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異世界転生にチートは必須だよね 124話

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異世界小説
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異世界転生にチートは必須だよね

気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?

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『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

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第124話 ダンジョン合宿終了!?打ち上げは必須だよね!

 

2日目からのダンジョン合宿は全員のテンションが凄く高かった。

なぜなら・・・攻略を終えると

豪華な食事
リラックスできるお風呂
ふかふかのベット
恋愛話を中心にしたガールズトーク

が待っているとわかったからだ。

(昨日のコテージ作戦は大成功だったな。みんなのやる気が5割ぐらい上がった気がする。今日は10階層のボスを倒すのが目標だから早めに進んで行ってボス部屋前で休憩して、ボスに挑むのがいいかな。たしか・・・10階層の中ボスはオークが5体だったよな?こっちも5人いるし僕がヘイトを稼いでみんなに魔法で攻撃してもらえば大丈夫だよね。)

「今日は10階層のボスまで行こう!。それまでは昨日と同じように順番に魔法を使って行ってね。」

「「「「「は~い。」」」」」

その後、ダンジョン攻略は非常に順調に進んでいった。
みんなのレベルも順調に上がって行った。

10階層のボスを目標にしていたが、気合を入れて臨んだ割りにはあっけなく終わってしまった。

(みんな魔法に慣れてきたよな。まあSクラスで3年学んできたんだ。基本的にはエリート集団だもんな。これぐらいは軽くできるか・・・)

順調に成長しているSクラスメンバーを見て、クリフはDランクダンジョンぐらいなら無事に攻略できると確信した瞬間だった。

クリフの予想通り、その後は問題が起こる事もなく進んで行った。

3日目・・・15階層まで無事攻略
4日目・・・20階層まで無事攻略
5日目・・・25階層まで無事攻略
6日目・・・29階層まで無事攻略

最終日に30階層周辺で最後のレベル上げをして、ボスを倒す事にしたクリフ達は
明日のボス戦に向けて、最後のダンジョン内での夜を楽しんでいた。

「クリフ様ー。こっちで一緒に話しましょうよ。」
(毎日毎日ガールズトークしてよく飽きないよな・・・あの輪に入るのは苦手だ・・・)

クリフは毎晩毎晩毎晩、セリーヌやジャンヌ達のガールズトークに参加させらえていた。

参加する決まってクリフの冒険の話になる。
セリーヌ達はそれをウキウキしながら聞いてくれる。ただし、ただ聞くだけでなく、途中でスキンシップがあるのでクリフは苦手にしていた。

(話をするのはいいんだけど・・・いや、話をするのもちょっと照れるんだけど・・・それよりもジャンヌとソフィアのスキンシップがヤバい!!お酒なんてないはずなのに酔ってるの??って思うぐらいにペタペタ触ってくるんだもんな・・・)

明日大ボス戦がある事を理由に早々にガールズトークを切り上げさせてクリフだった。

翌日、レベルが上がったメンバー達で30階層のボスに挑戦した。手ごたえはあったが、ボスの攻撃は全てクリフが引き受ける為、セリーヌやジャンヌ達に脅威はない。

ただただ、魔物という的に向かって魔法を繰り出すだけだった。

終わってみればDランクダンジョンを無事に攻略できた。
攻略した!!と言っていいのかは疑問があるが・・・

「よし!これでダンジョン合宿は終了だね。地上に戻ろうか?」
「ようやくですね。はじめは不安もありましたがレベルも上がったし、ガールズトークも楽しかったです。やってよかってですね。」

「そういってくれると僕もうれしいよ。今グランと念話で話したけどマッシュ達も無事Cランクダンジョンクリアしたみたいだよ。」
「本当!?」

(やっぱりリーネはマッシュの事が心配だよね。もしかして一緒にCランクダンジョンに行きたかったのかな・・・)
「うん。だれもケガもしてないしけっこう順調に行ったんだって。」
「よかった。」

リーネはマッシュが無事にCランクダンジョンをクリアした。と聞いてホッとしていた。

クリフ達は転移魔法陣を使って地上に戻った。
地上に戻ると、クリフ達の前に大ボス戦に挑んだスイム達が待って行った。

「クリフ君。ダンジョン合宿お疲れ様。」
地上に着くとアリスから声を掛けられた。

「アリスも!Dランクダンジョン攻略おめでとう!」
「攻略した。って言っていいのかな?スイムちゃんの後ろで魔法打ってただけだよ。」
「それでも攻略した事には変わりないさ。」

「クリフ様。これからどうしましょうか?今日はこれで解散ですか?」
「いや。これから僕の家でダンジョン攻略の打ち上げをしようと思ってるよ。」

「「「「打ち上げ」」」」

「うん。マッシュ達も僕の家に向かってもらってるんだ。やっぱり合宿の最後と言えば打ち上げだよね。」

クリフ達は打ち上げ会場である、クリフの家に向かった。
家ではすでにグランとクインが打ち上げの準備をしていた。

「グラン。クイン。ただいま。Cランクダンジョン攻略おめでとう!」
「マスター!おかえりなのじゃ。マッシュ達はさすがSクラスじゃな。レベルも上がっていって、ボスも苦戦せずに倒せたぞ。」

「それはよかった。大成功だったし打ち上げは盛大にいこうよ。」
「はい。まかせてください。」

しして、クリフの家で打ち上げが始まり、全員で騒いだ。バレないようにみんなでお酒を飲んだこともあって、全員がとても盛り上がっていた。

(こんな感じで大人数で宴会するのも楽しいな。マッシュとか明日は二日酔いになってそうだけど・・・)

ダンジョン合宿の成果は全員がレベルを10~15程上げる事ができたのだった。

(これで3大国交流戦の準備が整ったな。後は何かすることあったかな・・・。まあそれは明日考えればいいか。)

「クリフ様!!!見つけました!!さあさあみんな待ってますよ!」
(やべぇ!見つかった。)

セリーヌ、ジャンヌ、ソフィアに悪絡みされたから逃げていたクリフだったがソフィアに見つかり家の中へ連れ戻されてしまった。

その後も夜遅くまでワイワイ騒いだクリフ達だった。

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