気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
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第137話 3大国交流戦のスケジュールが決まった!
「3大国交流戦って1カ月もあるんだね?」
「そうだよ。クリフ君は知らなかったの?」
「うん。ずっと準備と鍛錬に忙しかったからね。」
「えっ?じゃあどういったスケジュールで進むのかも知らないの?」
「・・・うん。アリスは知ってるの?」
「もちろんよ。というか、みんな知ってると思うわよ。」
「そうなの?」
「だって今年最大のイベントだよ。知らない方がおかしいよ。」
「・・・・教えてもらっていいかな?」
クリフは3大国交流戦が1カ月続く事を知らなかった。更に、1カ月間がどういったスケジュールで進むのかも・・・。そもそも勝つことだけを考えて準備していたのでそこまで気が回らなかった。
アリスに3大国交流戦のスケジュールを教えてもらったクリフ。
3大国交流戦は1カ月間続く、今年最大のイベントである。
イベントは4つの大きなグループに分かれて行われる。
1週目は2年生による競技だ。
1日目と2日目は、各国からの代表メンバーによる5対5のリーグ戦だ。どの国も2チーム選出しているので、合計で6チームある。各国1チームずつの3チームがリーグ戦を行い。順位を決める。
3日目、4日目は、論文大会がある。各国からそれぞれ2チーム選出しているので、各国それぞれの日に1チームが論文・研究内容を発表する。
5日目は、1日目~2日目のリーグ戦結果の順位同士による戦い、つまり決勝戦である。リーグ戦で1位のチームは1位のチームと戦い、2位のチームは2位のチームと戦う感じだ。1位同士の戦いで勝った方が優勝となる。
6日目は、3日目~4日目で発表した論文大会で選ばれた上位2チームによる決勝戦だ。別のテーマを発表して優れた方が優勝となる。
7日目は休息日だ。
2週目は3年生による競技だ。
1日目は魔法無しの武道会だ。2年生の時とは違い、個人の勝ち抜き戦となる。今年は王国と聖国が初戦を戦う。
2日目は魔法だけの魔法大会だ。魔法無しと同じように個人の勝ち抜き戦となる。初戦は王国と聖国が闘う。
3日目はダンジョンタイムアタックが行われる。王国、聖国、帝国の順で競技を行いタイムが一番短い国の優勝となる。
4日目は魔物討伐タイムアタックが行われる。王国、聖国、帝国の順で競技を行いタイムが一番短い国の優勝となる。
5日目は1日目の勝者と帝国の決勝戦。勝った方が優勝となる。
6日目は2日目の勝者と帝国の決勝戦。勝った方が優勝となる。
7日目は休息日だ。
3週目は4年生による競技だ。
1日目は王国対聖国のなんでもありの武道会がある。
2日目は統一テストが行われる。
3日目と4日目は宝探し競技が行われる。
5日目は攻城戦が行われる。
6日目は1日目の勝者と帝国との対戦だ。勝った方が優勝となる。
7日目は休息日だ。
4週目は個人戦によるトーナメント戦だ。
参加者は各国から30名。2年生から4年生から10名ずつ参加する。
1日目はシード以外の試合を行い、90名が64名になる。
2日目に64名が32名になり
3日目に32名が16名になる。
4日目に16名が8名になり、
5日目に8名が4名になる。
6日目に4名が2名になり、
最終日に決勝戦が行われる。
これで3大国交流戦の全日程の終了だ。
「クリフ君。わかりやすく説明したけどわかった?」
「ありがとうアリス。すごくわかりやすかったよ。でも、そんな日を分けなくてもいいと思うんだけど?」
「どういう事?」
「例えば、統一テストとか論文大会は別の会場で同時期にするとか、個人戦は一日1試合とかじゃなくて2試合するとか。もっと期間を短くできる気がするけど・・・」
「それはわざと長い期間でやってるんだ。」
「マッシュ?どういう事?」
「こういうイベント事っていうのは金がかかる。今回で言えば帝国だな。もちろん自国開催っていうのは他国にアピールする事もできるのでデメリットばかりじゃない。」
「お金がかかるから長く開催してお金を稼いでるって事?」
「わかりやすく言えばな。俺達王国が滞在してるホテルだって、お金は王国が払ってくれてるはずだ。帝国からしたら長くいてくれる方が、より帝国にお金が落ちる。経済効果ってやつだ。」
(なるほど・・・オリンピックとかも長期間してテレビでこの経済効果は〇〇億円です。とかってよくやってるもんな。そんなもんか・・・)
「なるほどね。じゃあ仕方ないか。」
「そういう事。まあ俺達は学生だから無理をさせない!っていうのもあるだろうけどな。」
「たしかに。」
「じゃあ僕達の競技までかなり時間があるね。それまではずっとホテルにいるの?」
「そうだな。練習したり作戦会議したり、まあ2年と3年の応援とサポートも俺達の役目だな。」
「そっか。」
「ここのホテルは王国の貸し切りだから作戦会議とかが他国にもれる事はないからな。だいたいここで戦略を立てて、その日の競技メンバーが競技に臨むって感じだな。朝は全員集まっての食事とミーティングが毎日あるからな。」
「あれってめんどくさいよね・・・」
「まあな・・・だが、大事だからな。」
「それはわかってるけど・・・」
マッシュやアリスと談笑しながらホテルでゆっくりと過ごした。談笑が終わり、部屋に戻ってグランやスイム、クインとダラダラしていると、ドアがノックされる。
「クリフ様。ちょっといいですか?相談したい事があるんですが。」
「セリーヌ?いいよ。」
クリフの部屋にセリーヌが入ってくる。豪華な木箱を持って・・・
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