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よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった 第92話 さあこれからの事を決めて行こう

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ゲーム世界に転生
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よくある異世界転生。俺こと、美波勇気もテンプレのように毎日毎日の残業残業で倒れてしまった。ここでテンプレならチートを授かるモノだが、気づいたらゲームの世界にいた。そう、昔少しだけ流行ったドラゴンファンタジーのゲームの世界だ。有名ロールプレイングゲームを真似て作られた為、そこまで人気はなかったが俺はこのゲームが好きでけっこうやりこんでいた。勇者だったらハッピーエンドを迎えたのに、俺が転生したのは勇者とともに魔王を討伐する友人のキャラだった。一緒に魔王を倒したならそこそこ良いキャラじゃね?と思うかもしれないが、このキャラ。魔王と戦う直前に好きな人を勇者に取られてそのままヤケクソになって魔王に向かって死んでしまうのだ。。。俺は死にたくない。ゲームの知識を活かして生き残るしかない!!

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『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

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第92話 さあこれからの事を決めて行こう

ユウキはジュリア、リーネ、ニーチェと明日カツヤに何を話し、今後どのように行動していくのかを決めていた。

「それでユウキはどうしたいの?」

「ああ。俺は今後もカツヤ達とは別行動するのが良いと思う。」

「結局そうなるわよね。だってもう私達とカツヤ達とじゃ戦力も目的も全然違うもの。」

「うん。そう・・・ジュリアの言う通りだ。カツヤ達に今の俺達が加わってもカツヤ達にとって良い事はないだろう。それに俺達だって良い事がない。ただ、カツヤには魔王を倒してもらわないといけないからサポートはしていこうと思う。」

「ユウキ様?どうやってサポートするんですか?」

「ああ。具体的には明日まず、カツヤ達に火の神殿で手に入れた魔法の絨毯を渡す。魔法の絨毯があれば移動速度が上がるからカツヤ達の冒険の幅がグンと広がるはずだ。」

「カツヤ達にはそれでどこに行ってもらうの?」

「目指すのは大陸中央にある天に一番近い塔だ。その塔の頂上で勇者装備シリーズを全て装備した勇者が剣を天に掲げれば天空城へ行く事ができる。」

「天空城か・・・噂には聞いた事があるが・・・なるほど。勇者装備シリーズがないといけないのか。マスターよ。天空城には何があるんだ?」

「ああ。天空城には神龍、全てのドラゴンの母であるマザードラゴンがいるんだ。マザードラゴンに勇者の力を認めてもらえると子供のドランが仲間になってくれる。そしてニーチェも知ってると思うけど、魔王城へ行くには険しい山々を越えて闇の結界を破壊しないといけない。ドランは聖なる龍だから空を飛んで山を越えれるし、闇の結界も破壊できる。」

「なるほど。たしかに聖なるドラゴンに乗って行くなら魔王城へは行く事ができそうだな。」

「ああ。それで魔王城で魔王を倒せばめでたくゲームクリア!って感じだ。」

「でもユウキ?そんなとんとん拍子にうまく行くかしら?」

「今のカツヤ達のレベルがいくつかわからないけど、リヴァイアサンを倒したって事は40前後ぐらいだと思う。勇者のカツヤ、巫女のアイ、精霊士のリヨン、くの一のアイカ、正直カツヤは装備もステータスも高いから大丈夫かもしれないが、他の3人は上級職だけど、装備も整っていないしステータスもそれほど高くない。まちがいなくうまく行かないだろうな。」

「!?やっぱり・・・でもユウキはどうすればいいかわかってるんでしょ?」

「ああ。候補はいくつかあるが、一つは単純に全員のレベルアップだな。全員が45を超えれば天空城はクリアできると思う。魔王を倒すならレベル55ぐらいは必要だ。」

「それはつまりレベルアップできる場所を教えるって事ね。スライム王国を教えるの?」

「カツヤがレベルアップを望むならそれもありだね。」

「他には?」

「装備の充実だな。カツヤは勇者装備を身に付けてるから問題ないが、他のメンバーは装備が充実していない。ステータスが低くても強い武器や防具を装備すれば格上の魔物とも戦う事ができる。」

