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異世界転生にチートは必須だよね 131話

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異世界小説
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異世界転生にチートは必須だよね

気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?

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『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

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第131話 準備万端!いざ3大国交流戦へ!



 

前回3大国交流戦に参加したメンバー全員は集まらなかったが、ほぼ集まったので練習はとても充実していた。そこらかしこに先輩達の指導の声が響く。

「それじゃダメだ。もっと敵の動きを意識しろ!」
「今の動きは良いわ。その調子よ。」

「ダメだ。ダメだ。何度も言っているだろ。個人の動きよりもチームでの連携を意識しろ!」
「帝国はこういう動きもしてくる。覚えておけ。」

「ダンジョンタイムアタックは全員が優先順位と役割をしっかりと理解しろ!」
「攻城戦は攻めてばかりじゃダメよ。でも守りは常に意識して。」

5年に一度開かれる3大国交流戦。高等学校は4年制なので、参加できない者もいれば参加できる者もいる。そして一度参加すれば在学中は2度目の参加はない。その為、常に初めてから準備して交流戦に挑んでいた王国だったが、今回は違った。

生徒会長クリフの働きにより、前回参加メンバーの招集に成功したのだ。

学校を卒業した者達の進路は多岐に渡す。貴族の長男であれば家を継ぐ為に実家に帰り政治を学ぶだろう。次男や三男は長男の補佐だったり上級貴族の騎士などが進路先になる。冒険者も人気の職業だ。女性は結婚を視野に入れて精力的に動き出す。

王国は広い。学校を卒業したらそれぞれが王国中に散らばるので、再度学校に集まる事など全くない。王都にいる者が学校に来るのと訳が違うのだ。

ただ、クリフの転移のスキルにより、不可能が可能になった。その成果はとても大きかった。

「クリフ!合同練習は大成功だな。動きがどんどん良くなってるよ。」
「兄さん!そうだね。先輩方のお陰だよ。」

「なんだかんだ言って3大国交流戦に参加したヤツらは最下位だった事をずっと気にしてたからな。クリフのおかげで俺達も間接的に雪辱をはたせたら。って思うと指導にも熱が入るよ。」
「そういってくれると集めたかいがあったね。」

「クリフ!合同練習はある程度伝えたぞ。あとは個人戦だ。王国の切り札はクリフ。お前だ。だから今から俺と模擬戦するぞ!」
「えっヴァルト先輩とですか?」

「クリフ。ヴァルト先輩は前回の交流戦の個人戦でベスト4まで行ったんだ。この中では一番強いぞ。」
「それは・・・・楽しみです。是非お願いします。」

(この中で一番強いのか。勉強になりそうだ。)

クリフとヴァルトの模擬戦が始まった。
最初はヴァルトがクリフに攻撃を仕掛ける。魔法と剣をつかってうまく攻めてくる。
(僕だってグランに特訓してもらったんだ。対人戦だって負けないぞ。)

クリフの能力は完全にこの中で飛びぬけている。だが、その中でもクリフは能力のごり押しではなく、技術を磨く為に能力を封印して戦っていた。

「守ってばかりじゃ勝てないぞ。個人戦は連戦だ。体力の消費を抑える為にも先手必勝!勝てると思ったヤツには積極的に攻撃して早めに勝負をつけろ。長引かせると後々響いてくるぞ。」
「はい。」

「魔法もあまり使いすぎるな!魔力は温存しろ!魔力切れで負けましたなんてシャレにならんぞ。」
「はい。」

その後もクリフとヴァルトの模擬戦は続く。30分程攻防が続いた後にヴァルトが手を止めた。

「さすが王国最強の英雄クリフだな。戦ってみて思うけど勝てるイメージがわかないな。これなら個人戦も期待できそうだ。」
「ありがとうございます。」

「だが、油断はするなよ。今年は帝国にも勇者がいる。勝負に絶対はないんだ。だが、必ず勝てよ。お前なら勝てる!」
「はい。」

前回参加メンバーによる合同練習会が大成功に終わり、先輩達はそれぞれの場所に帰って行った。

「クリフ!先輩達すごかったな。」
「うん。やっぱり経験者は違うね。」

クリフとマッシュは合同練習の感想を言い合っていた。
クリフとマッシュだけでない。それぞれが満足行く練習ができた。と方々で言っていた。

そして・・・

「王国高等学校の生徒達よ。前回は残念ながら最下位という結果であった。だが、今回は生徒会長を中心に前回以上のチームだと聞いておる。期待しておるぞ。」

3大国交流戦に向けて帝国に出発する前に王城で王様からの激励を受けていた。

「はい。期待にそえるよう頑張ります。」
「うむ。クリフよ!頼んだぞ。」
「お任せください。」

(ようやく3大国交流戦だな。王国でできる準備は全てやった。後は帝国に行った後だな。道中考えれる事は考えて置こう。交流戦中に妨害される。とかってけっこうテンプレだもんな。だけど僕はそういう定番な事は前世でしっかり予習済みだ。後手に回らない様に気を付けないと。)

前回参加メンバーからは会場に行ってからの心構えもしっかりと教わっていた。ヴァルト先輩からは「俺達の時はなかったが、お前達が優勝しようになったらもしかしたら競技以外で妨害があるかもしれん。競技中以外も気をぬかないようにな。」と言われていた。

(後は勇者の動向だよな~。又絡んでくるんだろうな・・・セリーヌはしっかりと守らないと。セリーヌ以外も気を付けておかないと。アイツメチャクチャだからな。そういえば聖国の聖女に会うのは初めてだな。ちょっと期待だな。)

希望と不安を抱えながらクリフ達は王国を出発して帝国へ向かった。今年最大のイベント3大国交流戦に臨む為に。

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