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異世界転生にチートは必須だよね 111話

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異世界小説
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異世界転生にチートは必須だよね

気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?

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『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

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第111話 クリフ今年の目標を語る

入学式も終盤になり、生徒会長の挨拶になった。
名前を呼ばたクリフは壇上に上がる為に席を立ち向かって行った。

「クリフ様。がんばってくださいね。」
セリーヌが小声でクリフを応援する。クリフはセリーヌの応援に軽く頷き、壇上へと向かって行った。

壇上に立って周りを見渡す。
(去年も挨拶したけど、これだけの人に注目されるとやっぱり緊張するよな。)

クリフはこの国で英雄と言われているので注目度も非常に高い。新入生の中ではクリフを目標にしている生徒も多くいるだろう。参加してる偉い人の中にもクリフと縁を繋ぎたい人も多いだろう。それもあって、クリフが壇上に立つと、皆が一斉に視線を向けて静まり返った。

(やるしかない。開き直れクリフ!!)
自分で自分を鼓舞し、クリフは生徒会長の挨拶を行った。

「皆さん初めまして。知ってる人も多いとは思いますが、生徒会長のクリフ・ボールドです。本日入学した新入生の皆さんおめでとうございます。今年から4年間高等学校で色々学ぶかと思いますが、その中で皆さんに私から一つとても大事な事を伝えたいと思います。それは『努力を止めるな』という事です。この学校に入ったら自分よりも才能がある人。自分ができない事ができる人。が多くいます。ですが、そこで挫折せずに努力をできる人が将来は成功者になると思っています。自分が周りの人よりも優秀だと思っても努力を止めないでください。そこで努力を止めてしまう人は2流です。どんな時でもけっして投げ出さずに努力を続けてください。それがこの学校を楽しくすごす秘訣です。これから同じ学生として一緒に頑張っていきましょう。以上を生徒会長の挨拶とさせていただきます。」

クリフが生徒会長の挨拶をすると、盛大な拍手が鳴り響いた。
(よかった~。とりあえずなんとか挨拶できたよ。ちょっと緊張したから、思ってた事を何点か言えなかったけど、まあ及第点だろ。)

そのまま壇上を降りようとすると、学園長がマイクに向かって話し出した。

「すばらしいスピーチでしたね。努力を止めるな!良い言葉です。そんなクリフ君は努力を止めない為に今年の目標なんかはありますか?是非聞かせてください。」

「えっ??」

予想していなかった事にクリフは驚いた。
(いやいや。こんな事聞いてないんだけど??学園長どういう事だよ?)

学園長の方を見ると、ニヤニヤ顔と目が合った。
(はじめから狙ってたな!!最近魔法を教えてって言われても無視してたからな。でもこんな場で仕返ししなくてもいいと思うんだけど・・・。まあ今年の目標は決まってたからこの場をまずは切り抜けるか。学園長への対応はその後考えよう。覚えてろよ!!学園長!!)

フーっと息を吐き、おちついたクリフは、壇上で話始めた。

「学園長から質問がありましたので、答えさせて頂きます。今年の私の目標ですが、『3大国交流戦』において優勝する事です。今年は5年に1度の王国、帝国、聖国の3大国での交流戦が帝国で行われます。王国の優勝はほとんどないと学園長から聞いていますので、今年は王国が優勝したいと思っています。」

(これよくよく考えれば、3大国交流戦の事を僕が挨拶で言わなかったから学園長がわざわざ出てきて言う場を整えてくれたんじゃ・・・。そういえばセリーヌにも今年は交流戦があるから挨拶で目標を言ってくださいね。って言われてたっけ。)

「さすが生徒会長!すばらしい目標ですね。近年わが校は交流戦での成績が良くありません。ですが、今年は生徒会長が優勝に導いてくれる事でしょう。1年生は残念ながら交流戦に参加する事はできませんが、3大国で優勝した!という実績は皆さんの学園生活においておおきなプラスになると思います。生徒一丸となってこの王国工突学校を盛り上げていきましょう。」

(さすが、学園長。最後に全部持って行ったな。まあ僕が挨拶をしっかりできなかったのが原因だな。反省しよう。)

クリフは壇上を降りて、元の席に戻って行った。席に戻るとセリーヌに温かく迎えられたが、
「学園長に全て持って行かれましたね。」
「ああ。でも仕方ないよ。さすが学園長だね。僕もまだまだだ。」
「でもクリフ様のスピーチカッコよかったですよ。」
「ありがとう」

入学式が終わり、新入生は帰って行った。
新入生以外は今日から学校が始まってる。なので、クリフとセリーヌは教室に足を運んでいた。
「今日から最上級生ですね。」
「そうだね。って言ってもメンバーは変わらないから新鮮味はあまりないけどね。」
「そうですね。でも同じメンバーでずっとやってきたので変わってしまうとそれはそれでさみしいですよね。」
「たしかにね。」

2人がSクラスに入ると、クラスの中は1年生の時から変わらないメンバー達がいた。
「おっクリフにセリーヌ!おはよう!入学式はどうだった?」
気さくに話しかけてくるのはイケメン主人公のマッシュだった。

「おはようマッシュ。そうだね。挨拶ちょっと失敗しちゃって学園長においしい所を全部持って行かれちゃったよ。」
「クリフでも失敗する事があるんだな!!」
「僕だって人間だからね。」
「たしかにそうだ!!」

マッシュとクリフのやり取りにクラスが笑いに包まれた。
(やっぱりこのクラスは居心地がいいな。今年もこのクラスでもっともっと成長していくぞ。)

Sクラスの雰囲気に今年もやる気を出したクリフだった。

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