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異世界転生にチートは必須だよね 110話

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異世界小説
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異世界転生にチートは必須だよね

気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?

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『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

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第110話 入学式で注目を浴びる英雄クリフ!?

今日は高等学校の入学式だ。参加者は高等学校に今年入学する学生と、学生の保護者、学校の先生達、上級生の内の何名かだ。

クリフは生徒会長なので、もちろん出席している。セリーヌも一緒だ。セリーヌは副会長として参加している。

「セリーヌ。ちょっと緊張するな~。」
「大丈夫ですよ。クリフ様。いつも通りすれば問題ありませんよ。」
「でもさぁ~。去年みたいに問題児がいたらどうするんだよ?」
「その時は去年みたいにクリフ様が対処すれば良いだけですよ。」
「そりゃまあそうだけど・・・」

ちなみにクリフは今年生徒会長2期目だった。毎年最上級生が生徒会長を務めるのだが、入学1年目で学校一の実力を見せつけてしまったクリフは2年目で生徒会副会長を、3年目は生徒会長を務めていた。

セリーヌも去年からの2期目の副会長だった。

今年の生徒会長の挨拶でクリフが緊張していたのは昨年の入学式に原因があった。
去年の入学式に生徒会長としてクリフが挨拶をしたところ、1人の学生が飛び出してきてクリフに絡んできたのだ。

いきなり魔法をクリフに向かって放ってきて会場は大騒ぎになった。
一瞬の出来事だったが、周りに被害が出ない様にクリフが防御魔法を展開したので、学生や保護者には被害はなかったが、会場には大きな被害が出た。

クリフが問題を起こした学生を気絶させてその場は無事に終わったのだが、問題を起こした学生というのが、本来その年に生徒会長をする予定だった最上級生の弟だったのだ。

その生徒にこんな事をした理由を聞いた所、返ってきた答えは

実力もあって、モテモテで、実績もすごい。リア充爆発しろ!!!!

だった。

それをきいたクリフは、それは仕方ないな。と思ったのだった。

「まあクリフ様に嫉妬する学生は多くいますので、仕方ないかもしれません。」
「だよなぁ~。自分でもできすぎだよ。って思うもんね。」
「その通りです。もう少し自重してください。この前も後輩の女生徒に褒められて鼻の下伸ばしてましたよ。」

「えっ!?」
「もう!気づいてるんでしょ!気を付けてください。」
「はい・・・・」

クリフは顔よし。実力よし。権力よし。とかなりのハイスペックなんで、クリフに近づこうとする女性はとても多かった。セリーヌと婚約している事は知っているが、この世界は一夫多妻はざらである。なので、婚約者がいても第二婦人、第三婦人、妾を狙う女性は多かった。

そして、女性と仲良く話すと、それが後でどんな影響が現れるかわからないので、クリフは女性に話しかけられてもそっけない返事であまりコミュニケーションが取れないでいた。

入学した当初はハーレムを目指していたので、女性との付き合い、交流は望む所!といった感じだったが、2年生になった頃、女生徒と仲良く話していると知らない間にその女性と結婚する事になっていた。

(あの時はあせったな~。王様に頼み込んでどうにかしてもらったけど、僕の言葉で言質取られたり、2人っきりで長時間いたりするとまずいっていうのもあれで学んだんだよな~。だけど、あれからハーレムは築きたいけどあまり無理はできなくなって、なんかちょっと浮いてる感じなんだよな~。)

「クリフ様が多くの女性を囲うのは止められないので、私はそれに関しては何も言いません。私が第一婦人になるのは譲りませんし。ですが、限度があります。築いたら婚約者が10人もいた。とかはやめてくださいね。」
「ははは。さすがに10人は・・・」

そんな話をしながら、入学式は始まった。
今年は去年のようにならないように警備の人数を増やしていた。
だが、入学式が始まってからも学生達のヒソヒソ話がクリフには聞こえてきて、クリフはうれしいやら今年も色々ありそうだな。と思うのだった。

「あれが生徒会長のクリフ先輩ね。カッコいいわ~。」
「ホント、ホント。どうにかお近づけになれないかしら?」
「私もお父様からクリフ先輩と縁を結びなさいって言われてるわ。」
「となりにいるのがセリーヌ王女様よね。クリフ先輩の婚約者なんでしょ?」
「セリーヌ様もすごく綺麗ね。」
「まさに美男美女って感じだわ。」
「クリフ先輩は去年も生徒会長をしていてドラゴンも倒したらしいわよ。」
「まじか!?ドラゴンスレイヤーってやつか?」
「顔よし、実力よしって物語の主人公かよ!?」
「「「「リア充、爆発しろ!!」」」」
「「「「結婚して!!!」」」」

男性からは嫉妬や妬みの視線が、
助成からは好意や黄色い視線が降り注いでいた。

(この後の生徒会長挨拶、ホントやりづらいな~。でも今年一年で高等学校も終わりか・・・将来の事も考えていかないとな。セリーヌは言ってたけど僕だってハーレムの夢は消えていない。まあ婚約者一歩手前の人は何人かいるからその辺りの事と、今年は5年に一度の大陸交流があるから帝国の勇者とかも気になるんだよな~。)

今年は5年に一度、王国、帝国、聖国の3大国が集まって交流戦を行う事が決まっている。簡単に言えば、それぞれの学校から代表者による戦闘や研究発表などの競技が行われるのだ。

それぞれの国と交流するという目的だが、基本的には他国には負けないぞ!という各国の思惑が見える。

今年の開催場所は帝国なので、勇者パインとは必ず会うだろうとクリフは思っていた。

そんな事を考えていると、クリフの生徒会長の番がまわってきた。いつもは入学式の中盤にある生徒会長挨拶だが、サリマン王国の英雄で王女の婚約者という事で今年は入学式の締めにクリフの挨拶があった。

名前を呼ばれたクリフは前に出て、王国の権力者、学生及び、保護者に向けて挨拶を始めた。

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