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よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった 第56話

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ゲーム世界に転生
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よくある異世界転生。俺こと、美波勇気もテンプレのように毎日毎日の残業残業で倒れてしまった。ここでテンプレならチートを授かるモノだが、気づいたらゲームの世界にいた。そう、昔少しだけ流行ったドラゴンファンタジーのゲームの世界だ。有名ロールプレイングゲームを真似て作られた為、そこまで人気はなかったが俺はこのゲームが好きでけっこうやりこんでいた。勇者だったらハッピーエンドを迎えたのに、俺が転生したのは勇者とともに魔王を討伐する友人のキャラだった。一緒に魔王を倒したならそこそこ良いキャラじゃね?と思うかもしれないが、このキャラ。魔王と戦う直前に好きな人を勇者に取られてそのままヤケクソになって魔王に向かって死んでしまうのだ。。。俺は死にたくない。ゲームの知識を活かして生き残るしかない!!

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『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

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第56話 スライム王国で新種!?との出会い!!



 

プラネットの国に行ったユウキ達だったが、カツヤ達はすでに勇者の盾を入手してプラネットを離れていた。カツヤ達と合流できなかったのでユウキはカツヤ達との合流を諦め独自に行動する事にした。

「又、スライム王国に行くんですか?」
「そうだな。あそこが一番レベル上げの効率がいい。お金稼ぎも並行してできるしね。」
「スライム王国?ですか?」
「ああ。経験値を多く得られるスライムとお金を多く得られるスライムが出る狩場があるんだ。今日はそこでみんなのレベルを上げようと思う。」

「そんな所があるんですね。」
「私もユウキと1度行ったけど、スライムだから強くなくてユウキが一撃で倒すから楽だったわよ。」
「それは・・・すごい場所ですね。」

「今日は奥の方まで行くから強敵も出るだろうけどこの3人なら大丈夫だろ?」
「奥の方までですか?たしかに以前は同じところをぐるぐる回ってましたね。」

「奥に行くと別のスライムが出るんだ。あの時は安全を重視してたからね。今日はそれよりも経験値とお金を優先しようと思うからスライム王国の中でも奥の方に行く予定だ。」

ユウキ達はプラネットからテレポートで最果ての村へと移動する。

「ユウキのテレポートは本当に便利ですね。」
「ああ。魔法使いのレベル25で覚える魔法なんだけど、これは1パーティに1人は必要だよな。」

(ああ。考えて見ればテレポートの登録先を増やしておくのもいいな。一度行った所ならテレポートで移動できるし、勇者の兜を入手したら各国や各町を登録に回るのもいいな。今なら3人ともフライが使えるからそれほど時間もかからないだろうし。)

「それじゃジュリアとリーネもフライを使ってみて。」
「「はい。」」

初めてフライの魔法を使うジュリアとリーネ。最初はうまく動かせなかったが能力の高さが影響してるのかさほど苦労せずに自由に空を移動できるようになった。

「このフライの魔法も便利ですね。これがあれば船も馬車もいりませんね。」
「そうだな。でもMPだけは気をつけておけよ。フライ中にMPがなくなって海に落ちたりしたらさすがに死ぬだろ?」

「たしかに・・・。」

ユウキ達はフライを使って、最果ての村から山を越えてレベル上げの狩場、通称スライム王国へ辿り着いた。

「ユウキ。以前はメタリックスライムとキングメタリックスライム、スライムエンペラーを狩ったと思うけど、今日はどんなスライムを倒すの?」
「もちろん、メタスラもキンメタもスラエンも倒すよ。奥にいるのはそのスライムの上位版って感じかな。」

「強いんですか?」
「そうだね。俺のメタル斬りでも1撃で倒せないかもね。それに強力な魔法も使ってくる。」
「ユウキ様?わざわざ強敵と闘わなくても、倒しやすい敵でレベル上げた方がいいんじゃないですか?」

「いや。さっきも言ったけど今回はレベル上げだけが目的じゃないんだ。」
「お金稼ぎね。」
「それもあるけど、ジュリアはカジノの景品でメタキンシールドがあったのを覚えてるかな?ここの奧に居るダブルキングメタリックスライムからはメタキンアーマーがドロップするんだ。」

「ダブルキングメタリックスライム??」
「ああ。キングメタリックスライムが縦に2体くっついてるスライムだよ。」
「!?そんなスライムも出るんですか?」

「ああ。単純に2体分の経験値がある。その代わりスライムも2回攻撃してくるけど・・・」
「じゃあ・・・奥に行くとそのダブル系のスライムが出てくるって事ですか?」
「正解!」

「なんか・・・スライムの夫婦みたいですね。」
「・・・たしかに。もしかしたら夫婦で引っ付いてるのかもね。」

ユウキ達はスライム王国を進み、奥へと入っていく。その間にもどんどんスライムは迫ってくる。

スライム、ヒールスライム、毒スライム、麻痺スライム、キングスライム、ゴールデンスライム、など通常のスライムも出るが、ユウキ達はレベルは1だが、能力値は高い。苦戦する事なく、魔物を狩って行く。

「出ましたわ!!」
目の前には大きな銀色のスライムが2体縦に重なった姿が・・・

「あれだ!?ダブルメタリックキングスライム、通称ダブキン。やるぞ!!」
「「はい。」」

ユウキはメタル斬りでダブキンに切りかかる。それに続いてジュリアも剣で切りかかり、後ろからリーネが弓で攻撃する。予想通り、1撃で倒せなかったが、ダブキンは逃げなかった。

(よし!逃げなかったぞ。)

再度ユウキはメタル斬りでダブキンい切りかかった。メタル斬りが当たったダブキンはその場に消えて行く。

ドロップは・・・・しなかった。

「メタキンアーマーはドロップしませんでしたね。」
「ああ。まあそんなポンポン出る訳ないしな。とりあえずこの辺りでレベル上げしよう。神職は最上級職以上にレベルが上がりづらいと思うし、3人パーティだからそれなりに魔物を倒さないとな。」

ユウキ達はその後もメタリック系のスライムとゴールデン系のスライムを狩りまくった。しばらく狩り続けるとユウキは奇妙なスライムを発見する。

(ん?なんだあのスライムは真っ白いスライム???)

ユウキの視界に移ったのは、青でも赤でも緑でも銀でも金でもない、今までに見た事ない白色のスライムだった。

女神から神職の影響により、新種の魔物も自動で現れると聞いていたユウキは冷静に鑑定を発動する。

【名前】ゴッドスライム(ホワイト)
スライム系の頂点に位置するスライム。守りと敏捷は3,000あり、攻撃してもダメージは1しか与える事ができない。運よく倒せれば大量の経験値と大量のゴールドがゲットできる。一緒にいるゴッドスライム(ブラック)を一緒に倒せば神剣スライムソードをドロップする。

「えっ!?」

鑑定した結果出たのは今までに見た事も聞いた事もないスライムの情報だった・・・

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