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異世界転生にチートは必須だよね 103話

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異世界小説
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第103話 王都西側防衛戦・・・クリフは・・・

 

気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。

第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ

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『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

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第103話 王都西側防衛戦・・・クリフは・・・

クリフ達が王都の南側で1万を超える魔物の群れと魔族と戦っている間、王都の西側でも魔物の群れは王都に向かって進んでいた。

王都側の戦力は冒険者300名だSランクパーティが1組、Aランクパーティが5組いてその下にBランクとCランクの冒険者達がいる。

王都の西側では冒険者による土の城壁が建っていた。厚さは2メートル程でそれが200メートル程の長さになっている。城壁の上には弓を持った冒険者と魔法使いが控えている。だいたい80名程だ。城壁の前には近接戦闘が得意な冒険者が待機している。SランクパーティとAランクパーティをリーダーとして6つのグループに分かれていた。

全体を指揮するのは王都のギルドマスターヨハンとSランクパーティ『真実の翼』のリーダーでSランクのダッシュだ。
「よし準備は整ったな。魔物が見えたら魔法で一斉攻撃だ。なんせ1万以上の魔物だ。魔物の数をとにかく減らすんだ。」
ヨハンは城壁の上から待機してる冒険者に指示を出す。

「ギルマス!魔物が見えてきたぞ。やべぇなありゃ。見渡す限り魔物だぞ・・・」
「よし。魔法部隊!行け!!!」

ギルマスの号令で魔法使い50名が一斉に魔法を魔物に使う。冒険者事のレベルの差と属性も違うので魔物に当たるのに多少の誤差はあったが、全ての魔法が魔物にあたる。「ドゴーン」という大きな音と煙で魔物の姿が見えなくなる。

「やったか!?」
フラグ・・・とも言える言葉を冒険者の1人が口にする。案の定煙が晴れる間もなく、煙を越えて魔物が押し寄せてくる。魔法により魔物が数を減らしているのはまちがいないが、元が大量の魔物の為、減った数を確認する事はできなかった。

どんどん迫ってくる魔物に対してギルマスが再度魔法を使うように冒険者に指示を出す。再度「ドゴーン」という音とともに魔物が吹き飛んでいくのが見える。

魔法が当たっていない魔物はどんどん城壁へと向かってくる。冒険者も120名程が魔物の群れに向かって突撃していった。突撃しているのはAランクとBランクの冒険者だ。Cランクの冒険者は城壁にて魔物を迎え打つため城壁の前にて待機していた。


魔物と冒険者が激突した。AランクとBランクの冒険者が次々と魔物を倒して行くが、魔物の数は全然減ったように見えなかった。

魔物の死骸が増えて魔物の動きが遅くなったが、後ろから後ろからどんどん新しい魔物が迫ってくる。魔物を倒しても倒してもどんどんせまってくるので冒険者達も苦戦していた。

魔物を確認してからどれくらいの時間が経っただろうか・・・王都の西側に作った城壁の前には冒険者、魔物、死んだ魔物でごっちゃごちゃになっていた。冒険者達のおかげでいまだに城壁は破られていない。だが、冒険者達のスタミナはどんどん減っている。それに比べて魔物の群れは次から次へと現れる・・・城壁が破られるのは時間の問題だった。

「城壁が破られるのも時間の問題だ。どうする?ギルマス?一度王都まで避難するか?あそこまで避難すれば兵士達もいるぞ?」
「そうだな・・・負傷者は王都まで避難しろ!王都の中に回復魔法を使える者を待機させておる。城壁を捨てて王都に一旦避難するぞ。」

ヨハンが新たに作った城壁を捨てて、王都に避難しようと決めた丁度その時、クリフが城壁の上にクリフが現れた。テンプレとも言うべきナイスなタイミングで。

クリフはグランとスイムと別れた後に西側の応援の為に空を飛んで王都の西側に向かっていた。飛んですぐに魔物の群れを見つけていた。

「やっぱり西側も魔物が王都に向かってるな。西側の方も元を絶たないと魔物が減って行かないぞ。」
クリフは魔物の発生場所に向かおうとする。が次の瞬間王都の前に見える城壁に魔物が多数迫ってるのを見て、発生元へ向かうのをやめて、城壁の上に転移した。

(先にこっちを対処しないと王都がもたないな。出し惜しみしてる場合じゃないぞ。発生元をなんとかしたいが、まずは王都の前の魔物を倒す方がいいな。その為にグランと訓練したんだし。)

クリフは城壁の上に転移すると、知っている顔が目の前にあったので安心する。
「ギルマス!!よかった。南側はなんとかしてきました。今は僕の従魔が魔物の群れを処理してくれてます。」

「クリフ!!!無事だったか。よかった。なんとかしてきたとは?」
「今は詳しく説明している暇はありません。とりあえず南から魔物が王都を襲う事はありません。今はこっちをどうにかしましょう。」

クリフは味方の冒険者に当たらないように魔物の群れに魔法を連発で放った。冒険者が近くにいない所には大規模な魔法を、冒険者の近くにはピンポイントで魔物に当たるように。クリフが放った魔法の数は1000を超えるだろう。それを同時に操って近くの魔物を掃討した。

「これでしばらくは大丈夫だと思います。この魔物達は魔族から命令を受けて王都に向かってるみたいです。僕は発生元に向かって原因の対処をしてきます。南側と一緒なら発生場所に魔族が居るはずです。」

クリフはそれだけ言うとそのまま発生元に飛んでいった。
クリフが飛び立ったのを眺めていると・・・

「おいギルマス。あの子はなんだ?」
Sランク冒険者のダッシュがギルドマスターのヨハンに駆け寄る。
「ああ。あれが言ってた陛下の秘蔵っ子さ。」
「あいつがそうなのか・・・規格外っぷりが半端ねぇな。」
「ああ。色々聞きたい事はあったが、今はそれどころじゃななかったな。クリフのおかげで劣勢だったが、なんとかなりそうだ。」
「全くだ。よしみんな魔物の群れは残り少ない。あと少しだ!気合入れろ!!」

ギルマスとダッシュは規格外のクリフを見送った後、冒険者達をまとめていくのだった。

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『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

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