「確かに装備は重要ですね。でもユウキ様?それはどこで手に入れるのですか?簡単に手に入れる事ができるものなんですか?」

「色々方法はあるけど、一番簡単なのは南の大陸の端にあるロイヤルベガスに行ってそこの武器屋と防具屋で買える装備品を買う事だな。あそこの街が購入できる装備品なら一番質が良い。その次なら、ロイヤルベガスのカジノの景品だ。カジノの景品んはお店で売っていない装備品が並んでるから入手できれば戦闘がかなり楽になる。もっと良い装備を狙うなら、魔物からのドロップを狙う方法もある。だが、かなり時間がかかる」

「カツヤにカジノは無理ね。それにドロップ狙いはいつになるかわからない。そうなるとロイヤルベガスのお店で装備を揃えるのが確実で早いわね。」

「ああ。だからまずはカツヤ達にはロイヤルベガスを目指してもらおうと思う。」

「じゃあロイヤルベガスで装備を揃えて、スライム王国でレベルを上げて、天に一番近い塔にむかってもらうって事?」

「いや。スライム王国でレベルを上げる前にカツヤ達には仲間を増やしてもらおうと思う。」

「仲間?」

「ああ。単純にパーティメンバーが増えればそれだけ戦力が増えるだろ?」

「ユウキの言う事はわかるけど、そんな都合よく仲間になる人がいるの?」

「ああ。カツヤ達のパーティは前衛のアイカ、前衛及び中衛のカツヤ、後衛のアイとリヨンのパーティだろ?それを考えると高威力の魔法を使うタイプのメンバーがいないんだ。まあ通常なら俺が魔法使いとしてカツヤ達と一緒にいたから、そこが抜けてるってだけなんだけどな。」

「たしかに魔法使いがいると、魔物の殲滅力が増すわね。」

「だろう。でだ、フレイヤで賢者フローラと会っただろ?アイツはあるアイテムを持って行けば仲間になるんだ。」

「「「!!!???」」」

「だから俺達はカツヤ達が装備を整えてる間にそのアイテムを取りに行こうと思う。そうすればフローラを仲間にいれたカツヤ達はパーティとしてのバランスも良いだろ?」

「たしかに・・・フローラ様なら戦力に問題なしだわ。でもフローラ様が仲間に・・・本当なの?」

「ああ。」

(フローラは賢者の石をずっと探してた。だから賢者の石を渡すと仲間になってくれる。賢者の石が使えなくなるのがもったいなくて仲間にした事なかったけど、そこはまあ目をつぶろう。リアルだと賢者の石をフローラが持ったまま仲間になるだろうからそのまま使える可能性もあるしな。)

「わかったわ。それで行きましょう。」
「私もそれで問題ありません。」
「アタシもOKだよ。でもマスター。アタシはロイヤルベガスのカジノで遊んでみたかったぞ。」

「そうだな・・・俺達もカツヤ達とは別で一度ロイヤルベガスに行くのもいいかもな。丁度あそこのカジノの景品はいくつか手に入れておこうと思ってたから。」

「本当か!?マスター!」

「ああ。」

「やったぜ。なら早くカツヤ達と話してアタシ達も行動しようぜ。」

もう夜も遅いのでテンションの高くなったニーチェを落ち着かせてからユウキ達は明日に備えるのだった。

ちなみにニーチェのハイテンションを抑える為にユウキは絶倫スキルを使用する事になったのだった・・・

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『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

  1. 第1章 ゲーム世界に転生した!?
  2. 第2章 ゲームの流れに沿って行動しよう
  3. 第3章 勇者とは別行動だ!!
  4. 第4章 主人公として

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『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

異世界にチートは必須だよねを1話から読む

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