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よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった 第55話

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ゲーム世界に転生
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【よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった】

 

よくある異世界転生。俺こと、美波勇気もテンプレのように毎日毎日の残業残業で倒れてしまった。ここでテンプレならチートを授かるモノだが、気づいたらゲームの世界にいた。そう、昔少しだけ流行ったドラゴンファンタジーのゲームの世界だ。有名ロールプレイングゲームを真似て作られた為、そこまで人気はなかったが俺はこのゲームが好きでけっこうやりこんでいた。勇者だったらハッピーエンドを迎えたのに、俺が転生したのは勇者とともに魔王を討伐する友人のキャラだった。一緒に魔王を倒したならそこそこ良いキャラじゃね?と思うかもしれないが、このキャラ。魔王と戦う直前に好きな人を勇者に取られてそのままヤケクソになって魔王に向かって死んでしまうのだ。。。俺は死にたくない。ゲームの知識を活かして生き残るしかない!!

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『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

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第55話 カツヤの事は放っておくか!?



 

カツヤを助ける為にプラネットの国へ向かったユウキ達。しかし、プラネットに着くとカツヤ達はすでに居なかった。

プラネットの人達に話を聞くと、どうやら1週間程前に勇者の盾を手に入れてプラネットを離れたらしい。

「入れ違いになったわね。それにしてもカツヤさんちゃんと勇者の盾を入手できたのね。」
「いや。カツヤが入手したんじゃないらしい。聞くところによると、エルフの戦士が優勝して勇者の盾を入手したって言ってたからな。」

「あら?じゃあ兄さんが勇者の盾を入手したのね。さすが兄さん。」
「ああ、リヨンが毎日闘技場で戦ってようやく手に入れたって言ってたよ。」

「兄さんは責任感が強いから・・・」
「なんにしても勇者の盾を無事に入手できたなら良かった。1週間前に出たって事は今は丁度船に乗るぐらいか・・・」

「どうする?フライで船まで飛んで行く?」
「う~ん。カツヤが順調に勇者装備を入手できるなら放っておいても良い気はするんだよな~。勇者装備を全て手に入れるって事はそれだけ魔物とも戦う頻度が高いだろうからレベルも上がるだろうし・・・」

「ならもうカツヤさんは放置して私達は私達で冒険しましょ。カツヤさんが順調に魔王を倒してくれるなら倒すまでは自由行動って事でしょ?」
「いや。天空城へは行きたいんだ。」

(あそこには賢者の石がある。それはゲットしておきたい。カツヤが勇者装備を全て手に入れて、天空城に行くときにはついて行かないとゲットできないからな。天空城へはカツヤがいないといけないし・・・一度行けばテレポートで行けるからついて行ければいいんだけどな。)

「ならカツヤさんの情報は知っておく必要があるって事ね。」
「ああ。」

「ならユウキ様。こちらで勇者装備シリーズを一つ持っておくのはどうでしょうか?こちらも勇者装備シリーズを集めたっていう実績ができますし、カツヤさんが私達の知らない間に天空城に行く事もありませんわ。」
「そうだな。リーネの案が良さそうだな。」

「じゃあユウキ。どの装備を取りに行くの?」
「そうだな~。一番簡単なのは勇者の剣だな。あれは廃墟の城の王座に刺さってるだけだからな。」

「じゃあそこに行くの?」
(だけど、勇者の剣をカツヤが早めに入手した方がその後の攻略も早い気がするんだよな~・・・ゲームだったら、勇者の盾、勇者の剣、勇者の兜、勇者の鎧の順で入手してたから・・・)

「う~ん。でも俺が剣を取っちゃうとちょっとな~。やっぱ強力な武器って早めに必要だろ?」
「たしかにそうね。カツヤさんの事だから勇者の剣の情報がわかれば一番先に鳥に行く気がするわ。」

(なら勇者の兜か鎧か・・・海底神殿は強い魔物が出るからあそこにカツヤが行かないと多分、天空城で神龍には勝てないだろうし・・・なら消去法で勇者の兜か・・・)

「そうだな。じゃあ勇者の兜を俺達で入手しておくか。カツヤが勇者の剣と勇者の鎧を入手するのに、最低でも3か月はかかると思うからそれぐらいは自由行動できると思う。」

「じゃあ私達3人で色々冒険しましょ。とりあえずレベルを上げたいわ。今はレベル1でしょ。早くレベルを上げてどんなスキルを覚えるのか楽しみだわ。ルーラータイムのスキルも使ってみたいし。」

(たしかに覚えるスキルは興味あるな。スライム王国に行けば20ぐらいまではすぐに上がるはず。20まで上げればスキルか魔法を3つは覚えるはずだからな。)

「そうだな。じゃあとりあえずスライム王国に行ってレベルを上げるか?ジュリアの言うように新しく覚えるスキルは興味があるな。それに勇者の兜は洞窟の中にあるんだけど、デュラハンってボスがいるからステータスは上げておいて損はないからな。」

「デュラハン・・・ですか??」
「ああ。首のない鎧の騎士だな。そいつが勇者の兜を抱えてるんだ。そいつを倒さないと勇者の兜は入手できないからな。」

「なるほど・・・私はレベルだけじゃなくって装備も新しくしたいですわ。」
「装備か・・・たしかにな。」

(冒険者、フォレストガーディアン、ルーラー・・・どの武器が合ってるかもよくわからないけどな・・・まあゲームとは違ってどんな武器でも装備できるし使いやすい装備が一番なんだけどな。)

「ユウキ様は武器とかアイテムの事も詳しいんですよね?私は弓と杖が欲しいですわ。」
「私は剣と杖ね。」

「俺はとりあえず聖剣エックスカリバーがあるから武器は大丈夫だ。防具類は革系の鎧か服、ローブ辺りがほしいな。」

(まてよ。例えばドラゴンとか倒したらその素材を鍛冶屋とかに持って行けば防具とか作ってくれるんじゃね?・・・いや・・・でもドラゴン倒したって死体は消えてなくなるから無理か・・・えっ・・・じゃあこの世界の防具ってどうやって作ってるんだ?ドラゴンメイルとかメチャクチャ龍の素材使ってそうなんだけど・・・)

「いいわね。お揃いのローブとか憧れるわ。」

(武器と防具か・・・最強でそろえるなら魔物のドロップ品狙いだけど確率がな~。簡単に買えるヤツならゴッシュの街にいけば買えるけど・・・あそこは金額が高いからすぐに買えないかもな~。)

ユウキは魔物のドロップから装備品をゲットするか、お金を稼いで購入するか2人に尋ねてみた。

「どうせなら強い方がいいけど・・・見た目も大事よね・・・」
「ジュリアの言う通りだわ。一度、そのゴッシュって街の装備品も見てみたいわ。」

「そうだな。わかった。じゃあスライム王国でレベル上げして、ゴッシュに行って装備品を確認する。その後、最北の洞窟に行って勇者の兜を入手しにいくか。」
「それでいいわ。」
「私も。」

行くべき所が決まったので、ユウキはレベルを上げる為にスライム王国へと向かうのだった。

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