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異世界転生にチートは必須だよね 117話

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異世界小説
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異世界転生にチートは必須だよね

気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?

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『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

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第117話 グランに勇者の事を聞いてみた!!

3大国交流戦に向けて、自分自身のレベルアップが必要だと感じクリフは家でグランに相談する事にした。

「グラン。ちょっといいかな?」
「マスターよ。どうしたのじゃ?」
「ちょっとグランに聞きたい事があってね。」

クリフはステータスが限界になってこれ以上上がらなくなった事。
それでもグランには叶わないので、限界を更に超えるスキルなんかがあるかもしれないと思ってる事。
今年の3大国交流戦では勇者と戦う事になると思ってる事。
勇者の能力が未知数で不安がある事。

「なるほど。そういう事か。わかった。まずはステータスの話じゃな。マスターは我のステータスを知っているか?」
「いやわからないよ。鑑定した事はあるけど測定不能って出るんだ。」
「まあそうじゃろうな。我の場合は数値として現れなくなっているからな。」
「数値として現れない???」
「まあ見た方が早いじゃろ。見れるようにしたからステータスを見てみると良いぞ。」

クリフはグランに言われてグランを鑑定した。

【名 前】 グラン
【年 齢】 3325歳
【種 族】 スライム族
【身 分】 グラトニースライム
【性 別】 女
【属 性】 火・闇・時空
【加 護】 -
【称 号】 災厄

【レベル】 上限マックス
【H  P】 無敵です
【M  P】 開示する意味がありません
【体 力】 スタミナは減る事がありません
【筋 力】 どんなモノでも持ちあげれます
【敏 捷】 本気を出せば光より早いです
【知 力】 知らない事ってあるの?
【魔 力】 世界を滅ぼさないでください

「何これ?」
(これぞテンプレ!?って感じだな。さすがグラン。なんて言えばいいのか・・・)

「見たか?我も始めはマスターの言うように数値が出ていたのじゃが、いくつぐらいだったかな。レベルが10,000ぐらいじゃったか、気が付けばこんな感じになっておったのじゃ。」
「レベル1万!?」
「ちなみにマスターのレベルはいくつなのじゃ?」
「・・・・・250。」

「・・・・・・・」
「・・・・・・・」

「まあ我はこれでも3000年程生きているからのぉ。それにマスターが言っていた勇者とはともに戦ったり、時には敵として戦ったりもしておるから、様々な経験もしておる。」
「グランは勇者と一緒に戦った事があるの?」
「もちろんじゃ。どこの世界でもだいたい勇者はおるからのぉ。まあ全ての勇者が良いヤツとは限らぬxが・・・」
「どういう事?」

「我は今までに5人の勇者と会った事がある。どれも違う世界だったがのぉ」
「5人も?」
「ああ。共通しているのはどの勇者も強い力を持っていたということじゃ。我も今ほど強かった訳ではなかった。」
「やっぱり勇者って強いんだな。」

「そりゃあ特別な力を持っているし、世界に1人しかいないからな。我の場合は2人の勇者とは共に魔王と戦った。そして3人の勇者とは敵対した。」
「敵対!?勇者と戦ったって事?」
「そうじゃ。勇者は魔王を倒す為に存在するわけじゃが、全ての勇者が魔王を倒す訳でない。なぜなら勇者とて人じゃからな。我が勇者とともに魔王を倒した時は長い事一緒に旅をしていた。その時に勇者と話す事がおおかったのじゃが、勇者はいつも悩んでいたぞ。どうすれば良いのかわからないって。」

「どういう事?」
「魔王に攻められた街があって、助けた時の事じゃ。我らは街に攻め込んできた魔王の手下を撃退した。それによって街は救われたんじゃが、多くの犠牲はあった。犠牲になった者の家族や親しい者は、勇者を責めるのじゃ。なんでもっと早くきてくれなかったんだ?とな。」
「それは・・・」

「それにその勇者は魔王を倒した後は、国に殺されてしまったんじゃ。強すぎる力は周りから邪見にされるからのぉ。我が行った時にはすでに死んでおったわ。結局、国に都合よく使われて、用が済んだら捨てられるってことじゃ。」
(なるほどねぇ。たしかに異世界小説でも勇者は召喚された瞬間に奴隷にされて死ぬまでこき使われる。っていうのはよくあるけど、どの世界でも勇者って扱いがひどいんだな。ゲームみたいに華やかな職業じゃないのか・・・」

「そっか・・・」
「反抗しないように奴隷にする所なんかもかなりあると聞いた事がある。」

「そっか・・・。敵対したっていうのは?」
「結局、都合よく使われる事に気付いたら特別な力を持つのじゃ。欲望のままに行動する者は少なくない。悪魔に魅入られたり、自由に冒険者として勝手気ままに行動したりする勇者も大勢おるのじゃ。それで我を捕らえて奴隷にしようと挑んできたのが3人いたのじゃ。それまでは負け知らずだったんじゃろうが我が引導を渡してやったがな。」
「グランは色々経験してるんだね。」

「だからマスターが勇者の事を警戒しているのはよくわかる。マスターから聞く話であれば、魔族の誘惑に負けている可能性もあろう。勇者の力だけでもやっかいなのに、そこに魔族の力が加わればかなり厄介な感じがするのぉ」
「闇落ちしてるって事??」

「可能性としては多いにあるのぉ。正直真面目に魔王討伐してる勇者の方が少数じゃ。勇者にとって、魔王を倒しても何も良い事なんぞないからのぉ。その上、期待されて行動も制限される。だいたいの勇者が早い段階でわがままになったり、横暴になったりするものじゃ。」
「たしかにあの勇者はそんな感じだけど・・・」

「まあそれは交流戦?ってのに行けばある程度はわかるじゃろ。じゃがそれまでにマスターには今の限界を超えてもらうぞ。」
「できるの?」
「もちろんじゃ。我もこの世界の事もマスターの事も気に入っておる。我が修行を付けようぞ。」
「グラン!助かるよ。よろしくね」
「わかったのじゃ。」

クリフはグランから勇者の話を聞いて、気を引き締めるのだった。そして自身のレベルアップの為にグランと修行の日々をおくるのであった。

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