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第3話 転生しても0歳は何もできないよ・・・

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異世界小説
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無事に転生できたのか、僕の目の前には金髪の美男美女がいた。

男性の方はガタイの良い体格に髪は短く切りそろえられている。女性の方はスラっとしていて、出るところは出ていて、金髪のロングヘアーだ。どちらも顔も整っておりイケメンと美女のコンビだ。

どうやら僕は無事転生できたようだ。
この人達が僕の両親だろうか??
両親と思われる人と目が合って精一杯に笑ってみた。すると

「おークリフが笑ったぞ。パパだぞー」
「本当に!?ママよー」

どうやら僕はクリフという名前らしい。
そしてやはりこの二人は僕の両親みたいだ。
返事をしようと
「あぅ~、あぅ~(パパ。ママ)」と声が出ない。
0歳だから当然か。しかも体も動かない。それも当然だ。
なんせ0歳なんだから・・・

生まれてから1カ月ぐらいは経ってるのだろうか?
生まれたてでないのは確かだ。うまれたばっかりに意識が覚醒しないで
助かった。前世の記憶がある事で良い点もあるが経験したくない事もあるのだ。
まだこの世界の事がよくわからないので、両親の言葉に耳を傾けた。

「クリフが生まれてもう1カ月かぁ。毎日元気に育ってくれてよかったよかった」
「本当にそうね。クリフちゃんはお乳もたくさん飲むし、目もパッチリしてるから将来はモテモテでしょうね」

親バカぶりがはんぱないが、両親に可愛がられている事がわかって安心する。
そして両親が美形な点も将来ハーレムを目指す僕としてはプラスポイントだ。
あとは貴族か平民かなどの身分だが、けっこう立派な服を着てるように見えるので貴族ではないだろうか??。爵位はどれだろう・・・

「じゃあクリフちゃん。ご飯にしましょうか」
ママがそういっておっぱいを出してくる。

来た!!異世界転生の定番、0歳のママのおっぱい・・・
前世の記憶があるからママのおっぱいなんて恥ずかしい・・・
だが、ご飯は食べなければならない・・・
乳離れしてから転生したかったが、今の状況でそれを言ってももう遅い。

僕は覚悟を決めておっぱいを飲んだ。いっぱい飲んだ。
お腹いっぱいになった。
そして、その後豪快に大きい方を出して「オギャー」と豪快に泣き、
泣きつかれてそのまま眠りについた。

目が覚めると、ベットの上にて寝返りをうつこともできないので天井を見つめる。
「知らない天井だ」・・・
僕は言いたかったセリフを言った事で動けない事もあるが、少しだけ満足した。
異世界転生1日目を終え、何もできなかったが、異世界に転生したという事を改めて実感した。

「やっぱり0歳じゃ動く事もできないし退屈だな~」
世間一般として当然だが、0歳では動くこともできない。しゃべれない。トイレも一人でできない。と前世の記憶がある人なら良い事などないと感じるかもしれない。

でも僕は異世界に行った時にする行動を知っている。前世で異世界モノの小説を何度も読んでテンプレはばっちりと押さえている。そう、この世界は剣と魔法のゲームのような世界だ。異世界に転生したら子供の場合はステータスをチェックし、魔力を上げる。これがテンプレだ。

まずは「ステータスオープン」

すると僕と天井の間に半透明の板が現れた。
「よし!ステータスは確認できるんだな。さすがテンプレ」

僕は自分のステータスを確認してみた。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

次話へ・・・・第4話 異世界定番のステータス確認

目次へ・・・・異世界転生にチートは必須だよね

前話へ・・・・第2話 初期スキルってどれが正解なんだろう

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