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よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった 第65話

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ゲーム世界に転生
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よくある異世界転生。俺こと、美波勇気もテンプレのように毎日毎日の残業残業で倒れてしまった。ここでテンプレならチートを授かるモノだが、気づいたらゲームの世界にいた。そう、昔少しだけ流行ったドラゴンファンタジーのゲームの世界だ。有名ロールプレイングゲームを真似て作られた為、そこまで人気はなかったが俺はこのゲームが好きでけっこうやりこんでいた。勇者だったらハッピーエンドを迎えたのに、俺が転生したのは勇者とともに魔王を討伐する友人のキャラだった。一緒に魔王を倒したならそこそこ良いキャラじゃね?と思うかもしれないが、このキャラ。魔王と戦う直前に好きな人を勇者に取られてそのままヤケクソになって魔王に向かって死んでしまうのだ。。。俺は死にたくない。ゲームの知識を活かして生き残るしかない!!

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『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

アニメで異世界ファンタジーの記事を更新しました~動画セレクション1~5

アニメで異世界ファンタジーの記事を更新しました~動画セレクション6~10

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第65話 オリハルコンを求めて



 

武器と防具の性能を上げてもらう為、エリクシアの城へと辿りついたユウキ達。だが、伝説の鍛冶師モヘアに性能を上げてもらおうとすると、鍛冶の道具がないので。と断られてしまった。

鍛冶の道具は魔物に奪われてしまったらしい。
(ゲームでは何も不思議に思わなかったけど、そもそもなんで魔物が鍛冶の道具を盗むんだ?それにこの城には魔物は来ていない・・・・どこで盗まれるんだ??不思議だ・・・)

「それで?ユウキはオリハルコンがどこにあるか知ってるんでしょ?」
ジュリアがユウキに尋ねる。
「ああもちろん。」

道具を失くしてしまったモヘアにオリハルコンを探して持って行く事。

これが、今受けている依頼だ。無事にオリハルコンをモヘアに渡せば、武器防具の性能を上げてくれるようになる。というのがゲームでの流れだった。

「どうやって行くの?近いの?」
「いやそれ程遠くないよ。ここって岩山に囲まれてるだろ?城があるのが、岩山の中の東側。実は岩山の外側の北側に岩山の中に入れる洞窟があるんだ。奥に進むとオリハルコンの塊を入手できるんだ。」

「そんなに簡単に・・・・。オリハルコンって伝説の金属でしょ?」
「・・・・そうだね。でもけっこう貴重なんじゃないかな?オリハルコンの塊っていっても1つしか入手できなかったし・・・」

(いや。待てよ。もしかして見つけた周辺を探せばいくつかオリハルコンを入手できるんじゃ・・・。たしかゲームじゃ宝箱じゃなくて、行き止まりにある固まった石から入手できたはずだ。という事は・・・・。いやでもオリハルコンって持ってれば加工してくれるのか・・・モヘアは持ってる武器と防具を強くはしてくれたけど一から武器とかは作ってくれなかったし・・・)

ユウキはゲームと現実の違いを考えていた。ゲームの世界に来たとはいえ、全く一緒ではなかった。違う事も多くあったので、できる事できない事を確認しながらユウキは冒険を続けている。

なんせこの世界はリセットがない。一度死んだら終わりなのだ。生き返る事も出来ない。ユウキが知ってるゲームと全く一緒の世界なら、ユウキの知識で攻略する事は何も問題はなかった。だが、知ってる内容と違う所があるのならば安心はできない。知らなかった事で死んでしまう可能性もあるからだ。

ユウキはジュリアとリーネにオリハルコンの場所を説明し、目的地にフライの魔法で飛んで行った。と行っても場所はすぐ近くだったので洞窟にはすぐに着いた。

「ユウキ様。この洞窟ですね。」
「ああ。間違いないと思う。」
「それにしてもこんな感じで岩山の中に入れるなんて、ここは誰かが採掘用にでも掘ったのでしょうか?」

「かもしれないね。それかエリクシアに行くために掘ったのかも。」
「その可能性もあるわね。だってあそこって飛行船でしか行けないもの。岩山を掘っていく道を作れば、英雄になれるわ。」

「いや。女王様に会った感じからすると道を作ると逆に迷惑がられるだろ?」
「たしかに・・・」

そんな話をしながらユウキ達は洞窟を進んで行く。洞窟と行っても特に難易度が高いわけではなかった。魔物も出てこないので、ただただ、奥へ奥へ進んで行くだけだった。

「ここって魔物とか出ないんですね?」
「そうだね。魔物が居ない洞窟って珍しいの?」
「そうですね。基本洞窟なんかは魔物が出ると思いますよ。」

(よくよく考えれば、魔物もいない洞窟にオリハルコンが誰にも取られずに残ってるってかなり不思議な話だよな。オリハルコンだけじゃなくてこの洞窟って、色々素材が満載だと思うけど、それも手付かずだしこの辺はゲームと一緒って事だな。)

ゲームではエリクシアにある洞窟では魔物は出て来なった。洞窟に入ると、水晶のような透明なモノから、金?銀?のような鉱石が所々に散らばっていた。だが、ゲームでは近づいてもその鉱石を取る事は全くできなかった。

「ユウキ様?珍しい鉱石がかなりあるように見えますが、これって取って行くのはダメなんでしょうか?」
「俺も今同じ事考えてたよ。」
「ユウキ?金とかも普通にあるわよ。なんなの?この洞窟?」
「俺に言われても・・・」

(ゲームじゃ見るだけで取る事なんてできなかった。だが、今は普通に取る事ができそうだ。金とかって持って行けばかなりの金になりそうだけど・・・。どうしよ??)

ユウキ達は金、銀、水晶、その他さまざまな鉱石があったが、今回はオリハルコンが目当てという事で採掘するのはあきらめた。後で、エリクシアから何か言われたら困る。という点と、お金には今の所困ってないから。というのが理由だ。
ジュリアは納得いかないという顔をしていたが・・・。

珍しい鉱石を横目にどんどんと奥に進むと、一番奥の部屋が金色に輝いていた。
「ユウキ!?あの奥の所!!すごく光ってるわ。」
「ああ。あそこにオリハルコンがあるっぽいな。それにしてもすごい光だな。」
「ユウキ様!?あれほどの輝き!?オリハルコンでまちがいなさそうですね。」

ユウキ達は強く光ってる場所に進む。ユウキ達がその場所に行くと、徐々に光が弱まり、光がなくなるとそこには金色に輝く鉱石オリハルコンがあった。

ユウキはすかさず鑑定した。
【名前】オリハルコン
神々の金属と言われる最上位レアの鉱石。この鉱石で作られた武器は世界最強の武器になる。又、オリハルコンのハンマーで鍛冶を行えばどのような武器にも加工でき、武器の性能を最高まで引き上げる事ができるだろう。
ただし・・・・

※※※オリハルコンのハンマーを作る事ができれば・・・だが・・・

(おお!!ちゃんとオリハルコンって出たぞ。でもなんだこれ!?なんか強調されてる文がすごい気になるんだけど・・・)

オリハルコンを無事に見つけたユウキだったが、もう一波乱ありそうな予感がするのだった・・・


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