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異世界転生にチートは必須だよね 150話

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異世界小説
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気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?

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『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

動画で異世界ファンタジーの記事を更新しました~動画セレクション1~5

動画で異世界ファンタジーの記事を更新しました~動画セレクション6~10

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第150話 王国のクリフ VS 帝国のパイン



 

3大国交流戦の個人トーナメント決勝戦、王国のクリフ対、帝国のパインの試合が始まった。

「パイン、僕は君を許さない。ユーナとナリアを魅了の首飾りをつけて無理やり従わすなんてとても勇者のする事とは思えない。」「
「ふん。当然あの首飾りの事は気づいているよな。でもそんな事は些細な事だ。あんな首飾りがなくても俺は勇者、この世界で最強だ。最強の俺には帝国、王国、聖国の一番良い女が寄ってくるのが当然だろ?」

「お前・・・」
「俺がここでお前に勝って、帝国は3大国交流戦を優勝する。それで王国のセリーヌも俺がもらってやる。俺を中心に帝国と王国と聖国がまとまるんだ。その後、魔王を倒してきてやるよ。世界は平和になる。いい事づくめだろ?邪魔なのはお前なんだよ。」

「お前は間違ってる。ユーナもナリアも自分の意思でお前に従ってないし好意も持っていない。ユーナとナリアの意思はどうなる?」
「そんなものは関係ない。俺と一緒に居られるんだ。これ以上ない幸せだろ?」

(こいつには何言っても無駄だ。僕がここでパインを倒すしか。ユーナとナリアを救うにはそれしかない。)

クリフはパインに向かって行く。パインが聖剣を出す前に一瞬でパインの背後に周り、背中を殴りつけた。

「がはっ」
(やはり、聖剣を持っていないパインはそれ程強くない。いや聖剣を出したとしても僕の方が強いはずだ。)

クリフはパインを鑑定していたので、パインの強さを事前に把握していた。
パインのステータスは限界にも達しておらずステータスは7万程だった。

クリフが限界突破Ⅱを手に入れるまでは99,999でステータスが止まっていたが、グランとの修行でその限界を突破しているので、クリフのステータスは30万を超えている。

クリフのスピードをパインが捉える事が出来ないのは当然だった。

「スピードだけは速いようだな。だが。」
パインは聖剣エクスカリバーを召喚する。

「さっきのはお遊びだ。今度はこっちから行くぜ。」
聖剣エクスカリバーを握ったパインがクリフに向かってくる。

(見える。聖剣を持ってもまだ僕の方がステータスは高い。)

聖剣を召喚したパインは聖剣の効果でステータスが全て3倍になる。だが、3倍になってもクリフとの差は埋まらない。

クリフはパインの攻撃を全て躱していた。
「聖剣を持ってもこの程度か。全然当たらないじゃないか?」
「ふんっ!逃げるだけでは勝てないぞ。」

クリフはパインの剣戟を躱しながら、隙をついてパインの剣を弾き飛ばした。
「甘い!!」

聖剣がパインの手から離れたが、離れた聖剣は一瞬でパインの手に戻った。

(とりあえず、今のパインに脅威は感じない。なら、首にかけてる魅了の首輪を早く破壊しないと。)

クリフはステータス差があるが、パインを警戒していた。一瞬で気絶させる事はできるが、魅了の首飾りには邪神の加護がある。何が起こるかわからないからだ。

クリフはパインに見えない速さで動き、パインの後ろにまわる。首に見えた邪神の首飾りを引きちぎろうと首飾りに手を触れる。

すると・・・

「バチン!!」
「!?」

首飾りを触った手が弾かれた。
(やはり・・・グランの言ってた通りだ。あの首飾りがパインを守ってるのか。先に首飾りを破壊したかったがそれは難しいみたいだ。でも気絶させてもダメって言ってたし、少しずつダメージを与えて、魅了の首飾りをどうにかしないと。)

クリフはグランに魅了の首飾りの事を調べてもらって詳細を聞いていた。
魅了の首飾りは邪神の加護で使用者を守っている。その代わりに使用者の生命力を吸い取っているとの事だった。気絶したりすると、首飾りが反応して邪神の加護が強まるとも言われていた。

なので、対処方は使用者を弱らせてから最大の力で魅了の首飾りを破壊するように言われていた。

クリフの方がパインよりもステータスが高いとは言っても、聖剣のせいで能力以上の力を発揮するパインになかなか思うようにダメージを与える事ができなかった。

ただ、観客席から見える光景は圧倒的にクリフが押していた。パインの攻撃はクリフには当たらない。しかし、クリフの攻撃はパインを捕らえていた。聖剣に防がれながらも何発かはパインの身体を捕らえていた。

聖剣の効果なのか、ダメージを与えても回復しているパインだったが、次第に肩で息をするようになっていた。

(よし、パインも弱ってきているぞ。このまま押せば倒せる!!)

会場はクリフの応援で盛り上がっていた。セリーヌ、マッシュを筆頭に聖国、帝国の生徒達もパインではなく、クリフを応援していた。

パインを応援しているのはユーナとナリアとマイだけだ。その声もクリフを応援する大歓声にかき消されていた。

「なぜだ?俺は勇者だぞ?なんで俺の攻撃が効かない?なんでお前の攻撃を防げない?なんでだ?」

パインは聖剣を振りながらも、攻撃が当たらない事にイライラしている。

「それは単純だよ。お前よりも僕の方が強いからだ。」

「ありえない。ありえない。ありえない。俺は勇者だ。世界最強の男だ!!」

パインはクリフと距離を取った。両者の距離は10メートル。
クリフはパインが次の一撃で勝負に来る!と感じ、デュランダルを構える。

両者にらみ合い、会場が静寂に包まれる。
そこに・・・

「パイン様!あれを・・・」
今まではクリフを応援する大歓声にかき消されていたが、シーンとなっていた会場にその声はパインの耳に届いた。

「マイ!」
その声に気付いたパインはポケットから黒い錠剤を取り出した。

「パイン!?」
「クリフ!お前は確かに強かった。だが、この世界最強は勇者であるこの俺パインだ。今からそれを証明してやろう。」

そういうとパインは黒い錠剤を飲み込んだ。

すると・・・

パインの身体から黒いオーラが飛び出てパインの周囲を覆った。
黒いオーラはそのままパインの中に戻って行った。

黒いオーラを取り込んだパインは身体が黒く、目が赤くなっていたのだった。


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