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第58話&第59話 チート主人公クリフボールド爆誕

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異世界小説
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第58話 ステータスを公開し色々バレちゃった

王城の部屋で話をしている王族一同とボールド家一同。はじめは近況報告などの雑談がメインであったが今はクリフの話題で話が盛り上がっていた。

「今の勇者は文献に出てくる勇者とイメージが違いすぎる。このままいけば王国には悪影響になる可能性が高い。そこでクリフ君に力をつけてもらって王国が危なくなったら力を貸してもらおうと思っておるのじゃ。」
「マテウス待って。どうしてクリフちゃんなの?たしかにクリフちゃんは今年の学園の首席だったわ。でも今年は黄金世代って呼ばれているわけだしクリフ君以外にも力になりそうな子はいるんじゃないの?」

(うん。母さんの言う通りだよな。いくら今年首席だからって勇者のかわりになれっていうのはいきなりすぎる気がする。)

「そうじゃな。アレクとサラは知っておるからかまわんが、アーサー君、ミリア君、クリフ君は知らないからここでの話は他言無用で頼む。かなりの機密だからな。まずわしら王族には魔眼と呼ばれる特殊な目を皆が持っておる。儂の場合は相手の能力がわかる眼じゃ。鑑定のスキルの上位互換みたいなヤツじゃ。」
「それは知ってるけど、それがどうしたんだ?クリフの能力が勇者よりも高かったって事か?」

「いやそうではなくクリフ君の能力は・・・見えんのだ。」
「「見えない?」」
「そうじゃ。今までそんな事は一度としてなかった。初めての事じゃった。勇者の能力もちゃんと見れたしの、この世界でクリフ君だけが儂の眼でも見る事ができなかった。なぜ見れなかったのかは儂にもわからん。ただ、クリフ君には何かある!と思っての」

(やばい!!王様の眼って魔眼だったんだ!?鑑定して能力とか把握しておけばよかった。どうしよ??僕だけ見れないってきっと創造神様の何かしてるよね?転生者っていうのがわからないようにしてくれたんだと思うけど、僕だけ見えないってかなり怪しいじゃん。創造神様詰めが甘いよ。)

「そうなのか。いやまあクリフのステータスの加護とかスキルがやばいのは鑑定の儀から知ってたがどういう事だろ??クリフ何かわかるか?」

(さて、どうするか。創造神様の加護かな?ってごまかし通すのが一番かな。ステータスの公開はきっと免れないだろうから転生者って事だけ隠したら大丈夫かな。もうけっこう色々やってるから能力が高いのはバレてるし。転移とか隠したいけど学園長にはバレてるから王様に伝わってるかもしれない。下手に隠してそれがバレると後が面倒になりそうだしな。仕方ない。転生者以外はここでバレても仕方がないか・・・)

「う~ん。僕にもなぜ陛下にステータスが見えないのかはわからないです。」
(見えない理由がわかったらそれはそれでおかしいもんな。ここはわからないが正解だろう。)

「まあそうだろうな。クリフ、ステータスを見せてくれるか?」
(きたな。まあこうなるのは当然だな。もうやけくそだ。バレてもいいや。チーレムが加速する。って前向きにとらえよう。)

「わかりました。」
クリフは能力を含め、転生者と隠蔽以外の項目を公開した。
【名 前】 クリフ・ボールド
【年 齢】 11歳
【種 族】 人族
【身 分】 辺境伯家次男
【性 別】 男
【属 性】 全属性
【加 護】 創造神の加護・魔法神の加護・剣神の加護・武神の加護・
戦神の加護・愛情神の加護・
【称 号】 (転生者)神童・大魔導士・Bランク冒険者
大賢者の再来・Bランクダンジョン攻略者

【レベル】 50
【H  P】 60,000
【M  P】 160,000
【体 力】 6,000
【筋 力】 6,000
【敏 捷】 6,000
【知 力】 6,000
【魔 力】 50,000

【スキル】 鑑定・アイテムボックス・全魔法適正(隠蔽)全武器適正
無詠唱・身体強化・気配察知・消費MP軽減・戦闘補正S
状態異常無効・転移魔法・創造魔法
全魔法LV10・全武器LV10

クリフのステータスを見て全員が絶句した。
「クリフ!!!このステータスはなんだ!?加護やスキルに能力と色々と聞きたい事がありすぎるんだが?」

「はい。色々試しているうちに色々覚えていきました。ただ、周りと違うのは自覚していたのでバレないようにはしていました。なんでかわかりませんが僕は人よりもスキル取得とかが早い気はします。」

「クリフ君。儂の眼で見えなかったのは多分じゃが創造神様の加護にあると思う。創造神様の加護を持ってる者を見たのは初めてじゃ。まあ6人の神様から加護を貰ってる者を見るのもはじめてじゃがな。その件はいいじゃがクリフ君は転移魔法が使えるのか?」

(まあ転移は突っ込んでくるよね。かなりのレアだから)
「はい。転移魔方陣を参考にして転移できないか試行錯誤を繰り返して使えるようになりました。始めは2メートル先ぐらいしかできなかったんですが、今は行った事のある場所なら転移できるようになりました。」

「すごいな。魔力の数字も異常に高いし、鑑定やアイテムボックスのスキルも非情にレアだ。全魔法に適正があるのもすごいし、創造魔法っていうのは聞いたこともない。クリフ君。君は一体何者なんだ?」

「えっ何者と言われても、父アレクと母サラの子供のクリフですよ。どれも始めはなかったですけど努力したら使えるようになりました。父さんから加護やスキルは他の人に言うなよ。と言われてたので、他の人より恵まれてるとは思ってました。他の人が持っていないスキルを持ってるし、能力も高いとは思いますが、別にやましい事をしてる訳じゃないので、言わなかっただけです。」

「なるほどな。それだけの能力があれば、最近のクリフの噂も納得だ。俺はクリフがだれよりも努力しているのも知ってるし考え方が独特なのもよく知ってる。昔から一緒に過ごしてるからな。」
「私もクリフちゃんなら納得かな。昔からクリフちゃんはすごかったから。もうすごい。としか言えないね。」

それからスキルの詳細について色々聞かれたクリフだったかが、丁寧に一つ一つ説明して一同に納得してもらった。

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第59話 婚約話が浮上しました・・・やはりあれは予知夢!?

クリフのステータスが家族と王族にバレてしまった中色々聞かれたクリフは話を変える事にした。

「そういえばさっき王族は皆魔眼を持っているって言ってたけどセリーヌ様も魔眼を持ってるの?」
「はい。私も魔眼を持っていますわ。その・・・何の魔眼かは・・・」
セリーヌはマテウスを見ながらどうすれば良いか困っていた。

「セリーヌ言っても構わんよ。クリフ君のステータスを教えてもらったしここにいる者達は信用できる。大丈夫だ。」
「はい。お父様。私の魔眼は相手の感情がわかるんです。相手が何を考えているのかとかどう思っているとか。ですね。例えば、学校の入学式では多くの男性のいやらしい感情を受けて少しいやになりましたわ。」

(えっ・・・・それってかなりやばいんじゃ。僕ってセリーヌ様に対していやらしい目で見たり、好かれようと思って接していたぞ。全部バレてるのか!?)
「えっそれってかなりすごい能力なんじゃないの?」

「そうですね。この眼のお陰で私は人間不信で家族以外で男性とあまり話す事ができませんでした。ただ、クリフ様だけは感情が見えなかったので、それから魔眼を徐々に制御できるようになりましたの。制御できてからは勝手に色々感じる事はなくなったから前程、人間不信にはなっていませんわ。」

(僕のは見えなかったのか!よかった。見えてたら1発アウトだったよ~。でも初めて会った時から好感度が高かった謎が解けたな。家族以外で始めて男性で気軽に話せたのが僕って事か。さっきは創造神様を恨んだけど、創造神様さっきはごめん。ナイスです。)

創造神様の加護で鑑定できなかった事でステータスを公開する事になり、少し・・創造神様を恨んでしまったが、感情を読めなかった事はクリフにとって、とてもよかったので手のひらを返して創造神様に感謝するのであった。

「そうなんだね。魔眼か~。かっこいいね。僕も使えるようになるかな??」
「「クリフは少し自重しなさい。」」
アレク、サラがクリフを止めた。

クリフが魔眼の話を出したので、その後、リッキー殿下が未来がわかる魔眼を持っている事。ヘレン様が相手を意のままに操れる魅了の魔眼を持っている事を教えてもらった。

「おい。マテウス。魔眼の事しゃべってもよかったのかよ?まあたしかに俺達は知ってるし、子供にも教えてくれたのは信用の証だとは思うが知ってるやつって本当に少ないんだろ?」
「まあ大丈夫じゃ。魔眼については初めからクリフ君達には教えるつもりじゃったからな。なぜなら今回クリフ君にはセリーヌとの婚約話をするつもりじゃったからな。」

「「「「「婚約!?」」」」
ボールド家一同が声を揃えて驚いた。
セリーヌは顔を赤くして下を向いていた。

「そうじゃ。王家のつながりの強化にもつながるし、クリフ君は学園でも注目の的じゃろ。他の貴族の手がつく前に王族が手をつけるのもおかしな事でもないじゃろ。」
「そりゃあマテウスの言う事もわかるが俺としては子供に政略結婚みたいなんはさせたくないぞ。クリフはどうなんだ?」

「えっ。いや・・でも・・・まあ・・セリーヌ様は綺麗だし俺にはもったいないって言うか、セリーヌ様の気持ちもあるから僕だけで決めれないっていうか、なんというか」
「ふふっクリフちゃんの反応が年相応でかわいいわ。しどろもどろになってる。でもクリフちゃんもセリーヌちゃんの事は好きなのね。」

クリフは顔を赤くして
「いや、まあセリーヌ様はとても綺麗ですから。」
(いやいや皆で僕をからかわないでよ。セリーヌ様との婚約は是非ともしたいよ。でもここで是非したい。とはさすがに言えないでしょ。対応の仕方がわからないから困るよ~)

「ふふっ。クリフ君安心して。セリーヌはずっとクリフの事を好きなのよ。」
「お母さま!!??」

マリアがセリーヌの気持ちを暴露してセリーヌは顔が真っ赤っかになっていた。
クリフとセリーヌは周りからの視線とお互いの顔を見る度にそわそわし、どちらも下を向いてしまっていた。

「なるほどな。どうやらどちらも婚約はうれしいみたいだな。それなら俺からは何も言う事はないな。」
「まあ婚約と言っても正式に発表する訳ではない。今はまだ内々な話だ。リッキーが学校を卒業して成人した時に同時に発表するか、ヘレンが結婚とか婚約があったらその後かもしれん。まあ発表時期は未定じゃが、クリフ君とセリーヌの学校生活も始まるから、その前に話しておきたかったんじゃ。」

「クリフちゃんおめでとう。」
「「クリフ、おめでとう」」

「「「セリーヌもおめでとう」」」

「「ありがとうございます。」」
(婚約話が決まったぞ。セリーヌ様とはそうなったらいいなとは思ってたけど本当にそうなったぞ。これは良かったのか??でもこれって・・・今朝の夢の話と一緒だよな。じゃあいつか勇者が僕とセリーヌ様の婚約をぶち壊しにくるのか?いやでも内々って言ってたから公表してからの話なのか??う~ん。その辺がわからん。)

クリフは立ち上がって皆に御礼を伝える事にした。
「陛下、婚約話ありがとうございます。セリーヌ様今後ともよろしくお願いいたします。」
「はい。クリフ様よろしくお願いいたします。あっ!気軽にセリーヌと呼んでください。学校ではアーサー様やミリア様もお兄様の事を気軽に読んでるみたいですし」

「そうなんですか?」
「ああ。学校や普段は俺もミリアもリッキーって呼んでるよ。」

「なるほどわかりました。セリーヌこれからよろしくね」
「はい。」

クリフとセリーヌの婚約話も決まり、王族との話し合いは無事に終わった。

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