スポンサーリンク
スポンサーリンク

第8話 鑑定の儀を終えた兄弟のステータスは・・・

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
異世界小説
スポンサーリンク

儀式の間からもどってきた兄様と姉様はどちらも、こぼれるぐらいの笑顔であった。

「父様、無事、鑑定の儀を終えて加護とスキルを授かりました。」
「私も、アーサーと同じように加護をスキルを授かりました。」

「おおっ!アーサー、ミリアおめでとう。」
「アーサーもミリアもよかったわね。今日はお祝いしなくちゃ」
「兄様、姉様おめでとうございます」

皆から祝福されて、兄様と姉様はとてもうれしそうだ。
それもそうだ。加護やスキルがなくても良いと父様は言っていたが、あるほうが良いに決まっている。

兄様と姉様のステータスを鑑定しても良いかな。と思っていると・・・
父様が
「ではどんな加護とスキルを得たか見せてくれ。ステータスの表示の仕方は司祭様に教えてもらったな?」

「はい。じゃあ俺からいきます。ステータスオープン」
僕が鑑定しなくても父様に言われ、兄様はステータスを公開した。

【名 前】 アーサー・ボールド
【年 齢】 5歳
【種 族】 人族
【身 分】 辺境伯家長男
【性 別】 男
【属 性】 ー
【加 護】 武神の加護
【称 号】 ー
【スキル】 剣術A・体術A

アーサーのステータスを確認すると、武神の加護と剣術と体術のスキルを授かったようだ。レベルとか能力値は公開されないみたいだ。

「アーサーは武神様の加護に剣術と体術か。それもAならかなりすごいな。よくやったアーサー」

父様に褒められアーサーは満面の笑顔で
「はい。ありがとうございます」と答えた。

「次は私ね。ステータスオープン」
ミリアがステータスオープンと唱え、ステータスを公開した。

【名 前】 ミリア・ボールド
【年 齢】 5歳
【種 族】 人族
【身 分】 辺境伯家長女
【性 別】 女
【属 性】 火・水
【加 護】 魔法神の加護
【称 号】 ー
【スキル】 魔術師・魔力アップA

ミリアのステータスを確認すると、魔法神の加護と魔術師と魔力アップのスキルがあった。兄様は父様と同じような加護とスキルと。姉様は母様と同じような加護とスキルを得たようだ。

「ミリアちゃん。私のように魔術師タイプね。加護もスキルも優秀よ。おめでとう」

アーサーと同じようにこちらも満面の笑みで
「はい。ありがとうございます」と答えていた。

「よし。鑑定の儀も終わったし、家で今後の予定についてみんなで話そうか」
父様がみんなにそう言うと・・・

「アレク!せっかく家族で街に出たんだから買い物していきましょ。」
母様が良い事を言った。

せっかく屋敷から外に出れたんだ。色々街を見て見たい。母様の意見には大賛成だ。

「サラの言う通りだな。クリフも初めての街だから色々見たいだろうしちょっとぶらぶらするか。」
父様はそう言い、みんなでボールドの街を歩いて見てまわった。

教会を出て、服屋、武器屋や防具屋、おしゃれな食べ物屋、宿屋っぽい所や肉屋や野菜を売ってる所など初めての街並みは新鮮で僕は目をきらきらしながら
「ここは何?。ここは何?」
と一日はしゃいでいた。

(さすが異世界だ。早く一人で色々見てみたい!)
僕は異世界の街並みに感動しながら、一人でギルドに行って、武器屋で武器を買い、宿屋にとまって、と冒険する事を考えていた。

一日が終わり、
夕食時に父様から家族に今後の予定の話が出た。

「アーサーとミリアは鑑定の儀を終えて適正がわかったから近いうちに家庭教師を読んで勉強をしてもらう。これは7歳から学校に通う為に貴族はみんなしている事だ」

この世界では

5歳で鑑定の儀
7歳で基本学校に通い(4年)
11歳で高等学校に通い(4年)
15歳で成人

という流れらしい。
基本学校は領都にある学校に通うが、高等学校はこれからの付き合いを考えて王都の学校に通うらしい。

(学校か~。入学試験テンプレとか、なまいきな貴族をざまぁしたりとかやりたい事がありすぎるな)
僕は前世では学校があまり好きではなかったが、この異世界ではとても楽しみにしていた。

(学校で力を発揮する為にも今は努力してチートできる力を身につけないとな)
僕は学校に通うまで更に努力する事を心に決めて、父様にお願いをした。

「父様!アーサー兄様とミリア姉様の家庭教師が来たら、僕も一緒に勉強しても良いですか?」
そう。家庭教師がくるなら、剣術や魔法も教えてくれるはず。この機会に僕も色々学びたかった。ていうか早く剣を振ってみたいし魔法をもっと使ってみたかった。

「クリフにはまだ早いな。まあアーサーとミリアの邪魔にならない程度ならかまわないとは思うが・・・」

「そうね。クリフちゃんは2歳にしては成長が早すぎるから邪魔にならない程度なら参加してもかまわないわよ」

父様と母様がダメとは言わなかったので、僕も剣術や魔法を学ぶ機会を得る事が出来た。

(やった。早く家庭教師さんこないかな~)
食事を終えた僕はベッドに寝ころびながら指先に光魔法を使って家庭教師がいつくるのか考えながら、魔法の練習をしていた。

ただ・・・案の定すぐにMPが切れて気絶した・・・

MP・・・0

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

次話へ・・・・第9話 ボールド領の冒険者(家庭教師)はすごかった

目次へ・・・・異世界転生にチートは必須だよね

前話へ・・・・第7話 鑑定の儀に行ってみた。兄も姉もチートか!?

投稿サイトのカクヨムのマイページはこちら・・・カクヨム:ベルピーの部屋

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
異世界小説
スポンサーリンク
スポンサーリンク
すぅをフォローする
スポンサーリンク
すぅさんの結果を生むのは行動力×行動量ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました