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よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった 第42話

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ゲーム世界に転生
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【よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった】

よくある異世界転生。俺こと、美波勇気もテンプレのように毎日毎日の残業残業で倒れてしまった。ここでテンプレならチートを授かるモノだが、気づいたらゲームの世界にいた。そう、昔少しだけ流行ったドラゴンファンタジーのゲームの世界だ。有名ロールプレイングゲームを真似て作られた為、そこまで人気はなかったが俺はこのゲームが好きでけっこうやりこんでいた。勇者だったらハッピーエンドを迎えたのに、俺が転生したのは勇者とともに魔王を討伐する友人のキャラだった。一緒に魔王を倒したならそこそこ良いキャラじゃね?と思うかもしれないが、このキャラ。魔王と戦う直前に好きな人を勇者に取られてそのままヤケクソになって魔王に向かって死んでしまうのだ。。。俺は死にたくない。ゲームの知識を活かして生き残るしかない!!

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『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

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第42話 ユウキの選べる職業は・・・!?

 

ユウキは転職の部屋で中央にある水晶に触れた。するとユウキが転職できる職業が現れた。

【下級職】
・盗賊
・商人
・遊び人
・狩人

【上級職】
・剣聖
・武聖
・大魔法使い
・神官

・バトルマスター
・聖騎士
・賢者
・魔法剣士

【最上級職】

【ユニーク職】
・バーサーカー
・性豪
・ゲーマー
・偽勇者
・魔王の卵
・主人公

一覧を確認するとユウキは声を上げた。

「え!?」

ユウキは水晶から手を放して深呼吸した。
「なんか知らない職業がたくさん出たぞ・・・」

ユウキは恐る恐る水晶に再度手を当てて、現れた職業をひとつずつ確認していく。
「ユニーク職ってなんだ!?英雄とか英雄王は隠し職業だからユニーク職になるんだと思うけど・・・それにしてもヤバいのかよくわからん職業が並んでるぞ・・・なんだこれ???」

ユーキが驚くのも無理はなかった。
ドランゴンファンタジーの世界での転職は

戦士→剣聖→剣王
武道家→武聖→武王
僧侶→神官(巫女)→聖者(聖女)
魔法使い→大魔法使い→大魔導士

であり、
戦士と武道家→バトルマスター
武道家と僧侶→聖騎士
僧侶と魔法使い→賢者
戦士と魔法使い→魔法剣士

と転職ができるようになっていた。

「バーサーカーに、性豪っていうのは夜の生活の事だよな。ゲーマーっていうのは元の世界の経験からか。偽勇者とか魔王の卵とかってもはや意味わからんし。主人公っていうのも気になるけど選んだらダメな気がする・・・」

ユウキは転職する気はなかったが、ユニーク職業を見ながら本気で悩んだ。

転職した方が良いのではないか・・・
英雄王を目指すのではなく、性豪に転職して楽しむのもありなのではないか・・・
主人公に転職したらこの世界の中心になれるのではないか・・・

悩みに悩んだユウキだったが・・・

ユウキは転職せずに転職の部屋を出る事にした。
(とりあえず先送りにしよう。ジュリアにも相談しないと。うん。転職先は逃げないもんな。そうしよう。)

ユウキは問題を先送りする事にしたのだった。

転職の部屋から出たユウキはカツヤ達と合流する為に外に出た。外に出るとユウキ以外のメンバーはすでにそろっていた。ユウキが一番最後の様だ。

「ごめんごめん。遅くなった。俺が最後みたいだね。」
「ユウキ!遅いぞ。大魔法使いの職業がなかったのか?」
「いやちゃんとあったよ。他の職業とかも出てたから色々考えちゃって。」

「なら大魔法使いに転職できたのか?」
「もちろん。」
「おめでとう!!他のみんなも希望の職業に転職できたみたいだぞ。」
「そうなの?」

「私は巫女に転職したわよ。」
「私は精霊士に転職したぞ。」
「あたしはくのいちに転職したわ。」

「私は・・・一覧を確認したけど、王女の職業よりも高位の職業がなかったから今回は転職しなかったわ。」
「そっか・・・」

(やっぱりジュリアは転職しなかったんだな。まあ王女が上級職だから、それ以上ってなると最上級職だけだもんな。俺だってユニーク職は出てたけど最上級職は一つもでてなかったし・・・)

「これで俺とジュリア以外は転職できたけどレベルが1になったんだろ?とりあえず次に進む為にも少しレベル上げが必要だな。って言っても次にどこにいけばいいかもまだわかってないけどな。」

「ならレベル上げと並行して情報を集めないとな。」
「さんせー。」

「うむ。情報収集だな。街にいるエルフにも聞いてみよう。」
「あたしもスラムの仲間に聞いて見るよ。」

その日の夜、カツヤが泊ってる宿にロッテルド王国のサマンサ王女の使者が現れた。
使者と会うと、今後の旅に必要だろう。という事で船を借りる事になった。

「やったなユウキ!これで色んな所にいけるぜ。俺達の村にも行くことだってできるぞ。」
「そうだな。船を使えるとなると行ける所がかなり増えるな。それも踏まえて情報を集めないとな。」

その日、使者から船を受け取った一同は明日から船でいける所を踏まえて情報収集を行う事を決めてそれぞれの部屋に戻った。

ユウキが部屋に入るとすぐにジュリアが尋ねてきた。
「ユウキさん。今良いですか?」

ユウキはドアを開けて、いつものようにジュリアを椅子に座るように促す。
「それでどうしたんだ?」
「えっと・・・転職の事を聞きたくて・・・」

「転職?ジュリアは何か気になる職業が出てたのか??」
「はい・・・ユウキさんなら知ってるかと思って・・・」

「どんな職業なんだ?」
「ユニーク職業って欄に女王様っていう職業とプリンセスっていう職業が出たんです。」

「!?・・・それはなんというか・・・俺もユニーク職業が何個が出たんだ。それでジュリアの職業もそうだけど、俺でも見た事も聞いた事もない職業だったんだ。」

ジュリアの転職可能なユニーク職業を聞いたユウキは自分の転職可能なユニーク職業を伝えた。

「ユウキさんも何ですね・・・それでどうしましょうか?」
「はっきり言ってユニーク職業は未知数だ。強いかもしれないし弱いかもしれない。調べる事で詳細がわかるかもしれないしわからないかもしれない。ただ、俺の職業の英雄はユニーク職業だ!」

「それなら・・・私のユニーク職業も強い可能性がありますね・・・」
「可能性はな・・・ただ、不明な点が多すぎる。ただでさえ転職するとレベルが1になるんだ。慎重にすべきだと思う。」
「わかりましたわ。」

お互いのユニーク職業を確認し合い、ジュリアはユウキの部屋を去って行った。
ジュリアが居なくなってユウキは・・・

「は~。なんだよこれ!?全然ゲーム通りじゃないじゃん。俺の知識が役立たないよ。最新の攻略本くれよ!!プリーーズ!!」

1人愚痴をつぶやくのだった・・・

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