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第90話 ワイバーンとの戦闘・・・所詮は空飛ぶトカゲ!?

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『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

『異世界転生にチートは必須だよね』の目次

ワイバーンの気配らしきものを感知したクリフはフレイとフィルとともにその気配の元へ向かった。気配が近づいてくるとやはりワイバーンが3体森の抜けた砦?のようや荒れた高地に居た。

「やっぱりワイバーンだね。ギルドの目撃情報は正しかったね。」
「でも普通にワイバーンがいるだけだよ。森がおかしいのと関係があるのかな?」
「今はまだ何とも言えないね。ただ、ここでワイバーンを討伐しておかないと王都にきたら大混乱になるのは間違いないね。」
「ん。ワイバーンを倒す。」

「それよりも2体は緑色してるけど奥にいるのは赤いね。何か違うのかな??」
「色が違うだけじゃないの?」
「私もわからない。」

ワイバーンは3体いたが、思っていたワイバーンは緑色の2体で、1体予想していなかった赤色のワイバーンがいたのでクリフは鑑定した。

【種族】ワイバーン
【レベル】40

【種族】レッドワイバーン
【レベル】50

(これはなかなか強いな。僕ならどちらも討伐できそうだけど、フレイとフィルの能力を見る限りはちょっと厳しいな。二人には遠くからサポートしてもらって僕が近づいて倒すか。)

「二人とも。赤い方はレッドワイバーンっていうみたいだ。ワイバーンより強いよ。ワイバーンがレベル40でレッドワイバーンがレベル50だ。二人にはちょっと荷が重いと思うから援護してくれるかな?僕が3体とも倒すから。」
「師匠!?なんでワイバーンの強さがわかるんですか?もしかして鑑定!?」

(あっ・・・鑑定が使える事は隠してたんだった。まあいっか。その内バレる事だったし。)
「まあそんな所かな。それよりも二人じゃレベル的にも荷が重いからサポートをお願いしたいんだけどいいかな?」
「サポートって何をすればいい?」

「向こうはまだ僕達に気が付いていない。だから先にレッドワイバーンを倒したい。戦っている間ワイバーンが向かってくると面倒だからワイバーンを引き付けてほしい。引き付けるっていっても遠目から魔法を使ってワイバーンの気をそらしてくれればいい。」
「わかった。それぐらいならなんとかなる。」
「私も!!ここなら森が焼ける心配もないから火魔法も使い放題だし。」

「よしじゃあ僕の合図でフレイとフィルはそれぞれワイバーンに最大の魔法を放ってくれ。その間に僕はレッドワイバーンに向かっていく。魔法を放ったあとは距離をとって魔法を打ちながらワイバーンの気をそらしてくれ」
「「わかった。」」

「よしじゃあゴー」
クリフの号令とともにフレイとフィルはワイバーンに魔法を放った。フレイはフレイムボムをフィルはウインドストームをそれぞれ放った。火力が大きくそれぞれワイバーンに直撃した。その間にクリフはレッドワイバーンに向かって行った。

(よしフレイもフィルもうまくやってくれたな。さてレッドワイバーンはどれぐらいの強さかな。)
クリフはデュランダルを出してレッドワイバーンに突撃する。気づいたらいつの間にか目の前にいたクリフにレッドワイバーンは対応が追い付かず空を飛ぶ間もなく翼を切り落とされた。

(よし翼さえ切っとけば大丈夫だろ。ワイバーンで空飛ぶトカゲってよく聞くもんな。)
飛べなくなったレッドワイバーンをクリフに向かってブレスを吐こうとするが、吐く前にクリフはレッドワイバーンの後ろに転移してレッドワイバーンの首を跳ねた。

(デュランダルの剣の性能もさすがだな。竜って皮膚が固いイメージだけどなんなく切れたし。竜って言ってもワイバーンは竜種には入らないんだっけ?その辺りの知識はあいまいだな・・・)

首を斬られたレッドワイバーンはその場に倒れた。
(さて残りのワイバーンはどうなってるかな?)

クリフが2体のワイバーンに目を向けると1体はクリフ目掛けて向かってきた。
(おっ1体はこっちに気づいたか。でも僕の敵じゃないな。)
クリフはワイバーン目掛けてライトニングの魔法を放った。

頭上からの電撃が直撃したワイバーンはそのまま地上に落ちていった。
もう一体を見て見るとフレイの方に向かって行った。
(やばっ。フレイが危ない。)

急いでフレイの元に駆け寄るクリフだが、
「させない。」
フィルが風魔法を使ってワイバーンを攻撃した。ウインドカッターがワイバーンの翼に直撃し片方の翼が切り落とされた。
「フィル!?」
翼が片一方だけになったワイバーンはバランスを崩し、フレイの元に向かわずに高度を落として行った。

「フレイ。今がチャンス。」
「ありがとう。蒼炎蒼炎蒼炎!!」
速度が落ちたワイバーンにフレイが特大の火魔法青いファイヤーボールを3連発で放った。

片方の翼しかないワイバーンに避ける事などできるわけもなく、青いファイヤーボールが直撃したワイバーンはそのまま地面に落下していった。
「やった!!ワイバーンを倒せたよ。」
「うん。さすがフレイ」
「フィルもね」

「二人とも~。ワイバーンを倒すなんてすごいじゃん。」
「ししょ~。フィルが翼を落としてくれたから落ち着いて魔法を使えたからかな。」
「フレイの火魔法もすごかった。」

「とりあえず、ワイバーンは持って帰ってギルドに報告するね。」
クリフはワイバーンとレッドワイバーンをアイテムボックスにしまった。

「師匠ってアイテムボックスのスキルも持ってるの?もうなんて言っていいか・・・すごすぎない??」
「クリフは規格外。」

(ははっ。もうどうにでもなれってっ感じだな。ってあれ?急に魔物の反応が現れたぞ・・・これってもしかして。)
「二人とも、あっちの方向でいきなり魔物の反応が出たんだ。ちょっと不自然だからちょっと見てこようと思うんだけど?」
「一緒に行くわ。」
「当然。」

ワイバーンを倒したクリフ達は魔物が急に現れたポイントに向かうのであった。

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