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第91話 魔族との遭遇!?

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『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

ワイバーンを倒したクリフ達は、クリフの探査に急に現れた魔物の存在を確かめる為に森の奧へと向かって行った。

「もうすぐつくから油断しないでね。」
「「はい」」
(それにしても急に魔物が現れるってどうゆう事だ?やっぱりどこかから魔物が転移してきた?ぐらいしか考えられないよな??それだったから森にスケルトンとか普段はいないような魔物がいたのも理解できるし)

現れる魔物を倒しながらポイントへと向かうと大きな魔法陣が地面に書かれていた。
「ストップ。多分あれだよ。」
「あれは・・・魔法陣ですか?」
「ああ。多分だけど転移魔法陣じゃないかな??あれで魔物がここに転移してきたんだと思う。」
「転移魔法陣で魔物が転移してきた??どういう事?」
「調べてみないとわからないけど、森がおかしかったじゃん。それってきっと別の所からここに転移してきたからだと思う。なんでそんな事をしてるのかはわからないけどヤバそうな感じしかしないよな。」
「たしかに」

クリフはフレイとフィルをその場で待機させて1人で転移魔法陣を調べる事にした。
「ちょっと魔法陣を調べてくるから二人はここで待機しててくれ。すぐに戻ってくるから。」
(ちょっと転移魔法陣を使ってどこから魔物が来てるのか調べて見るか。転移を使えば魔法陣を破壊されたとしてもここに戻ってこれるし。僕の予想・・・っていうかテンプレだったら100%魔国から魔族が裏で手を引いてるってパターンだよな。)

クリフは転移魔法陣に近づいて魔法陣を調べたあと、転移魔法陣に乗った。
転移した先は薄暗い森の中だった。周囲にはたくさんの魔物がいた。
(ここが魔国か??場所がわからないけど魔物が多いな・・・とりあえずここの魔物は倒しておこう。)

クリフは剣を使って周りの魔物を一網打尽にした。
(魔法を使えば楽だけど、ここが魔国だったら魔族にはバレたくないしな。まあ剣でも倒せるからとりあえず周辺だけ倒しておこう。)

見える範囲の魔物を倒したクリフは飛行魔法で空を飛んで辺りを確認した。
(う~ん。ここがどこかはわからないけど、多分魔国なんだろうな・・・。まあどこかの城の地下とかじゃないって事がわかっただけでもよかったか。他の国が仕掛けてきてる可能性もあったもんな。まあとりあえず戻って二人に報告だな。)

クリフは再度転移魔法陣を使って王国の北の森に戻った。すると目の前には血だらけになって倒れているフレイとフィルがいた。

~クリフが転移魔法陣を使って別の場所に移動した頃~
「フィル。師匠、魔法陣に乗って消えちゃったよ。」
「多分どこから魔物が来たのか調べに行ったんだと思う。大丈夫クリフは強い。」
「そうだね。戻ってくるまで待ってよう。」
「それがいい」

フレイとフィルが転移魔法陣が見える所で待機していると転移魔法陣の傍に頭に角が生えて翼がある人型のモノが現れた。
「フィル。あれって何だろ?」
「!!??フレイ静かに。あれは魔族。角と翼があって人型。多分目が赤い。」
「じゃあ魔法陣を使ったのって魔族って事?」
「間違いない。」
「師匠危ないんじゃ・・・」
「私達では魔族には勝てない。ここはおとなしくしているべき」

「そこにいるのは誰だ!!??」魔族がフレイとフィルに気づき声を掛けた。
「バレた!?フィルどうしよ。」
「しょうがない。クリフが戻るまで時間を稼ぐ。」

フレイとフィルが顔を出し魔族の前に現れた。
「あなたは魔族ね。ここで何をしているの?」
「お前達には関係のない事だ。しかもこれを見られたからには生かしておけないな。」
「フレイ。転移魔法陣を壊さないように魔法を使って。あれを壊すとクリフが戻ってこれない。」
「わかったわ。」

フレイとフィルは魔法を使って魔族に攻撃した。だが魔族には傷一つ付かなかった。
「ダメージを全然受けてないわ。」

魔族との戦力差に手も足もでなかったフレイとフィルは魔族の攻撃を受けて地面に倒れた。

ちょうどそのタイミングでクリフが転移魔法陣を使って戻ってきた。

「フレイ。フィル。大丈夫か?」
「師匠~。」「クリフ。」
クリフは即座に回復魔法を掛けてフレイとフィルの傷を治す。
そして目の前にいる魔族に話しかけた。

「お前は魔族か?って事はやっぱりこの魔法陣は魔国につながってるんだな?」
「よくわかったな。」
「何が目的だ。」
「それを俺が話すとでも??」
「じゃあ話したくなるようにしてやるよ。こいデュランダル。」
(魔族は強い。イメージだけど高い再生能力に魔法耐性も強いはずだ。でないとフレイとフィルが一方的にやられるわけないし。)

デュランダルを持ったクリフは魔族に向かっていった。デュランダルの剣は魔族に傷を負わせていった。
(よし。デュランダルは魔族に通用するな。このまま押せば倒せるぞ。)

魔族は分が悪いと思ったのか距離を取った。
「なかなかやるようだな。今日の所はここで引き返す。又機会があったら相手をしてやる。」
魔族はその場で消えていった。転移したのだろう。

「師匠~」「クリフ。」
「二人とも大丈夫だったか。」
「うん。なんとか。」
「よかった。魔族が出てきたって事は転移魔法陣の先は多分魔国だと思う。森につながっていてけっこうな魔物が向こうにいたよ。」
「魔族が攻めてくるって事?」
「まだわからない。一度戻って王様に報告しよう。それとこの魔法陣は破壊しておこう。破壊しておけばこっちに魔物は現れないと思うから。」
(王様に早急に相談が必要だな。魔族も潔く逃げていったのも気になるし・・・)

魔族を追い払ったクリフ達は報告の為、急いで王都へと戻って行った。

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