スポンサーリンク
スポンサーリンク

第89話 ワイバーン討伐に向かう・・・3人!?

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
異世界小説
スポンサーリンク



カクヨムのマイページはこちら

『よくある転生だった!だが俺は勇者じゃなかった』の目次

『異世界転生にチートは必須だよね』の目次
ギルドを出て北の森に向かう為、王都を歩いていると後ろから声を掛けられた。
「ししょ~。何してるんですか~?」
クリフが振り向くとそこにはフレイとフィルが居た。

「フレイ。とフィルじゃん。僕?今さっきギルドの依頼を受けたから北の森に行く所だよ。二人は何してるの?ていうか仲よかったんだね?」
「序列戦の後から仲良くなったんだよ。今日も一緒にお買い物行こうってなって一緒にいるんだよ。ギルドの依頼って北の森に何かあるの?」

「ああなんかワイバーンが出たみたいでその討伐と調査の依頼を受けたんだ。」
「「ワイバーン!?」」
「ししょう。ワイバーンって脅威度Aランクぐらいあるんじゃないんですか?」
「ギルドの人は脅威度Bランクって言ってたよ。それに僕の冒険者ランクもBだからね。」
「えっ・・・師匠ってBランク冒険者なんですか?」
「そうだよ。あれ?行ってなかったっけ?」
「初めて聞きました。」

「フレイ。クリフについていこう。ワイバーンだったら良い魔法の練習になる。」
「フィル~。でもワイバーンだよ?怖くないの?」
「森は私の庭。エルフは森の民とも呼ばれてる。それにクリフもいるから大丈夫・・・だと思う。」

「ししょう。私達もワイバーンの討伐について行っていいですか?」
「えっ来るの??」
(う~ん。フレイとフィルが付いてくる・・・どうしようっかな~。今までスイムと二人で行動ばっかりだったからチームを組んだりしたことないんだよな~。フレイとフィルの実力が高いのはわかってるから問題はないのかもしれないけど・・・)

クリフは考えていた。ハーレムの為に女性二人とパーティを組んでワイバーンを討伐する悪魔の声と、危険があった時に守れるかわからないから今回は遠慮してもらえという天使の声の間でしばらく考えていたが。

「大丈夫。私はエルフ。森なら問題ない。」
フィルの一声でクリフの意思はきまった。

「わかった。いいよ。でも僕はいつもソロでギルドの依頼を受けてたからパーティを組んだ事が無いんだ。その辺に事がよくわからないから迷惑かけるかもしれないけどそれでもいい?」
「ありがとうししょう~。」
「クリフありがとう。」

ソロでワイバーン討伐を受けるつもりだったが、フレイとフィルと偶然出会い、3人で北の森に向かう事になった。
「ししょうっていつもソロでギルドの依頼を受けてるんですか?パーティとか組まないんですか?」
「組みたいんだけどね。今は学生だろ?学校もあるしパーティ組んでも時間が会わないんだよね。それにソロって言っても一人じゃないんだ。ほら」
クリフはポケットからスイムを出してフレイとフィルに見せた。

「スイムって言うんだけど、僕の従魔のスライムなんだ。いつもこいつと一緒に依頼を受けてるんだ。スライムだけど結構強いよ。」
「ピキー。ピキピキ」
スイムは身体から手のようなモノを伸ばし敬礼するように挨拶した。
「敬礼してる!?かわいい~。スイム。よろしくね。」
「ピキッ」
「スイムって賢いんだね。でもスライムでしょ?」
「もう結構長い事一緒にいるんだ。スライムだけど種族はスライムエンペラーだからかな?それに知力も結構高いからね。」

北の森に着いた3人と1匹は周囲を見渡した。
「さてワイバーンがどこにいるかは全然わからないんだ。森でワイバーンを見たって情報しかないからね。フィルって森は得意って言ってたけど何かわかる?」
「得意って言っても森の全てわかるわけじゃないからわからない。ただ、今日は森がすごくざわついている。」
「ざわついてる?」
「そう。何か起こってるのかもしれないし、何かが起きるのかもしれない。」

クリフは探査の魔法を発動させて森の様子を伺うようにした。すると
「今、森全体を探査してみたんだけど、なんかあちこちに魔物がいる気がする。普段の森の状態がわからないけど、こんなに魔物がいるものなのかな??」
「私にもわからない。」
「そうだな。ちょっと調べて見るか」
「わかったよ。私も師匠に協力するね。」
「フレイ。ありがとう。でも森の中だから火魔法を使う時は気を付けてくれよ。」
「大丈夫だよ。師匠に教わって威力の調整もできるようになったからね。」

3人は森に異常が出ているのか調べる為に魔物の元に向かった。
ゴブリンやオーク、ウルフなどは森によくいる魔物なのでおかしくないが、森には普段いないような魔物もいた。

「やっぱりちょっとおかしいね。スケルトンとかバジリスクみたいな、森にいないような魔物もいるよ。」
「たしかに森にスケルトンが出るなんて異常事態。」
「ししょ~。森ってこんなに魔物がいるもんなんですか~?」
「フレイ。いや多分だけど何か問題が起こってるんだと思うよ。ワイバーンが見つかった事と何か関係があるかも。とりあえずワイバーンを探してみようか。」

クリフは引き続き探査をしてワイバーンを探した。探査では魔物の種類まではわからないので、気配察知も並行して行った。すると
「いた。ひときわ強そうな気配がする。多分ワイバーンだ。同じような気配が3つするからもしかしたらワイバーンは3体いるかもしれないな。」
「「3体!?」」
「ああ警戒しながら進もう。」

クリフ達はワイバーンの気配がする方へ進んで行った。

マンガ無料立ち読み

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
異世界小説
スポンサーリンク
スポンサーリンク
すぅをフォローする
スポンサーリンク
すぅさんの結果を生むのは行動力×行動量ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました