(さてと。儀式の間を出る前にステータスを隠蔽しないとな)
「ステータスオープン」
【名 前】 クリフ・ボールド
【年 齢】 5歳
【種 族】 人族
【身 分】 辺境伯家次男
【性 別】 男
【属 性】 火・水・風・土・光・闇・時・空間
【加 護】 創造神の加護・魔法神の加護・剣神の加護・武神の加護【NEW!】
【称 号】 (転生者)
【レベル】 1
【H P】 400
【M P】 2000
【体 力】 80
【筋 力】 60
【敏 捷】 60
【知 力】 500
【魔 力】 5000
【スキル】 鑑定・アイテムボックス・全魔法適正・身体強化
光魔法LV5・土魔法LV3・水魔法LV3
風魔法LV3・無詠唱・隠蔽【NEW!】
気配察知・片手剣LV4・消費MP半減
複合魔法【NEW!】・剣術S【NEW!】
(隠蔽の他に武神の加護と複合魔法、剣術Sが増えている。神様達に感謝だな。)
僕は再度神様に感謝の祈りを行った。
(さて、儀式の間から出るとアレク父様とサラ母様にステータスを見せないといけないから見せちゃまずい奴は隠蔽で消しておかないとな。転生者は創造神様が見えないようにした。っていってたからこのカッコになってる分が他の人からは見えないんだろうな)
僕は転生者以外にどの項目を隠蔽したら良いか考えた。
(属性は多すぎるから半分は隠蔽して、加護はまあそのままでもいいか。スキルは多すぎるから剣術と魔法系を残してっと。)
(よし。こんなもんだろ)
隠ぺいを終えて僕は儀式の間を出た。
「父様、母様、無事鑑定の儀を終えて、加護をスキルを授かりました。」
「おおー。さすがクリフだ。では早速見せてくれ」
「はい。ステータスオープン」
【名 前】 クリフ・ボールド
【年 齢】 5歳
【種 族】 人族
【身 分】 辺境伯家次男
【性 別】 男
【属 性】 火・水・風・土(光・闇・時・空間)
【加 護】 創造神の加護・魔法神の加護・剣神の加護・武神の加護【NEW!】
【称 号】 (転生者)
【スキル】 (鑑定・アイテムボックス・全魔法適正・隠蔽)
光魔法LV5・土魔法LV3・水魔法LV3
風魔法LV3・無詠唱・身体強化
気配察知・片手剣LV4・消費MP半減
複合魔法・剣術S
カッコ内は隠蔽で隠してる項目だ。
クリフのステータスを見たアレク父様とサラ母様は絶句した。
「クリフ・・・・・お前・・・・やばいな。これ!」
「クリフちゃん・・・・加護もスキルも授かりすぎじゃない!!??」
両親は加護とスキルの多さに驚くとともに言葉を失い絶句していた・・・
「ちょっとここじゃ話せないな。一度家に帰ってからゆっくり話そう。いいなクリフ、」
「はい父様」
「それとステータスは他の人に絶対見せるな。このステータスはヤバすぎる。絶対に見せるなよ」
何度も念を押された僕はゆっくりうなずいた。
家族3人で街を散策する事にもならず、屋敷に帰るまでもみんな無言で少し雰囲気が悪かった・・・
(別に悪い事したわけじゃないけど、もう少し隠蔽した方がよかったかな・・・)
気まずい空気を作り出したクリフはステータスの隠蔽に失敗したと後悔したのだった。
その日の夕食時。
「クリフちゃん。鑑定の儀はどうだったの??」
一番にミリア姉様が聞いてきた。
「え~と、加護とスキルは無事に授かったよ。」
僕はアレク父様を見ながら静かに答えた。
「おめでとう。ステータス見せて見せて」
ミリア姉様にステータスをねだられ、どうしようか迷っていると。
「ミリア待ちなさい」
とアレク父様がミリア姉様を止めた。
「サラもアーサーもミリアも良く聞きなさい。クリフは今日、鑑定の儀を受けて加護とスキルを授かったんだが、普通では考えられない程の加護とスキルを得ている。これが他の国や貴族などに知れ渡ればクリフの命が危ないし、連れ去られて奴隷にされるかもしれない。だからクリフのステータスについては絶対に言わないように。それが守れるなら、クリフ、ステータスを見せてあげなさい」
サラ母様とアーサー兄様とミリア姉様がアレク父様の言葉にうなづいた所で僕は
「ステータスオープン」と唱えステータスをみんなに見せた。
【名 前】 クリフ・ボールド
【年 齢】 5歳
【種 族】 人族
【身 分】 辺境伯家次男
【性 別】 男
【属 性】 火・水・風・土(光・闇・時・空間)
【加 護】 創造神の加護・魔法神の加護・剣神の加護・武神の加護【NEW!】
【称 号】 (転生者)
【スキル】 (鑑定・アイテムボックス・全魔法適正・隠蔽)
光魔法LV5・土魔法LV3・水魔法LV3
風魔法LV3・無詠唱・身体強化
気配察知・片手剣LV4・消費MP半減
複合魔法・剣術S
教会内での出来事と同じようにみんな絶句していた。僕は苦笑いだ。
「加護が4つもあるし、魔法の属性も四大属性に適正あり、魔法のスキルに剣術Sってクリフお前すごすぎだな」
アーサー兄様がびっくりしながらも素直に称賛していた。
「クリフちゃんすごーい」
ミリアは驚きで言葉少なめだが、顔は笑っていた。
「そうだ。すごいんだ。いやすごすぎるんだ。普通なら両手上げて喜ぶ所なんだがどうしていいかわからないっていうのが正直な所だな」
アレク父様は困惑しているようだ。
みんなが驚くのも当然だ。この世界では加護は1つ授かれば御の字なのに2つどころか4つだ。魔法も1つか2つなら普通で3つも属性があるものですらそうはいないのに4つである。さらに、魔法も物理もどちらも超一流になれるスキルもあるのだから・・・
そうしてみんなでステータスについて話しているとアーサーがふいに
「クリフは神童だな。」とつぶやいた。
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