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第7話 鑑定の儀に行ってみた。兄も姉もチートか!?

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異世界小説
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目が覚めると朝になっていた。

「あれ?いつの間に寝たんだっけ・・・」
僕は昨日の事を思い出していた。

(そうだ。昨日魔法を使った後、そのまま気を失ったんだな。という事はMPがなくなって気絶した。って事かな。たしかにMPは10ぐらいしかなかったし光魔法が使えてうれしくなってもう一度使ったのは失敗だったよな)

「ステータスオープン」

【名 前】 クリフ・ボールド
【年 齢】 2歳
【種 族】 人族
【身 分】 辺境伯次男
【性 別】 男
【属 性】 火・水・風・土・光・闇・時・空間
【加 護】 創造神の加護・魔法神の加護
【称 号】 転生者

【レベル】 1
【H  P】 10
【M  P】 11
【体 力】 3
【筋 力】 3
【敏 捷】 3
【知 力】 3
【魔 力】 501

【スキル】 鑑定・アイテムボックス・全魔法適正・身体強化
光魔法LV1【NEW!】・無詠唱【NEW!】

僕はステータスを確認してみた。すると
(おっ!!光魔法を取得してるぞ。やった魔法が使えるようになった。)
僕は異世界にきて魔法が使えるようになって素直に喜んだ。

(それに無詠唱も覚えたな。やっぱり魔法はイメージが大事なんだ。なんだかんだで転生者は前世の記憶があるからイメージもしやすいし、相性がいいよな。MPと魔力も上がってる気がするし、今後は魔力操作とともに魔法も使っていきたいな。)

ステータス画面を見ながらニヤニヤしていると、
「クリフ様、朝食の準備ができております。起きてますか?」

メアリーが起こしに来た。
「メアリー起きてるよ。着替えるからちょっと待ってて」

メアリーに声を掛けて僕はすぐに着替えて食堂に向かった。

今日は兄様と姉様の鑑定の儀についていく日だ。
僕は屋敷からはじめて外に出られるので楽しみでしかなかった。

「父様、母様、兄様、姉様、おはようございます」
「「「「おはよう」」」」

「食事が終わったらみんなで鑑定の儀に出かけるぞ。クリフも大丈夫か」
「はい。父様。ちなみにどこまで行くんですか」
僕は外に出たことがないからどこにいくのか?近いのか?遠いのか?何もわからないので父様に聞いてみた。

「ああ、街の中にある教会だよ。5歳になるとみんな協会に行って神様にお祈りをするんだ。今回で言えばアーサーとミリアを神様に紹介する感じかな。そして神様から祝福してもらうんだ。その時に『加護』や『スキル』を授かるんだよ」

なるほど、この世界の住人は5歳である程度自分の進むべき道がわかるようになるんだな。強力なスキルや加護を授かれば人生勝ち組ってやつだな。

「父様や母様はどんな加護やスキルをもらったの」
鑑定で見る事もできるとは思うが、鑑定を使った事がバレる可能性もあると思っていたので家族に鑑定を使った事がなかった僕は、ここで家族の加護やスキルを聞いてみる事にした。

「私は剣術が使える『剣豪』のスキルに『剣神の加護』を頂いたよ」
「私は魔法が使える『魔術師』のスキルに『魔法神の加護』を頂いたわね」
父様と母様は気軽に教えてくれた。

「父様も母様もすごいんですね。今日は兄様と姉様も良い加護と良いスキルがもらえると良いですね」
僕は父様と母様が単純に良いスキルと加護をもらってるなと思い、兄様や姉様も同じようなスキルや加護をもらうんだろうなぁ~と思った。

「クリフ!プレッシャーをかけるなよ。たしかに父様と母様は良い加護とスキルをもらってるけどこればっかりは行ってみないとわからないからな。」
「そうよクリフちゃん。私も良い加護とスキルはもらいたいけど、何ももらえなかったらどうしよ~って緊張しっぱなしなんだよ。」

僕はどうやらよけいな事を言ってしまったようだ。

「アーサーもミリアもそんなに緊張しなくて良いよ。加護やスキルを授からなくてもお前たちは私の大事な息子と娘だよ。だから気軽に鑑定の儀に臨めば良い」
「そうよ。加護やスキルがなくたって、あなたたちは私の大事な子供なんだからね」

(父様と母様が偉大すぎて何も言えない・・・)
加護やスキルが得られなかったら追放されたり、白い目見られたり、いやがらせされたりするのはけっこう異世界テンプレだ。

僕はかなり良い家に転生できたようだ。
改めて良い所に転生させてくれて創造神様に感謝した。

「よし。じゃあみんなで教会に行こうか。」
食事が終わりみんなで教会に向かった。

教会につくと神父のような人が声を掛けてきた。
「アレク様にサラ様!今日はどのような用事で来られたんでしょうか」

「ああモルト司祭。今日はアーサーとミリアが5歳になったから鑑定の儀をお願いしにきたんだよ。」

「そうですか。アーサー様もミリア様も5歳になられたんですね。それでは中にお入り下さい。」

司祭に案内されて、僕達は教会の中に入っていった。
(父様と母様の名前ってはじめてきいたな。父がアレク・ボールドで母がサラ・ボールドかな??)

僕は司祭の案内に従って教会の中に入っていった。
すると、
教会の中には神様の像が並んでおり、その真ん中には見たことがあるような像がいた。

(あれは創造神様かな。他にも神様はたくさんいるみたいだ。)
僕は神様の像を見回して教会の中を歩いていく。

「皆様はここでお待ちください。アーサー様とミリア様は置くの儀式の間へお進みください。」
司祭が兄様と姉様を読んだ。どうやら儀式の間には本人しか入れないみたいだ。

「アーサー、ミリア行って来い」
「「はい。父様)」」

二人は司祭に連れられて儀式の間に入っていった。
待つこと10分・・・

二人はどこから見ても良い加護と良いスキルをもらったというのがわかるぐらいニヤニヤ・きらきら・テンション高めの表情で戻ってきた。

(これはかなり良い加護とスキルをもらったな。すぐに確認しなければ)
僕は兄様と姉様を鑑定してみる事にした。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

次話へ・・・・第8話 鑑定の儀を終えた兄弟のステータスは・・・

目次へ・・・・異世界転生にチートは必須だよね

前話へ・・・・第6話 初めて魔法を使ってみました。感動です。

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