第82話 【武】の序列戦開始~1回戦の相手は~
【名 前】 スイム
【年 齢】 5歳
【種 族】 スライム族
【身 分】 スライムエンペラー
【性 別】 女
【属 性】 水・空間
【加 護】 スライム神の加護
【称 号】 クリフの従魔
【レベル】 20
【H P】 5,000
【M P】 5,000
【体 力】 5,000
【筋 力】 5,000
【敏 捷】 5,000
【知 力】 5,000
【魔 力】 5,000
【スキル】 収納(アイテムボックス)・物理無効・分裂・吸収
水魔法・擬態・暴食・変身・ブレス
スイムはスライムエンペラーに進化していた。進化してレベルは1になったが、レベルが20まであがり能力は大幅に伸びていた。だがまだ人型への変身はできない。これから人型になれるのだろうか?そしてスイムと話す事はできるのだろうか・・・
(スイムもかなり強くなったよな。ていうかもう僕とスイムの二人パーティでダンジョンとかの攻略も楽々できそうだな。序列戦が終わったらダインジョン攻略も再開しないとな。あとドラゴン討伐と!ドラゴンスレイヤーはカッコいいもんな。)
クリフは自分とスイムのステータスを確認して、序列戦への準備を終えた。
それから2日後、Sクラスの【武】の序列戦が始まった。
「それではこれからSクラスの序列戦を始めますね。ルールは簡単です。1対1の戦闘でどちらかがまいったと言ったら終わりです。殺してはダメですよ。それでは1回戦の組合わせを発表します。」
フローラがSクラスの【武】の序列戦の組合わせを発表した。
クリフ・ボールド VS タフマン・サッカー
マッシュ・ステイン VS ドラン
フレイ・ファイン VS フィル
ルイン・ミッドガル VS マロン・メビウス
ソロン・マーリン VS マーク・ハーマン
となった。
勝ったら再度抽選して組合わせの流れだ。1回戦に勝てばSクラスの残留が決定する。
(1回戦の相手はタフマンか~。あいつは剣の扱いがかなりうまいからな。負ける事はないとは思うけど油断はできないな。)
「では初めにクリフ君とタフマン君から始めます。」
フローラが1回戦で戦うクリフとタフマンを呼んだ。
「タフマン君よろしくね。」
「ああクリフ君。全力で行かせてもらうよ。」
クリフとタフマンの【武】の序列戦が始まった。お互い木剣を持っている。
「それでははじめ」
始まると同時にタフマンがクリフに攻撃を仕掛ける。タフマンの家系はだいだい王城に使える騎士の家系だ。タフマンも同じように騎士を目指している。ほぼ毎日授業の後は素振りをしており、剣の扱いは非常にうまい。
タフマンの攻撃をクリフはなんなく防いでいく。クリフは全武器に適正があり、レベルも10だ。スキルレベルが高いだけでそれなりに剣術はできるようになる。だが、クリフは武器の中では剣を一番使用しており、剣の扱いには慣れていた。タフマンの攻撃は上級者レベルではあったが、クリフは自身のステータスの高さ、スキルによる補正更に、日々の経験による能力の高さでタフマンの攻撃を全て防いでいた。
(タフマンってけっこう強いんだな。剣術もうまいし対人戦ならけっこう良い線いくんじゃないかな。僕ってチート持ちだから対応できてるけど、魔法職の人だったら近づかれたら多分勝てないよな。それにしても剣の使い方が基本に忠実で勉強になるな。)
クリフは剣術のスキルレベルは高いが、剣術を習った事は子供の頃に家庭教師の先生から教えてもらったぐらいだ。家庭教師の先生も冒険者だったため、流派みたいなしっかりした剣術を習った事はなかった。なので、タフマンのように正当な騎士の剣術を体験できた事に感動していた。
(これを僕が理解してマスターしたら又強くなれるかもな。終わったらタフマンに剣術教えてもらおうかな??)
タフマンの剣術をいなしつつ、クリフは間で反撃をしていった。タフマンもクリフの攻撃を防御するが、クリフが繰り出す攻撃の早く防御が追い付かなかった。
「くっ」
タフマンがクリフの剣を肩に受け、距離を取った。
「さすがに強いね。剣術だけならクリフ君にも勝てるかもって思ったけど、厳しそうだ。もう体力も限界で肩に力が入らないから剣を握ってるのもつらいし降参するよ。まいった。」
タフマンが降参してクリフが勝利した。
「いやタフマン君も強かったよ。剣術がすごい綺麗だった。無駄がないって言うのかな。僕って我流だからタフマン君がよかったら剣術の型とか教えてくれないかな?」
「ああ、僕で良ければいつでも教えるよ。っていっても普段は素振りばかりしてるけどね。素振りもしてると毎日新しい発見があってね。自分の動きを確認しながら素振りをする事で無駄をなくしていってる気がするんだ。ほかにも・・・・」
タフマンは自分の剣術が褒められうれしくなったのか、剣術について延々とクリフに話しかけていた。
(タフマン君って剣術が好きなんだな・・・)
クリフは1回戦を終えたのでSクラスのメンバーが見ている観客席に来ていた。
「クリフ様おめでとうございます。」
セリーヌが一番にお祝いを伝えに来た。
「ありがとうセリーヌ。まだ1回戦だけどね。ただ、これでSクラス残留は決まったから素直にうれしいかな。」
セリーヌと話していると他のSクラスのメンバーもクリフに話しかけてきた。
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