃまだった?だけど枢機卿の権力があればわざわざ教皇にならなくてもだいたいの事ができる気がするけど・・・)

「わかりました。情報ありがとうございます。後は直接聖国に行って確かめたいと思います。」
「ああ。だが気を付けてくれ。反教皇派だったモノが今は政権をにぎっている。何があるかわからんからな。それとまだ情報を集めてる最中だ。今日と明日はここでゆっくるしていってくれ。」

ユーティリア公爵に言われ、クリフ達は2日程、ユーティリア公爵領でゆっくりする事にした。

そんな中、元気よく振る舞っているように見えるが、セリーヌに元気がない事に気付いていたジャンヌはクリフにセリーヌをデートに誘うように提案した。

「クリフ。セリーヌがやっぱり聖女様の事を気にして元気がないの?セリーヌをさそって元気づけてくれない?公爵領を2人で歩いて気分転換すればちょっとは元気になると思うの?」
「ジャンヌ・・・。そうだね。僕もセリーヌに元気がないのは気づいていたよ。どうにかできないかな?とは思っていたんだ。」

「クリフにしかできない事よ。お願い!!でもセリーヌと二人っきりでデートしたら私とも今度二人っきりでデートしてよね。」
「!?もちろんだよ。」

「あっ!!クリフ君。2人だけずるいよ。もちろん私とも二人っきりでデートだからね。」
「うん。わかったよ。」

「マスターは相変わらずモテモテじゃな。」
「まあ婚約者だからね。」

クリフはセリーヌと出かける為に、庭のベンチに座って景色を眺めているセリーヌの元に向かうのだった。

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第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女を助けよ ~

よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかったを読む

『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

  1. 第1章 ゲーム世界に転生した!?
  2. 第2章 ゲームの流れに沿って行動しよう
  3. 第3章 勇者とは別行動だ!!
  4. 第4章 主人公として

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