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よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった 第58話

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ゲーム世界に転生
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よくある異世界転生。俺こと、美波勇気もテンプレのように毎日毎日の残業残業で倒れてしまった。ここでテンプレならチートを授かるモノだが、気づいたらゲームの世界にいた。そう、昔少しだけ流行ったドラゴンファンタジーのゲームの世界だ。有名ロールプレイングゲームを真似て作られた為、そこまで人気はなかったが俺はこのゲームが好きでけっこうやりこんでいた。勇者だったらハッピーエンドを迎えたのに、俺が転生したのは勇者とともに魔王を討伐する友人のキャラだった。一緒に魔王を倒したならそこそこ良いキャラじゃね?と思うかもしれないが、このキャラ。魔王と戦う直前に好きな人を勇者に取られてそのままヤケクソになって魔王に向かって死んでしまうのだ。。。俺は死にたくない。ゲームの知識を活かして生き残るしかない!!

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『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

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第58話 スライムソードゲット!?予想以上の出来!?



ユウキ達はベルの街で大量の小瓶を購入し、スライム王国に向かった。

「ユウキ!この瓶って聖水入ってない空のビンだけど大丈夫なの?」
「ああ。スライム王国には聖なる泉があるからな。そこの水を汲むつもりだ。」

ユウキ達は聖なる泉に行き、購入した瓶に聖なる泉を入れていく。

「よし。これだけあれば大丈夫だろ。あとはこれをゴッドスライムにぶつけるだけだな。」
「それにしてもこれをぶつけたら1撃で倒せるなんて、今だに信じられないわ。」

「まあメタリック系限定だな。ちなみにダブルキングメタリックスライムにはこれは効かないぞ。効かないっていうよりも1発じゃ倒せないって言うのが正解だけどな。」
「なるほど。ユウキのメタル斬り1撃で倒せなかった者ね。」

「ああ。アイツらはメタル斬りを前提としての敵だから聖水じゃあたぶん5本ぐらい投げないと死なないんじゃないかな・・・」

「それでユウキ様。これをどうやってゴッドスライムに当てるんですか?」
「そこなんだよな~。ブラックゴッドを倒してから投げたんじゃ当たらないだろうから。」

「ユウキ様はどうやって当ててたんですか?」
「俺の時は木の上でひたすら待ってたな。下に目当てのメタリックスライムがきたら上から落として当ててたな。」

「なるほど・・・」
「矢に聖水のビンを括り付けるのはどうでしょう?」
「ダメね。それなら命中率が下がるからうまくゴッドスライムに当たるかわからないわ。」

「とりあえずリーネは昨日のように弓でブラックゴッドを攻撃してくれ。俺とジュリアはホワイトゴッドに聖なる泉の水を投げつけてみよう。」

その後、ユウキの作戦を試したが、ブラックゴッドが倒されるとホワイトゴッドはすぐに逃げてしまうのだった。

「同時にゴッドスライムに当てないと無理ね。」
「そうだな。リーネの矢の方がスピードが早いからタイミングが難しいな。俺とジュリアがゴッドスライムを見つけるとホワイトゴッドにむかって瓶を投げて、その後、リーネに矢を放ってもらうしかないな。」
「それしかありませんね。」

そうして、何度かゴッドスライムに対してタイミングを合わし、攻撃していると、
リーネの矢がブラックゴッドに当たると同時にホワイトゴッドにもユウキの投げた聖なる泉の水が当たった。

「よっしゃーー!!!」
ユウキが叫ぶ。

「ユウキやったわね。」
「ユウキ様やりましたね。」
「ああ。ベストタイミングだったな。」

ユウキ達はゴッドスライムの所に近づいていく。すると、
銀色に光った細い剣と大量のお金が落ちていた。

「これが・・・神剣スライムソードか。なんか思ってたよりカッコいいな。スライムソードっていうぐらいだから可愛らしい剣を想像してたんだが。」
「ユウキ!スライムみたいな剣なら使い物にならないでしょ。」
「それもそうか。」

「ユウキ様やりましたね。それにさっきの戦闘でかなりレベルが上がった気がします。」
「そうだな。それは俺も感じたよ。」

(神剣スライムソードはジュリアが装備するのがいいかもな。この細剣の具合はジュリアにピッタリだ。俺は聖剣エックスカリバーがあるし、もう一度倒して2本目をゲットしておけば俺も神剣スライムソードを装備できるしな。)

「ユウキ!この剣はどうする?」
「それはジュリアに装備してもらおうと思ってるよ。俺は聖剣エックスカリバーがあるし、形状は細剣だからジュリアにピッタリだと思う。」

「そう。ならありがたく私が使うわね。」
剣を装備したジュリアはとても似合っていた。美人な女騎士!!って感じだ。

「ユウキ様。レベルも上がったし今日は引き揚げますか?」
「いや。もう一回だけ倒したい。一応もう1本神剣スライムソードをゲットしておきたいんだ。予備でね。」

「・・・・もう一度あれをするんですか・・・わかりました。」
「頼むよ。」

「リーネ。がんばりましょう。」
「・・・そうですね。わかりました。」

ユウキ達は再度、ゴッドスライム狩りを開始した。一度タイミングを掴んだからか、2回目の討伐はさほど時間がかからなかった。

だが、倒したホワイトゴッドの元に駆け寄るも・・・大量のお金はドロップしていたが神剣スライムソードはドロップしなかった。

「神剣スライムソードはなかったですね。今回はドロップしなかったって事でしょうか?」
「いやそんなはずは・・・。鑑定には同時に倒せばドロップする。ってあったから確実にドロップするって思ってたけど。」

(マジか!?って事は最初がかなり運がよかったってだけか?それとも1度しか入手できないのか?)

「まだ時間もあるし、タイミングも掴んできてる。今日はしばらくゴッドスライム狩りをしよう。」

(とりあえず、狩りまくるしか確認できないからな。レベルも上がるしお金も稼げるから問題ないか。)

その後、ユウキ達は瓶がなくなったので、一度ベルの街に戻り、再度大量の瓶を購入した。聖なる泉で水を汲み、投げつける。

帰る頃には大量の経験値によるレベルアップでユウキ、ジュリア、リーネのレベルは30にまで上がっていた。

だが、あれから5体のホワイトゴッドスライム&ブラックゴッドスライムを倒したのだが、神剣スライムソードはドロップする事はなかった。

宿屋に戻り、鑑定を使った時にその理由はわかるのだが、今はまだユウキは知らなかった。


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