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異世界転生にチートは必須だよね 118話

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異世界小説
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異世界転生にチートは必須だよね

気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?

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『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

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第118話 スライム流レベル上げといえば・・・

クリフはグランの話を聞いて、勇者に対する警戒度を上げた。

(勇者の存在はやはり無視できない。今の僕が勇者より強いかもしれないけど、弱いかもしれない。強いなら更に差を広げる為に努力しないといけないし、弱いなら努力して勇者より強くならなくちゃならない。)

クリフはグランに自身の鍛錬をお願いした。
「グラン!前に言ってた僕の修行をお願いできないかな?グランの話を聞いてもっともっと僕も強くならなくちゃいけない!って思ったんだ。勇者に。帝国に。魔王に。僕はこの世界を楽しむ為に誰にも負けたくないんだよ。」

「マスター!?やる気じゃな!わかったのじゃ。我が修行をしてやろう。そうじゃな・・・ここでやると周りに被害が出過ぎるのじゃが・・・」
「そうなの?」

「ああ。マスターの力はこの世界ではすでにトップクラスじゃ。そんな存在と我が修行・・・例えば、戦闘をしてみよ。この辺りは草1本生えない荒野になるぞ。」
「まじっすか・・・」

「だがどうするか・・・別の異世界でダンジョン攻略してもらっても良いが、マスターを別の世界に連れていくと色々世界への影響が心配じゃ。なら・・・我の作った世界で我の眷属と戦闘してもらうのが一番か。」
「どう?」

「うむ。決まったぞ。マスターには我が作りだした異世界空間で我の眷属と戦ってもらう。そこでレベルアップしてもらう事にしよう。」
「グランの作った異世界空間?グランの眷属?」

「うむ。そうじゃ。まあ簡単に言えばスライムを倒してレベルを上げてくれ!って事じゃ。」
「それって!?」

(まじか!?スライムでレベル上げってもしかして・・・。テンプレならお約束の銀色のスライム?メッチャ固くて攻撃しても1しかダメージが与える事ができない、HPが少なくて急所を付けば一撃で倒せる、メッチャ素早くて出会った瞬間7割以上は逃げ出す、倒せば大量の経験値をくれて一瞬でレベルが上がる・・・あのスライムの事か!!!!)

「グラン!やろう!すぐやろう!いますぐやろう!スライムはどこにいるんだ?」
クリフはグランに近づき食い気味に要求した。

「マスターよ。ちょっと待つのじゃ。異世界空間を作るから少し待つのじゃ。せっかちじゃの~。」

(だってあのスライムに早く会いたいじゃん。)

グランはなにやらブツブツ唱えながら集中し出した。邪魔するのも悪いのでクリフはその様子をずっと眺めていた。

しばらくすると
「できたぞ。それでは行こうか。はじめは我もついて行くとしよう。」
「えっ!?なんで?異空間に行ってスライムを倒せばいいんでしょ?」
「簡単には言うが、我の眷属ぞ?下手するとマスターが死んでしまうかもしれん。」
「えっ・・・・・」

(そんな強いの?だってすばやさと魔法無効を持ってるだけのスライムじゃないの?)

「まあ我が傍に居れば死ぬことはないと思うがのぉ。」

グランに連れられてクリフはグランの作った異世界空間に入っていった。
そこは本当になにもない真っ白い空間で、クリフがこの世界に転生する前に神様と会った空間に似ていた。

「ここがグランの作った異世界空間?」
「うむ。といっても何もないがのぉ~。」

「じゃあ早速修行をお願いしようかな。」
「わかったのじゃ。じゃあまずは5匹ぐらいからいくかのぉー」

グランはそう言うと、スライムを5匹呼び出した。
出て来たスライムはクリフの予想通り、銀色の色をしたスライムだった。

思ってたスライムだった事に感動したクリフだが、
一応、本当に念のため、グランに尋ねた。

「銀色の色したスライムって初めてみるね。強いの?」
「もちろんじゃ。まあシルバーは序列で2番目じゃからまだ上位のスライムはおるんじゃがな。マスターの修行じゃからまずはシルバースライムからじゃな。なんなく倒せるようになれば次はゴールドスライムを呼ぶ予定じゃ。」

(ん?シルバー?ゴールド?銀色のスライムは大量経験値で金色のスライムは大量のお金を落とすんじゃ・・・)

グランの言葉にシルバースライム5匹は姿をいきなり人型に変えた。それぞれが顔がのっぺらぼうの銀一色の人型に・・・

「えっ?グラン人型に変わったよ?」
「そりゃスライムサイズなら戦闘にならんじゃろ?人型の方がマスターの戦闘訓練になる。」

(えっ?思ってたスライムと違うんだけど・・・)

気付いた時には遅かった。油断しているとシルバースライムはそれぞれが手に剣、斧、槍、弓、杖を持っており、剣と斧と槍を持っているスライム達はクリフに攻撃を仕掛け、弓と杖を持っているスライムは遠くから攻撃を仕掛けてきた。

「やばっ!?」
クリフは急いでデュランダルを取り出して応戦した。剣をはじいて攻撃するも
ガキンという音とともに攻撃が弾かれた。

「効かない!?」
「マスターよ。そのスライムはちょっとやそっとの攻撃じゃビクともしないぞ。剣の使い方ひとつとっても考えて行動するのじゃ。でないとマスターといえどすぐにやられてしまうぞ。」

(いやいやデュランダルのきかないヤツにどうやって攻撃しろと・・・しかもどうせ魔法も効かないんだろうし・・・)

テンプレを予想していたクリフの期待をおおいに裏切ったスライム達は、クリフの攻撃をなんなく防ぎクリフをボコボコにするのだった・・・

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