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第29話 史上最怖!?のFランク冒険者爆誕!?

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異世界小説
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教会での話が終わったクリフは次に冒険者ギルドを目指した。

(創造神様の話は内容が濃かったな~。まさか勇者がダメ勇者とは、なんとか更生して魔王を倒してくれれば、僕は僕でチート&ハーレムの楽しい人生が歩めるんだけどな~。)

(僕のハーレムメンバーに魅了とか使ってくる勇者とかもテンプレなら考えられるし、学校の対抗戦とかで勇者と出会って戦うとかもテンプレだよな~。セリーヌ様とかは綺麗だから王女様関連でイベントとかもありえるかも。)

と僕は今後起きるかもしれない勇者イベントのテンプレを想像しながら歩いていると剣が交差している紋が目に入った。

「あった。冒険者ギルド。思った通りの建物だ。」
両開きのドアにちょっと古いカーボーイ映画に出てきそうな建物だ。

「よし。中に入って。さっそく登録だ。酔っ払いとかに絡まれるかな?今の僕なら軽くひねれるからテンプレは大歓迎なんだけど・・・」
とテンプレ展開を期待して中に入っていった。

ギルドの中は予想通りで左側にギルドの受付嬢が何人もいてそれぞれ冒険者と話しをしている。正面の壁には紙がたくさん貼ってある。依頼書だろう。右側はバーになっているようでカウンターでお酒を飲んでいる人。テーブルで談笑しながら食事をしている人もいる。

(お~。思ってた通りの内装だ。やっぱりギルドはこうじゃなくちゃな。さて美人の受付嬢さんに突撃だ~)
僕は綺麗で美人の受付嬢を探してキョロキョロしていた。

すると、
「坊主。ここは子供の来るところじゃないぞ。」と酔っ払いに絡まれてしまった。

(ミスった~。キョロキョロしてたから目についたのかな??テンプレだけど、どうしよ・・・)

僕は咄嗟に鑑定をし、この人があまり強くない事を確認したが、どこまでやってしまっていいのかわからかったから、適当にあしらう事にした。

「ギルドは11歳から登録可能だと聞いていたので、今日は冒険者登録に来たんです。」と丁寧に答えて見た。

すると
「お前みたいな弱そうなガキンチョが冒険者なんかできるかよ。帰ってママのおっぱいでも読んでな」とさらに絡んできた。

ちょっとむかついた僕はスルーする事にした。
「すいません。何言ってるかわからないので、僕は登録にいきますね。」と酔っ払い冒険者を交して受付に向かった。

「はあ。何言ってるかわからないって、バカにしてんのか。ガキのくせに生意気だな~」と肩を掴んできた。

もうなるようになれだ。と思った僕は受付嬢に
「すいません。酔っ払いに絡まれてるんですが、ここで僕がこの人を倒しら問題になりますか」

「冒険者同士のいざこざはギルドは関与致しません。更に先に手を出してきたのはあちら側なので、特に問題もありません。」
受付嬢さんは11歳でまだまだ子供の僕にも丁寧に答えてくれた。

「ありがとうございます。では」
と僕は肩を掴まれた手を強引に引きはがしそのまま持ち上げて振り払った。そのまま酔っ払いの方を向き、腹に一発グーパンを放った。

その1発で冒険者はバーの端まで飛んでいき、壁にぶち当たった。
そのまま冒険者は気絶したようだ。

(手加減してよかった。もっと強く殴ってたら貫通する可能性もあったし。そうしたら殺してたかも。さすがに殺すとまずいよね)

クリフは盗賊討伐や魔物狩りを頻繁に行っていたので悪人への対応が少しわかるようになっていた。

「えっ。一発!?あの人荒くれもので有名だけどCランクの冒険者ですよ。あなたは一体???」

と受付嬢さんが驚いていたので、僕は改めて要望を伝えた。
「すいません。11歳から冒険者登録ができるってきいたんで今日は冒険者登録にきたんです。」

とさわやかスマイルで受付嬢さんに話した。
そして受付嬢さんの顔を見ると

(耳が長い。そして美形。これは・・・・エルフ!?。初エルフだ。感動だ。エルフだ。美形だ。綺麗だ。エルフだ)
僕はまた、声が出ず片言になってしまった。

「ええっ。今日登録にきた新人さんですか!?。すでに冒険者の方ではなくて!?」と受付嬢さんはビックリしていた。

「そんな事よりもお姉さんってエルフなんですか?僕エルフを見るのが初めてなんで、お姉さんみたいな綺麗な人初めて見ました。」
と感想と質問を上目遣いでしてみた。

「お姉さん!!??。」
お姉さんの言葉に反応し、笑顔になった。

「そうよ。私はエルフでエリーって言うの。ここで受付嬢をしてるからよろしくね。冒険者登録だったよね。お姉さんに任せなさい。」
エリーさんはお姉さんの所を強調して、僕の冒険者登録を進めてくれた。

その後、順調に冒険者登録の説明が進んでいき、
「はい。これが冒険者カードよ。始めはFランクからね。でもクリフ君はかなり強いみたいだからすぐにランクが上がるかもね。だって史上最強のFランク冒険者ですもの」

そうなんだ。冒険者登録を進めているときにバーで、気絶している冒険者をみていた冒険者から
「あいつ。今日冒険者登録するんだろ。やばいな。」
「あ~最強のFランクだな」
「下手に絡むとこっちがやばそうだな」

と色々な声が聞こえてきていた。
僕は苦笑いをしながら
「ありがとうございます。早くランクを上げれるように頑張ります。今日はもう遅いので依頼を見るのは明日からにします。マリーさん。色々教えて頂きありがとうございます。これからよろしくお願いします。」

とマリーさんに元気いっぱいに挨拶した。
史上最強のFランク冒険者爆誕である。さっそく伝説を作ってしまったクリフであった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

次話へ・・・・第30話 情報が駄々洩れでした・・・

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前話へ・・・・第28話 どうやら勇者はダメ勇者らしい・・・

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