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第12話 ステータス爆伸び【2年間の努力】

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異世界小説
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家庭教師が初めて来た日から2年が経った。僕は4歳になり、アーサー兄様とミリア姉様は7歳になっていた。

この2年間はとても充実していた。
毎日毎日、体力づくりで庭を駆け回り、アーサー兄様と素振りをしたり、ミリア姉様に魔法を見せてもらったりと毎日毎日努力した。しんどかったけど、チートの為、ハーレムの為、子供ながらに地味な訓練は堪えたが、必死にがんばった。

(あ~長かったけどローマンさんとスノーさんと今日でお別れか~。2人には本当によくしてもらったな。こんな4歳児にすごい丁寧に教えてくれたし感謝しかないな。)

2人との家庭教師の契約はアーサー兄様とミリア姉様が基本学校に入学するまでだったので本日で終了である。さみしい限りだ。

「ローマンさん。スノーさん。2年間ありがとう。おかげでアーサーもミリアもたくましくなったよ。」
「「「先生、ありがとうございました」」」
僕達は先生に感謝の言葉を口にした。

「いえいえ、こちらこそ家庭教師に選んで頂き感謝してますよ。アーサー君もミリアちゃんもクリフ君も覚えも良いし真面目で素直だったのでこっちも色々学ばせてもらいましたしね。」
「そうね。2年間があっという間だったからさみしいわね」
ローマンさんとスノーさんが別れを惜しんでくれている。ミリア姉様は泣き出してしまった。

「まあローマンさんもスノーさんもボールドで冒険者をしてるから全く会わないってわけじゃないだろう。それに高等学校への入学の為に魔物の討伐などの経験もしてもらいたいから又すぐに教師の依頼をしようを思っていたしね。」

「「「本当ですか。父様!!??」」」

「ああもちらんだとも。高等学校は試験があるからね。その為にも早いうちから経験を積ませようと思っていたからね。それでどうだろうローマンさんにスノーさん。」

「はい。こちらとしても願ったりです。是非受けさせて下さい。」
今日で終わると思っていた家庭教師契約だったが、4年延長される事になった。ローマンさんもスノーさんも快く引き受けてくれ、家族に笑顔が戻った。

「まあ今までのように何日も来れないとは思うがね。学校もあるし、ローマンさん、スノーさんの予定もあるだろうから。」

「そうですね。でも時間が取れる時は教えにきますよ。アーサー君もミリアちゃんも覚えがいいから教えがいがありますから。もちろんクリフ君もね。」
先生にそう言われ僕はうれしくなった。

「「「先生、今後もよろしくお願いします。」」」

先生と別れて僕は部屋に戻っていた。
「ステータスオープン」

【名 前】 クリフ・ボールド
【年 齢】 4歳
【種 族】 人族
【身 分】 辺境伯家次男
【性 別】 男
【属 性】 火・水・風・土・光・闇・時・空間
【加 護】 創造神の加護・魔法神の加護・剣神の加護【NEW!】
【称 号】 転生者

【レベル】 1
【H  P】 200
【M  P】 550
【体 力】 40
【筋 力】 30
【敏 捷】 30
【知 力】 300
【魔 力】 2000

【スキル】 鑑定・アイテムボックス・全魔法適正・身体強化
光魔法LV3【NEW!】・無詠唱・気配察知
片手剣LV2【NEW!】・消費MP半減

魔力がすごい事になっていた。魔法を使う事が出来ないから、ミリア姉様の訓練に交じって魔力操作をずっとしていたせいだ。MPが増えたのは部屋でこそこそ光魔法を使っていたおかげだ。ばれないようにコソコソやっていたら、気配察知もいつの間にか身についていた。消費MP半減のスキルが付いたのはよろこばしいが、光魔法だけでは消費が難しくなり、最近はMPがあまり上がらなくなった。

剣術も毎日、木剣を振っていたおかげで片手剣のスキルを得る事ができた。剣神様の加護も頂き、4歳児の中では最強かも。と思っていた。現に魔力はミリア姉様よりも多くなっていた。

「この2年でステータスもだいぶあがったな。4歳だから体力とかはなかなか上昇しないが、魔力関連は頑張った分上がったって感じだな。明日からもがんばらないとな~」

今まではアーサー兄様とミリア姉様と一緒に訓練していたが、二人は明日から学校があるから、今後は一人で訓練をしていかなければならない。

(まあでも一人ならこそっと魔法使ったりもできるし色々試しながらやって行くか。5歳の鑑定の儀までは努力してステータスを上げて、鑑定の儀が終わったら魔の森にも行ってみたいしな~。)

充実した毎日を送っていたクリフは今日も満足して眠りについた。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

次話へ・・・・第13話 ステータス爆伸び 第二弾

目次へ・・・・異世界転生にチートは必須だよね

前話へ・・・・第11話 基本動作の繰り返しって大事だよね

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